文章を書けない私がnoteを始めた話
自己紹介
はじめまして。TOMORROW X TOGETHERが大好きなカンテヒョンペンの、チョココロネと申します。はっきり言って、私にはまだ文章を書く力がありません。それでもnoteを始めようと決意して、やっぱりやめようかと後戻りしつつも本日、こうやって実際に文章を投稿するまでに至った経緯についてお話させてください。
きっかけになったポスト
この世の中で文章を書く人は、私にとってはまだ別世界の人という認識です。私は綺麗な文章を読むのが大好きですし、自分が推しているものについて手元のスマートフォンでひと度検索をしてみれば、形にならない気持ちを言語化して、まとめて公開してくださる素敵なサイトや人がたくさんいらっしゃるからです。なので私には、noteを書く資格も理由も必要性も無いと思っていました。
そんな中、Xで見かけたこちらのポストが今の私には刺さりました。
weverseという、アーティストとファンの交流サイトに投稿されたファン(MOA)の文章と、それに対するアーティスト(ヒュニンカイさん)の返信です。
https://x.com/hueningmeeting/status/1844416925520240995?t=NTWsQ3FnF5cmDNBsO92f3A&s=19
(引用)「時間が流れて私たちが会えなくなる日が来れば私はどんな気持ちで生きていけばいいのか…いつもただ好きなのではなくて、どんな面が好きで、どんな面が愛おしかったのか(中略)…ノートに整理するのが習慣になった(中略)…それで私は君たちが後で君たちだけの世界で幸せな人生を享受してほしい。」
推しには幸せになってほしいけれど、アイドルとして輝き続けてほしいという矛盾
このMOA(ファンダムの呼び名。以下、MOAと記します)の文章は誰かのファンやオタクをしたことがあれば少なからず感じたことはあるはずの内容ですが、ここまで率直に言語化されたものを読んだのは初めてでした。
推しには幸せでいてほしい。でも推しが推しとして輝くためには、推しが血の滲むような努力をし続けて、日常の些細なことを犠牲にし続けた上で成り立っているわけで、だからこそ私達は推すことができるのです。この矛盾は推し活において必ず生じます。そしてファンは、誰かのオタクは、推しを推すことができなくなる日が来ることをどんな時も常に一番恐れています。推しがどこで何をしているのか知る術を失った時の絶望感と、推しが選んだ人生を歩むことができる安堵感。何をもっても塞ぐことのできない自分の中にできてしまう大きな空洞。それをできるだけ考えないようにして推し続けるのです。
推しを推している時間は幸せです。私達は自分の意志で推しを「推している」という認識でいます。でも正確には「推せている」状況であることを自覚すべきなのかもしれません。
永遠なんてないかもしれないけれど
私は一生MOAでいる自信がありますし、いつかおばあちゃんになってもコンサートに行くつもりです。今の時代ならオンラインで会話することもできそうですし、生きている間は推し続けたいです。でも信じたくないけれど、この世に永遠なものなんてないかもしれない。
ボムギュさんも言っていました。「永遠なんて無い」と。それでもヨンジュンさんに「それならMOAは?」と聞き返されてこう答えていました。「(MOAは)永遠だ」と。さすがのボムギュさんです。彼の感性はとてつもなく繊細で美しい。この言葉は矛盾なんてしていません。事実、私もそう思っています。
「永遠なんてないけれど、MOAは永遠」だと。
『「明日も一緒」を何度も重ねて、永遠を誓おう
(2024福岡公演スローガンより)
悲しいかな、私達大人は永遠なんてないことを知ってしまっています。でも彼らに会ってそんな悲しい気持ちなんてなくなりました。あなたたちを今日も一日大好きだったし、明日も大好き。そんな日々が永遠に繋がっていくと思えます。
K-POPのことを少しも知らない、イケメンになんて興味の無い私の人生に彼らが現れてくれた2024年7月。
一生、文章を書くことはないと思っていた私の、
一生、大人になってから新たなお友達はできないと思っていた私の、
幸せで充実はしているけれど、ふと立ち止まった時に何のために日々働いて生きているのかわからなくなってしまった私の、
人生を変えてくれてありがとう。
あなた達が人生をかけたTOMORROW X TOGETHERという人生を、応援させてほしいのです。
上手く書けなくても、誰も読む人がいなくても。彼らがどんなだったかを記録しながら一日一日を過ごすことが永遠に繋がるから、だから私はnoteを始めました。これでタイトル回収できたかな?
あとがき
「いつかnoteを書けるようになりたい」という私のポストの背中を押してくれた方々、本当にありがとう。書けるようになりそうもなかったので、先に始めてみました。そして10月11日に「2週間後にはnoteを書いていそう」という言葉をプレゼントしてくれたから、このタイミングを逃したらもう一生書くことは無いだろうからとこの日に公開することに決めました。
彼らのどんなところを好きだと思ったのか、拙い文章ではありますがこれから記録していきたいと思います。
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