出会う前に戻ってもっと自由でいよう

 夏は楽しくて切ないだけだと思ってた。夏に色々思い出があったはずなのに、それを思い出せなくなってきている自分が嫌で、クリスマス・キャロルを聞いてる。
 もう誰も読まないnoteにしょうもない自分の感情を書き留めながら、思い出にすらならなかった私のしょうもない人生を振り返っている。いや、本当は振り返ってなんかいないし、トイレでハライタと戦っているだけなんだけど。
 note書きたくなるのなんて病んでるときか、好きだった人の事を思い出したときくらいだよね。仕事で病んでた2022年3月の方がまだマシだったな。花粉の薬をドクペで飲むことが人生への最大の抵抗だと思ってた。でもよく眠れる薬をお酒で飲む人だっているのに、私なんて
 私ほんとはコーラよりドクぺが好き。体に悪い味がする。あんまり美味しいとは思わないけど、ドクぺを飲んでる自分が好きなの。それに、私の青春が詰まってる。
 幸せって本当に難しい。生きていけるお金があって、食べるものと寝る場所があって、話せる人もいるのに今自分が幸せかと問われたら違う気がしてしまうのは、致死量の幸せを求めてしまうから?幸せすぎて死ねたらどんなにいいか。私の完全自殺マニュアルはいつ届くの。
 死ぬこと以外考えられなくなる夜がある。でもそんな夜私が考えるのは、どうやって死ぬかとか、死んだら開放される悩みについてではなく、自分が死んだときに周りがどんな反応をするかだ。明確な理由があって死にたくなるとき以外は、自分のために死にたいのではなく、周りのために死にたがっている。1番気持ち悪い人種だと思う。
 ねぇ、私だけがもってるあなたの小説、私まだ読んでもいいのかな。私も『救済』される?LINEの履歴も、TwitterのDMも消したけど、インスタのDMだけ何故か消せなくて今日久々に読み返してしまった。アイコンが私の絵のままだからかな。こんなに愛されてたのに私はどうして満足しなかったんだろう。もうこんな子は二度と現れないよ。私にとっても、向こうにとっても。あーあ、死にたいな。どうしようもなく好きなまま、思い出はどんどん消えていっても一生存在だけが忘れられないんだろうね。
 完全自殺マニュアルが届いたら、今度こそ本当に死ねるのかな。でもそんなものに頼らないと死に方も分からないんじゃ、死ぬ気なんてサラサラなかったんじゃない?
 あの子が吸ってたタバコの匂い、あんなに嫌だったのに全然思い出せないや。車の中にほんのり染み付いてたタバコの匂いももうなくなった。あの子が置いていった携帯灰皿の中身でも水に溶かして飲もうかな。あなた以上の人が現れるまで、私幸せになれないよ。でもそんな人、本当にこの世界に存在しないから、あなたのこと好きだったんだけどなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?