noname

一介の名無しです。

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記事一覧

世界・いれもの

「良い言葉」は それ自体がプラスの感触を人に与える。 〇が優しく、□は安定、△はキツイ感じがするように。    SNSではそのような より単純明快な「感触記号」と…

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3年前
6

声を届けにきたんだ

きみの声を届けにきたよ だけどきみは もうそこにいない ここに確かにあるのに これさえあれば きみはまた ぼくに微笑みかけてくれると信じていた だけどきみは も…

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4年前
1

「あなた」がいるから「私」がわかる

「他の誰か」と交流することで「私」がわかる。 それは色々な、「あなた」。 交流し、光が混じりプリズムがはじける。 新しい光が生まれ、影もまた映し出される。 その…

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4年前
3

壁を作るという「自由」

もしも 壁がなく、町のように広い空き地があり、 そこに摩擦がないならば、 友達とボール蹴りをするのは戦々恐々だ。 一度取り損ねたら端っこまでボールは転がっていっ…

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4年前
2

「大切な人」かどうか…

もしもいま、 5人の人から同時に 「あなたの腎臓の片方が要るんです」 と言われたら、どうしますか? 自分は腎臓が一個になるのなんか いやだからあげたくないですか…

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5年前

「もしもこの世に数字がなければ」

本当は、こういうことを、 はた、と立ち止まってひとりひとりが ちょっとした折に想像できると、 全体が幸福になっていくのかもしれないな、 と、思うのです。 「もしも…

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5年前
4

”幸福感”をつないでいく。

「幸福感のわらしべ長者」  背負った不幸が大きければ 幸福を感じないのは仕方ない。 縫わなければいけない深い傷に、 絆創膏なんかもらったって、 お礼の言葉なんか…

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5年前
1

点と点とをつないで

幸せなことがあったらば 楽しいことがあったらば それらを結んでいって、道を作ろう。 あなたの足元に。 その足のずうっとしたが、 たとえどんな荒地だとしても、 た…

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5年前

あなたの、私の、人生劇場

私たちは、わざわざ不味いご飯なんて買いもしないのに、 わざわざ他人の不味い舞台には上がる。 自分の都合のいい舞台を、 …それは自己の内面にある葛藤を解決するため…

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5年前
3

感情と表現

すごい声優さんには、個性的な人が多い と思います。 「自分は自分」と強い個性を体現できるのですね。 「確固たる自分」があるからこそ、演じられる……    *+:。.。…

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5年前
1

「生きる事」と「幸せな事」は別

物事を、何でもくっつけたがる人が多いと思っています。 これをすると、とても窮屈になります。 もうちょっと解放していきましょう。 *《因-果》  「ほら、お母さん、…

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5年前
4

感情を丁寧に扱うと、ちゃんと返ってくるし、好きになる。

ふと、ピアノ演奏を耳にした。 単調で激しい悲劇の曲だけれども、 きれいな澄んだ音色だった。 私は、大してうまくもなんともないのだけれども、 ピアノを習って良かっ…

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5年前
1

ちがっているから愛するんだ

あなたは、私とはちがう ちがうから、どこかへ行ってしまう 遠い世界はあなたを待っている 私はそこにいない だって私はあなたのようになれないから .:*.。o○o。.*:._.…

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5年前
1

質問「人生を楽しめるコツがあるとすればそれは何?」

質問箱にあった質問です。 「100パーセントを求めない」 が、一番のポイントです。 ただしこれは、「コップにミルクが半分あって……」とは違うので、以下説明していき…

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5年前
6

許しと信頼と愛と。

ゼロイチの信頼はロボット。愛は枯れない。 信頼があるから、「許せる」のではない。 「許す」から信頼が生まれる。 その許しとは、受容すること。 あなたはあなたで…

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5年前
1

「私をわかって」という願望が叶うなら、あなたは消える。

私が考えることは、 すでにこの世の誰かが考えている。 私が得意なピアノはAさんがよりうまいし、 写生は、Bさんがうまい。 Cさんは私と似た顔をしている。 Dさんは、…

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5年前
1
世界・いれもの

世界・いれもの

「良い言葉」は

それ自体がプラスの感触を人に与える。

〇が優しく、□は安定、△はキツイ感じがするように。

  

