令和5年度 検便レポ

 今、人生で2度目の検便を追え、残便感に身を包みながらトイレでnoteを書いています。先延ばし癖があるせいで本来ならば2回できるはずの検便を1度しか出来ないことを無念に思いつつ、今回の検便がどのような様であったのか、書き留めていこうと思います。

 検便について知らない人のために簡単にやり方を説明します。昨年のnoteで細かく解説していたと思うので、良かったらそちらもご参照ください。
 まず、うんコを乗せる専用の用紙がありますので、それをトイレの中に敷きます。水が溜まっているところではなく、少し手前にすると、うんコが流れにくくうまくいきます。そして、その上にうんコをし、採取するための棒のような機材でうんコをいじくり回し、うんコを採取します。蓋をして、容器に名前を書けば完成です!

 それでは、本編をどうぞ

 

 4月17日月曜日、17時31分。突然便意を催したもみじまるは、ついに検便することを決意した。本来であれば2回うんコを取らなければならないのだが、持ち前の先延ばし癖とめんどくさがりのせいで、せっかくのチャンスを減らしてしまったことは、昨年から何も学んでいない証拠であると言える。昨年ももみじまるは、めんどうくさがってギリギリにうんコを採ったので、1度しか採れなかったのである。
 今回の便意はかなり激しかった。トイレに座ったら直ぐにうんコが出てしまう可能性もあった。しかし持ち前の冷静さと忍耐力、そして自分のケツ穴の力を信じて検便の準備を始めた。
 検便のやり方に不安がある訳では無いが、念の為病院から頂いた検便の手順を確認した。このワンクッションを置くことで、一旦便意を落ち着かせ、勢い余ることのないように調整したのである。さすがもみじまる、とても冷静であり、頭が切れます。
 手順にサッと目を通すと、もみじまるは検便キットを1式持ち、トイレへと向かった。昼間農作業のバイトをしており、帰ってきてからポテトサラダをしこたま食ったもみじまるのケツ穴は、もうほとんど限界に近かった。
 トイレに入ると、まずおしっこをした。これは昨年からしていたことだが、「ナガレール」といううんコを乗せる紙におしっこがかかってしまっては、うんコが乗りにくくなるばかりでなく、紙が溶けて水に流れてしまう可能性があるからだ。
 おしっこを終えると、本題の排便に取り掛かる。先程までの工程で便意が降りてしまったため、少し時間がかかった。うんコが出にくいときは、かかとを上げてつま先立ちのような状態にし、前かがみになるとうんコが出やすくなる。その体勢に切り替えると、もみじまるもすぐにうんコを出すことができた。
 昨年はかなり冷静だったので、確か1うんコくらいで抑えたと思うのだが、今回は1度うんコをし始めたら止まらなく、かなり多めに出してしまった。しかもやわらかめのうんコ。やわらかければ取りやすいとは思うが、匂いがキツく、ナガレールもかなり水に沈んでしまい、検便のコンディションとしてはよくなかった。
 1度うんログ(うんコをした後に記録するアプリ)にうんコの状態を記録し、そのあとうんコの採取を開始した。

 さて、柔らかいと思ったうんコだったが、実際触ってみると割と固く、採りにくいうんコだった。専用の棒を突き刺し、うんコを採取する。犬のうんコ掃除出なれていたため、うんコを顔にちかづけても割と耐えられた。
 突き刺した棒を引き抜こうとすると、うんコが固く、抜けない。トイレの縁でカンカン!と叩き、うんコを振り落とした。その際、棒についていたうんコも恐らく落ちてしまったのであろう、棒にはほとんどうんコが付いていなかった。
 もう一度チャレンジ。幸い今回はたくさんうんコをしたので、別のうんコから採取することに。
 もうすこしやわらかめのうんコを探し、そこから採取した。先程おやつに食べた枝豆のような丸い粒がそのままうんコになって出てきている。まるで犬みたい。豆うんコは無視して、柔らかそうな形の崩れたうんコに棒を突き刺す。ちょうどいい感じに柔らかく、何度か突き刺したらほどよくうんコが採れた。
 専用の容器に棒をしまい込み、これでいいのか、と少しの不安を覚えてつつ、ナガレールを水に流した。
 今、トイレでこのnoteを書いているため、まだ専用の容器に名前を書いていない。トイレから出たら、忘れないうちに容器に名前を書こうと思う。
 やはり2回目ということもあり昨年ほどの高揚感はなかったが、安定して楽しく検便することができた。
 皆さん、検便の際はぜひ参考にしてください。

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