自分のことは嫌いでもいい
私は自己肯定感が低いです。
すぐに周りと自分を比べてしまい、劣っている部分ばかり見て、勝手に落ち込んでしまいます。
前職では自分が職種未経験ということもあり、仕事が思い通りにできない自分が露呈して、ひどく焦り、自分を自分で追い込みました。
結局メンタル不調に陥り、社内の人間関係も悪化したため、私は会社を辞めることにしました。
当時は尊敬できない上司とSOSを出しても助けてくれない同僚のせいにしていましたが、今となっては100%彼らが悪いわけではなかったと思います。
自己肯定感の低さから「どうせ自分は、、」と思ってしまい、歪んだ認知で世界を見ていたのだと思います。
優秀なビジネスパーソンは何事も自責で考えるといいますが、彼らはそもそも認知の仕方が凡人とは異なるのでしょう。
同じ出来事でも解釈は無限にあります。ネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかは本人しだいです。
でも、全てをポジティブに捉えるのは個人的には疲れてしまいます。
では、どうすれば良いか?
答えは"ありのまま"を認めることにあるのだと思います。
否定も肯定もせずに、事実をそのまま受け止める。
「私って自分のことが嫌いなんだな」と認めてあげることで、少し気が楽になれるのではないでしょうか?
少なくともこの考え方で、「自分なんか、、」という文法に苦しみ、身動きがとれなくなるという事態は避けられるのではないでしょうか?
自己肯定感が低いから、自信がないから、自分が嫌いだから人生がうまくいかないという理論はなりたたなくなるのです。
自分のことが嫌いでも、自信がなくてもいいじゃん。
そう思えた瞬間から人生が良い方向に変わっていく、そんな気がします。
皆様、良いお年を。