わたしは わたしの言葉は 真夏の太陽みたいに 君を輝かせたりはできないし 真冬の海みたいに 君を泣かせてあげられないし ちっぽけで ありふれている でもね 君の瞼の真っ…
きみに贈るように 言葉を選びたいと思った。 わたしが綴る全てを きみが知るわけではないけれど、 わたしが選ぶ愛の言葉は いつでもきみの匂いがすること、 きっといつか気…
幼い頃の記憶は いつもつま先とアスファルト 本の世界への旅がえり ぼやけた頭が心地いい 大切なものが あまりなかった 今も、ないけれど 私は嘘をつくのが下手らしい な…
空が好きだから、土になりたいと思った。 決してあなたに染まることなく、 ただあなたが 泣いたり笑ったりしているのを 見ていたかった。 そうして咲いた心の花を、 あなた…
人生が映画なら、と君は言うけど 私はやっぱり言葉を選ぶよ。 あの日の強くて優しい風を 花と一緒に揺れていた心のことを 昨日見上げた月の大きさを それを君に教えたかっ…
まだ柔らかな 生まれたての青空 今日は洗濯物を干そう 明日からはまた雨が降る 頬を赤らめた初夏の実は 次の夏まで旅に出る 一人ひとり、丁寧に身支度をして きっと素敵に…
光になりたかった あなたみたいに 悲しみを湛えたこころが 今日の朝日できらきらしては あなたの指先を通って 或いは あなたの喉先を通って わたしを照らすみたいに たん…
一日、一日、 生きていくほどに この世界を 少しずつ嫌いになっていく 居場所だったインターネットは 悪意と金が渦巻いて 神様だったあのバンドは 今のわたしを救えない …
あなたが好きだと言った わたしの言葉は あの人の輝きでしかないのよ。 あの人の美しさに照らされて ほんの少し光って見えただけで わたしひとりでは あなたの瞳には映れな…
いつも、あなたになりたい。 確かにあなたに救われて 同じくらい殺されていること。 何かを愛するとか 愛だと口にするとか 愛さないと言うこととか、 顔も知らない 名前も…
きみがあの子の夢を見た 夜は三度寝 いつかはひとりだ ぼくもきみも そうだといい つめたい布団で目を閉じたい ぬくもりは朝日だけでいいよ いつかぼくが終わるとき きみが…
幽霊になりたかったんだ。 誰にも知られずに 息をしていたかった。 わたしの 髪の匂いも 瞳の色も 手の冷たさも 誰にも教えずに 閉じ込めておけたらよかった。 わたしを愛…
ぼくがいなくなった部屋は 暑いままだったかな 今がいつか消えること きみもきっと気づくよ あの道も、 あの歌も、 あの味も、 あの花も、 失うのはきみで 忘れるのはぼく…
大切なきみが わたしにとっては 姉で 友達で 子供で 神様だった きみが きっと泣いていることを 知っている 知っているだけだ、いつも もう空気の中に溶け込んで 私たちを…
もうすぐ誕生日だね きみはいつもかわいい もうきみのことをあまり知らない わたしたち、違ってしまったね 旅に出た夕焼けと コンクリートの冷たさを まだ覚えているよ あ…
im
2024年9月15日 01:21
はやくまともになりたい
2024年7月26日 17:39
わたしはわたしの言葉は真夏の太陽みたいに君を輝かせたりはできないし真冬の海みたいに君を泣かせてあげられないしちっぽけでありふれているでもね君の瞼の真っ暗闇にほんのひとさじ星を零して夜が明ける前の夢の中を君がまっすぐ歩けるようにそう祈ってはぽつりぽつり
2024年7月15日 13:59
きみに贈るように言葉を選びたいと思った。わたしが綴る全てをきみが知るわけではないけれど、わたしが選ぶ愛の言葉はいつでもきみの匂いがすること、きっといつか気付くでしょう。きみが、わたしのこころにひょっこり顔を出す度に、渡せない手紙が増えていきます。ひとつ、ひとつ、言葉を拾って息をしてはきみに愛されたいと願ってしまう。わたしの選んだ全てがきみの夜を照らすための一本のマッチ
2024年7月14日 13:53
幼い頃の記憶はいつもつま先とアスファルト本の世界への旅がえりぼやけた頭が心地いい大切なものがあまりなかった今も、ないけれど私は嘘をつくのが下手らしいなんでも顔に出るらしいでも、私はわたしを嘘つきと呼びました楽しみだけを抱えて生きたらそれは楽しいかしら楽しさは、いつも寂しさと手を繋いでいて仲間はずれなんかには決してさせない最近の私はいつも空ばかりを見つめて
2024年7月8日 22:54
