あなたが最後に「明日が楽しみで眠れない」と思ったのはいつですか?
初めてアンコールコンサートに参加した話
この秋、初めてTOMORROW X TOGETHER(以下トゥバ)のアンコールコンサート、いわゆるアンコンに参加してきました。何もかも初めての体験だったので、記念に率直な感想を記すことにします。
あなたが最後に「明日が楽しみで眠れない」と思ったのはいつですか?
お布団の中に入って、明日に思いを馳せてドキドキしたり、じたばたしたり、妄想したり、嬉しくて毛布をぎゅーと抱きしめるこの感覚。いつの間にか遠くの昔に置いてきたことを忘れていました。思い出させてくれたのは、私の愛してやまないカンテヒョンです。そう、LIVEの前日に嬉しくて眠れなくなって思い出したというわけです。大人になってからこの感覚は完全に忘れていました。
必須アイテム!モア棒の準備
事前にペアリングが必要だと聞いていたものの、直前まで仕事と家庭の段取りでバタバタ(オンマMOAあるある)電池を買ったのも現地でした。京セラドーム横のイオンでは電池売り場に「ペンライトはこちらの単4です」というありがたい表示までしてくださっていて至れり尽くせり。お手洗いや飲食店の前に作られている待機列さえも、ワクワクする気持ちを高めてくれました。
さらに、メンバーシップ(ファンクラブ)特典の受け取りは時間が指定されています。遅れたら大変なので早めに向かってみると、その隣にペアリングブースがあるではないですか。係の方に教えていただき、スムーズに設定して完了。ありがたいです。ペンライトは、自分の推しの色に設定して掲げるのかと思っていましたが、ペアリング時に席の番号を入力することにより、公演中は自動制御という魔法がかけられ、自分も公演の一部になれるのです。
天井で私は星屑になる
席が奥の端でメンバーが米粒くらいにしか見えなかったので、モア棒を振ることに徹しました。コンサートが始まる瞬間は震えました。灯が暗くなって、MOAの期待も最高潮。上の方から見下ろした観客席は本物の流星群のようにきれいでした。この1つ1つがトゥバを愛する、応援する光。みんな来てくれてありがとう…とアイドルのような気持ちになりました笑
でもこの気持ちは半分本気です。お勉強、仕事、家庭。みんなこの日のために頑張って調整してきた仲間です。それが可視化できるのってMOA棒、ペンライトだけではないかしら、と私は思うのです。
ヨンジュンさんが「この光はMOA達だけが僕たちに見せることができる光」とおっしゃってくださいました。私は前回のnoteで書いた記事をうっすら思い出しながら、私の認識と一致してるなあと思って胸がいっばいになっていました。
ペアリングで魔法ごっこ
MOA棒(ペンライト)がペアリングされているので、公演中にメンバーが「えいっ」と魔法をかけると色が変わる、という演出がありました。時間と空間を共にできるライブならではの楽しみ方ですね。
また公演が始まる際に、席の下段から順に光が上に上がっていく演出があり、そこがとても感動したと語ってくれたメンバーが2人もいました。私達ファンもアイドルを感動させることができるのだということを実感して嬉しく思いました。
カンテヒョンと歌える
コンサートの醍醐味は空間を共にできるというところにあると前述しましたが、まさにそれを感じた出来事のうちの1つがこちらです。スクリーンに歌詞が出て一緒に歌うことができたり、アカペラでカンテヒョンが歌う「over the moon〜♪(口から音源)」に「over the moon」と掛け声をかけるところも彼のリクエストで何回もやりました笑 喜んでくれていてこちらも嬉しかったです。
トゥバと撃ち合いごっこ
トゥバが大阪が会場であることを意識してなのかMOAをバンバン撃つ真似をするので、何度も倒れたふりをしてあげました笑 休日のお父さん並に、それは何回もやりました。その度にトゥバが喜んでくれていて可愛かったです。どなたですか、彼らにバーンを教えたのは笑
