『ミッド・サマー』ならびにアリ・アスターについて思うこと
アリ・アスターは本心を見せない。
実際のところ何を考えてるいるのか、さっぱりわからない。
にもかかわらず、監督した作品は強烈にパーソナルなものになっている。
・ホラー映画を作る人は怖い
・美しい音楽を奏でる人は心も美しい
・誰も傷つけない笑いを取る芸人は、人の痛みがわかる優しい人
などなど、創作物と人品を安直に結びつける所作は、かなり野暮でそれ自体が危険だと思う。それでも我々(受け手)は、アート(創作物)とそれを作った人物の性質や、その人が歩んで来た人生を照らし合わすこと