SNSではそのような

より単純明快な「感触記号」として、

140字の文章や、数枚の写真が扱われている。

 

 

めくるめく、人の波。

 

あなたは、この世にたったひとりのあなたとして
存在し、息をして、
確かにそこにはいるけれど、

 

 
いちど

0と1

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声を届けにきたんだ

声を届けにきたんだ

きみの声を届けにきたよ

だけどきみは もうそこにいない

ここに確かにあるのに

これさえあれば

きみはまた ぼくに微笑みかけてくれると信じていた

だけどきみは もうそこにいない

どんなに美しい声も

どんなに嬉しかった日々も

ここになければ

みんな涙のひとつぶひとつぶになって

落ちてゆく

ひとつのまとまった小さくて細い

ただの流れを描いて

ただどこかへと吸い込まれてゆくだけだ

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「あなた」がいるから「私」がわかる

「あなた」がいるから「私」がわかる

「他の誰か」と交流することで「私」がわかる。

それは色々な、「あなた」。

交流し、光が混じりプリズムがはじける。

新しい光が生まれ、影もまた映し出される。

そのとき、

「私」は「私」の影を見て、

「私はいるんだ」と理解する。

「私」は、永遠に「私の本物の顔」を見ることができない。

鏡に映して見るその顔は「本物」ではない。

鏡の中の「私」は、私のマネをしているだけ。

あなたは、私

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壁を作るという「自由」

壁を作るという「自由」

もしも

壁がなく、町のように広い空き地があり、

そこに摩擦がないならば、

友達とボール蹴りをするのは戦々恐々だ。

一度取り損ねたら端っこまでボールは転がっていってしまうから。

テニスコートほどの広さで壁を作れば、

「自由」に楽しく遊べるだろう。

私たちは、だからすぐに

「誰か」や「なにか」といった「壁」のある世界を自ら好んで
そこにダイブしていく。

しかも「自分」ではない壁の中へ

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「大切な人」かどうか…

「大切な人」かどうか…

もしもいま、

5人の人から同時に

「あなたの腎臓の片方が要るんです」

と言われたら、どうしますか?

自分は腎臓が一個になるのなんか
いやだからあげたくないですか?

手術するのは怖いからいやですか?

