終戦記念日
今日は終戦記念日ですね。
「8月15日、今日は何の日?」と聞かれて答えられる若者はどれだけいるでしょうか?
多分、そんなにいないと思うんですよね。
気にしないですから、現代っ子たちは。
気にしないように教育していますからね。
それがいいことなのか悪いことなのか、私にはわかりません。
私は、世の中から戦争という選択肢は、これから先も無くならないと思います。
それでも、やはり、近代史を勉強していると「戦争は良くない」という思いが込み上げます。
この「戦争のない平和な世界」というのは、理想でしかないのかもしれませんが、そうなってほしいのは事実です。
日本人以外の特攻兵にも目を向けて
神風特攻隊という言葉すら知らない人がほとんどかもしれません。
この間発売されました、「忘れえぬ特攻の記録」を読んでくれた方が居てくれれば幸いなのですが…
その特攻に関して、一ついうと、日本人以外の特攻兵がいたことに、私は驚きを隠せませんでした。
当時の朝鮮人が特攻兵として存在していることは、皆さんこ存じでしょうか?
「アリラン特攻兵」と言われているそうですね。
このアリランというものは、朝鮮の歌になります。
彼は、特攻前日に、親しい方の前でだけ、このアリランを歌ったのです。
当時の日本では、日本人として彼らに故郷を捨てさせ、故郷の言葉を使うことを禁止していました。
ですので、このアリランを歌うことも禁止されていました。
私が一番許せないのが、今の、彼の母国が「アリラン特攻兵」に対して行った対応です。
現在、アリラン特攻兵に対し、その母国は「売国奴」として扱っています。
母国を愛し、母国に帰りたいと願いながらも特攻で散ってしまったアリラン特攻兵の方の慰霊碑を、有志の方々が彼らの母国に建てたそうです。
しかし、それはすぐに撤去されることになりました。
なぜか?
理由は単純なもので、「日本に味方した売国奴の慰霊などする必要はない」からだそうです。
彼らの御霊は、故郷でゆっくり休みたいはずなのに、故郷からも日本からも厄介者扱いされる彼らの魂は、一体どこへ向かえばいいのだろうか?
向こうの人にも、きちんと理解してもらいたいなあ…と常々、強く強く思っております。
さて、8月15日は何となく真面目な雰囲気にになってしまいますね。
8月15日を記憶してくれればいいな、と思い、緊張しながら投稿しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!