毎日を支配するような

 昔からそうなんだけど、今までに関わったことの無いタイプの人と関わる機会があると、その人への知的好奇心からくる感情の昂りを恋愛感情だと思い込んで盲目的に一直線に好き!となってしまう。だから、どこが好き、とかなくて感情が動くから、という理由だけで恋を語ってきた。今までのそれが本当に恋だったのかそうでなかったのか、当時の私にとってはきっと恋だったのだけど、後になってからはっきりと嫌いなところ、嫌なところを複数挙げられるのできっと恋とは違ったんだろうなと思う。初恋の人の悪いところなんて、出てこないので。きっとあれだけが本当の恋だったのかもな。
 つまり、今その状態になっているわけで、絶対に好きではないのだけど、その人を知りたいと思ってしまっているが故の胸の高鳴りと高揚。例えば、新作ゲームの情報が小出しにされたらもっと情報知りたいな、はやくやりたいなどんなゲームかな、とワクワクするでしょう?それに近いかも。相手が人間だから、少し違う感情になる。
 でも今までこれを「恋」としてきたから、頭がエラーを起こしてる、気がする。ただの心音に脳みそが支配されている感覚が気持ちよくて、久々の高揚感に外側の思考が喜んでいて、もう少しこのままでも…と思ってしまう自分もいる。
 そう考えると、私って今まで一目惚れに近い恋しかしてないな。前に一旦友達にならないと好きになれない、などと語ったけど、本当は、1番線引きしてるのは、私なのかもしれない。
 なんて、チラ裏でした
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?