空が好きだから、土になりたいと思った。決してあなたに染まることなく、ただあなたが泣いたり笑ったりしているのを見ていたかった。そうして咲いた心の花を、あなたに見せてあげたかった。
2024年6月23日 12:26
人生が映画なら、と君は言うけど私はやっぱり言葉を選ぶよ。あの日の強くて優しい風を花と一緒に揺れていた心のことを昨日見上げた月の大きさをそれを君に教えたかったことを朝になれば忘れるような静かな静かな夜の音を私だけが知っている君の横顔を忘れてしまっても思い出せるようにどれだけ過去が増えていっても何ひとつ取りこぼさないように全部を言葉にしてしまいたい。走馬灯にもならない小さな
2024年6月19日 19:00
まだ柔らかな生まれたての青空今日は洗濯物を干そう明日からはまた雨が降る頬を赤らめた初夏の実は次の夏まで旅に出る一人ひとり、丁寧に身支度をしてきっと素敵になるんだよ今日のわたしの晴れたこころが季節と一緒に過ぎていっても君たちがずっと覚えているならわたしはね、また次の夏も怖くない
2024年6月17日 21:45
光になりたかったあなたみたいに悲しみを湛えたこころが今日の朝日できらきらしてはあなたの指先を通って或いはあなたの喉先を通ってわたしを照らすみたいにたんと悲しんでたんと苦しんで流した涙をしまっておいてとびきり綺麗な宝石をこころのなかに飼ってしまうあなたみたいにわたしの涙はいつもまばたき一つで嘘になってしまいます他人なのです悲しみも苦しみもわたしではないの
2024年6月16日 15:43
一日、一日、生きていくほどにこの世界を少しずつ嫌いになっていく居場所だったインターネットは悪意と金が渦巻いて神様だったあのバンドは今のわたしを救えない親友だったあの本は埃を被って背を向けたまま思えばわたしは昔から性にこころを殺されてきたなぁこの世界から遠く離れたところに行きたいとずっと思っているけれどこの世界が時折みせる美しさが優しさが愛しさがまたわたしを
2024年6月13日 21:34
あなたが好きだと言ったわたしの言葉はあの人の輝きでしかないのよ。あの人の美しさに照らされてほんの少し光って見えただけでわたしひとりではあなたの瞳には映れないことをわたしだけが本当に分かっているのです。
2024年6月8日 14:04
いつも、あなたになりたい。確かにあなたに救われて同じくらい殺されていること。何かを愛するとか愛だと口にするとか愛さないと言うこととか、顔も知らない名前も知らないあなたの美しさだけを知っていて、決してあなたになれない自分のことも知っていて、だから、全ての言葉がただあなたにだけ微笑む世界を少し憎んでいたりします。いつも美しいのはあなたの言葉だけであなたの思想だけであな
2024年5月29日 13:41
きみがあの子の夢を見た夜は三度寝いつかはひとりだぼくもきみもそうだといいつめたい布団で目を閉じたいぬくもりは朝日だけでいいよいつかぼくが終わるとききみがまだ寝ていたらいい
2024年5月28日 15:39
幽霊になりたかったんだ。誰にも知られずに息をしていたかった。わたしの髪の匂いも瞳の色も手の冷たさも誰にも教えずに閉じ込めておけたらよかった。わたしを愛するにはそれしかなかったのに。わたしのこころはきみにはわかんないよ。言葉に預けて仮初のこころで満足してわたしをまるで全部知り尽くしてしまったみたいなきみの表情がすきだ。わたしはもうあとは消えてしまうだけ、きみに
2024年5月21日 22:29
ぼくがいなくなった部屋は暑いままだったかな今がいつか消えることきみもきっと気づくよあの道も、あの歌も、あの味も、あの花も、失うのはきみで忘れるのはぼくだ空が明けなければいい
2024年5月17日 14:21
大切なきみがわたしにとっては姉で友達で子供で神様だったきみがきっと泣いていることを知っている知っているだけだ、いつももう空気の中に溶け込んで私たちを汚していく闇にきみが、傷つけられていてわたしはゆるせないなと思うしかできなくてなにもできなくてわたしもまたその闇のなかできみを傷つけたなにかを切りつけてやりたいと思ってしまうねえせかいでいちばんにしあわせでい
2024年5月16日 13:49
もうすぐ誕生日だねきみはいつもかわいいもうきみのことをあまり知らないわたしたち、違ってしまったね旅に出た夕焼けとコンクリートの冷たさをまだ覚えているよあの本はいま何してるかな誰かに愛されていますようにきみみたいに