4人のコンサートとカンテヒョンという方の人間性について
メンバーのうちの1人であるスビンさんが体調不良で出演することが叶いませんでしたが、それを感じさせないように4人が頑張ってくれたステージでした。The Killaという楽曲では彼の分も背負ってパフォーマンスするヨンジュンさんの覚悟と気概が素晴らしくて、観客は吸い込まれるように見入っていました。曲が終わるとそれを讃えるMOAからの拍手で会場全体が包まれました。代役を立てずに重役とプレッシャーを1人で背負ったヨンジュンさんと、その気持ちを理解して賛辞を送るMOA。なんとも感動的な場面となりました。
ちなみにこの後、この様子を見たカンテヒョンは「なぜ?なぜ彼らには拍手をしたのに、自分たちには拍手がない?」と可愛い顔で言うのでカンテヒョンペンはもちろん、他ペンの皆さんの心臓も爆発してました。
「なじぇ?」と連呼してMOAを爆発させた時の眼鏡ビジュアルがこちらです。
https://weverse.io/txt/artist/3-186533774?hl=ja
後からわかりますが、カンテヒョンは全部わかっていて言っているのです笑「日本での拍手は賛辞を意味する」ものであると。本人がヨンジュンさんにそのように説明していたので本当です。
私はカンテヒョンの可愛さより、こういった全部わかっていてやっているところに惹かれます。
カンテヒョンは腰も足も細く、メンバーの中では小柄(177cmで小柄とは)、マンネズの1人でお目目がきゅるきゅるなもので「可愛い」と良く言われています。確かにその造形は可愛いです。でもみなさん可愛さに惑わされて忘れてはいないでしょうか。
カンテヒョンはトゥバに人生かけてる方です。
カンテヒョンは「愛してるは言葉で言わない」と豪語してるのに夜中に「責任取る」とかプロポーズめいたことを言い出す方です。
私は、本当にカンテヒョン以外の愛し方がどうしてもわからないです。カンテヒョンの顔と性格と行動と生き方が良すぎて好きすぎて取り乱しました。
「可愛い」というコーティングは彼の魅力の一部ではありますが、それは彼を形容する言葉ではないと常日頃思っていますし、彼のそんな部分を私はとても愛しています。
スビンさんにあいたい〜
スビンさんが、お休み中にもけかわらずMOA(ファン)への手紙を書いてくれていました。ありがとう。 あなたの不在を実感する場面もありましたが、あなたの不在を埋めようと頑張る、普段と違うメンバーの様子を見ることができました。
空飛ぶアイドル
アイドルが空を飛んだんです。なんとアイドルが気球に乗ってスタンド席まで飛んできてくれるという演出がありました。ファン側は、それはそれは感動しました。が、実はかごの部分が安定していなくて乗っている側はかなり怖かったそうです。それでも空からたくさんのファンへ愛を伝えてくれて、歌を歌ってくれてありがとう。
おわりに
初めてのLIVEに参加した感想をとりとめなく書きましたが、まとめると時間と空間を共にできるというのがLIVEの醍醐味だと思いました。
XのFFさんともたくさんご挨拶できて、ソンムル(小さな贈り物)も交換できて本当に楽しかったです。
MOAの祈り
コンサート後にアンケートの依頼が来たので次のように書きました。思い出して書いているのと、概要のみで具体例に関する記述を省いているので正確ではないのですが、こんなことを書きました。
Q.今後、期待する演出は?
A.私達にたくさんの生きる希望と夢を与えてくれる彼らへは、感謝してもしきれないほどです。
多くのものを犠牲にしてMOA(ファン)のために生きている彼らに「この職業を選んで良かった」と思ってもらえるような演出を私達側からしたいです。
トゥバとMOA、一生忘れられないような素敵な時間と空間をありがとう。
追記:トップの写真は公式よりお借りしました。