腎臓は濾過装置です。

人工で濾過するのも大変ですが、
濾過すればいいものでなくて、
機能が落ちれば

抗がん剤のような強い薬を
“万一”使うときに
使えなくなる可能性もあります。

それで

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「もしもこの世に数字がなければ」

「もしもこの世に数字がなければ」

本当は、こういうことを、
はた、と立ち止まってひとりひとりが
ちょっとした折に想像できると、

全体が幸福になっていくのかもしれないな、
と、思うのです。

「もしもこの世に数字がなければ」
と聞いて思い浮かべることは、
人によって違います。

だから、それが、大切なことなんですね。

ひとりひとりが違うから、
輪を作ったり、
ぶつかったりして、
新しいものができたり、
より大きくなったり、
たく

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”幸福感”をつないでいく。

”幸福感”をつないでいく。

「幸福感のわらしべ長者」 
背負った不幸が大きければ

幸福を感じないのは仕方ない。

縫わなければいけない深い傷に、

絆創膏なんかもらったって、

お礼の言葉なんかでてこない。

お礼なんかしなくてもいい。

してもらわなくたっていいじゃないか。

他の人に、

同じような親切や優しさをバトンタッチしていけばいいんだよ。

「幸福感のわらしべ長者」だ。

それをみーんなですればいい。

せっか

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点と点とをつないで

点と点とをつないで

幸せなことがあったらば

楽しいことがあったらば

それらを結んでいって、道を作ろう。

あなたの足元に。

その足のずうっとしたが、

たとえどんな荒地だとしても、

たとえどんなに暗くとも、

あなたの歩く道はできる。

〇 〇 〇 〇 〇 〇

幸せなことがあったらば

楽しいことがあったらば

点と点とを結んで行こう。

それがどんなに小さくて儚くとも、

優しく光る、あなたを包む天の羽衣

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あなたの、私の、人生劇場

あなたの、私の、人生劇場

私たちは、わざわざ不味いご飯なんて買いもしないのに、
わざわざ他人の不味い舞台には上がる。

自分の都合のいい舞台を、

…それは自己の内面にある葛藤を解決するためじゃなくて…

ただ、自分が朗らかでいられる舞台を、

美味しいご飯や食べたい物を食べるのと同じように
意識的に創っていけばいいだけのはずだ。

ただし、その「ご飯」を「他人」で置き換えようとする
間違いはしないように。

「自分の劇場

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感情と表現

感情と表現

すごい声優さんには、個性的な人が多い

と思います。

「自分は自分」と強い個性を体現できるのですね。

「確固たる自分」があるからこそ、演じられる……

   *+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+*

《自分はこれを感じた》

という感情をそのまま爆発させても、
他者には通じにくい。

壁に皿を投げれば割れるだけ。
人に向かって投げたら、怖がられたり嫌がられたり

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「生きる事」と「幸せな事」は別

「生きる事」と「幸せな事」は別

物事を、何でもくっつけたがる人が多いと思っています。
これをすると、とても窮屈になります。
もうちょっと解放していきましょう。

*《因-果》

 「ほら、お母さん、だから言ったじゃないの」

 「ちゃんとやらないと、あとで失敗するぞ!」

ってどなたもどこかで言われたことがあると思います。

だから、気づきもしないうちに、物事が「ただそこにある」だけでなく、そこに「因果」という関係性をくっつけて

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感情を丁寧に扱うと、ちゃんと返ってくるし、好きになる。

感情を丁寧に扱うと、ちゃんと返ってくるし、好きになる。

ふと、ピアノ演奏を耳にした。

単調で激しい悲劇の曲だけれども、

きれいな澄んだ音色だった。

私は、大してうまくもなんともないのだけれども、

ピアノを習って良かったなぁと思った。

ベートーベンは、耳が聞こえないことを悲しみ、

その慟哭を音楽にしたが、

それは、ぐちゃぐちゃに鍵盤をたたくことではなかった。

メロディがあって、流れがあって、終点にちゃんと着く。

音楽にしたら、その悲しみ

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ちがっているから愛するんだ

ちがっているから愛するんだ

あなたは、私とはちがう

ちがうから、どこかへ行ってしまう

遠い世界はあなたを待っている

私はそこにいない

だって私はあなたのようになれないから

.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:..:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:.

  ー自分には見えない世界をその人は知っているね

  ーその人は持っているね

.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:

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質問「人生を楽しめるコツがあるとすればそれは何?」

質問「人生を楽しめるコツがあるとすればそれは何?」

質問箱にあった質問です。

「100パーセントを求めない」

が、一番のポイントです。

ただしこれは、「コップにミルクが半分あって……」とは違うので、以下説明していきます。

自分のためだけに、自分で自由に、選択すること

何かをする時(行動)と、

普段の態度(基本姿勢)の両方で、

「100%までは自分で選んでない」、ではなくて、
そのうちの「0.5%は、自分のためだけに自分で選んだ」
と思

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許しと信頼と愛と。

許しと信頼と愛と。



ゼロイチの信頼はロボット。愛は枯れない。

信頼があるから、「許せる」のではない。

「許す」から信頼が生まれる。

その許しとは、受容すること。

あなたはあなたですね、と認めること。

  あなたらしく生きてください。

  あなたらしくいきることを応援するよ。

  あなたらしさを貴びます。

  “あなた”をしっかと見つめているよ。

・・・受容する愛。

信じる・信じない の二択では

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「私をわかって」という願望が叶うなら、あなたは消える。

「私をわかって」という願望が叶うなら、あなたは消える。

私が考えることは、

すでにこの世の誰かが考えている。

私が得意なピアノはAさんがよりうまいし、

写生は、Bさんがうまい。

Cさんは私と似た顔をしている。

Dさんは、私と声が似ている。

…そんなふうに、「私」の「要素」は、他の誰かが必ず持っている。

遺伝子はたがえど、そもそも私たちの細胞の組成や、原子なら、私たちはみんな同じだからだ。

「私」

が、たったひとり、特別なのは、

「組

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