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【note強化月間 14】健康上の理由で減量してます

こばわこばわ!もこばです。
よく"減量"というと「ダイエットですかー?」とか言われるのですが、そんな生半可なモンじゃないレベルで「人間生活上ヤバいレベルで増えた体重の減量」に、只今生涯を賭けるレベルで取り組んでます(´・ω・`)

一応女性なのであんまり大声で言いたかないのですが、多少は結果がついてきたのと今後も長期的に取り組んでいくモチベを保つ為、きちんと文章で残しておきたく今日のnoteにしました。


前提談

私の記憶の限りでは、幼少期からずっと周囲に「デブ」呼ばわりされてた記憶があります。
今、当時の写真を見てもごくごく普通体型にしか見えないのですが、なんなんでしょうねコレ(´・ω・`)

幼稚園や学校ではずっとデブといじめられてきたし、家でも両親から

「いいかいももこ、デブはデブってだけで普通なら他人から得られるはずの信用を無くすんだから、大人になってまともに社会生活を送りたいと思ったら、今から痩せなさいこのデブ。」

と、マリちゃんズの歌詞みたいなことを言われ育ってきたのはなんなんでしょう?マジで。

小学生時代には親の言いつけでクラシックバレエを習っていたのですが、そこでも生徒のなかで一番体重があって物凄い肩身が狭かったです。
(それとは関係なく、生まれつき足の形が悪くてトウシューズが履けなかったという理由で、バレエは辞めることになったのですが。)

とりあえず子供の頃は流行りのお菓子も食べたことがないレベルで節制には気を遣わされてきた筈なのですが、たぶん子供の頃からデブだと言われ過ぎてて、いつからいわゆるデブだったのか本当に覚えていません(´・ω・`)

リアルデブへの階段

たぶん本当に世間一般的な意味で太り始めたのは、大学生になって以降かなとは思っています。よく判ってませんが。
高校を卒業して親元を離れたのですが、お恥ずかしい話ながら、それまで自分で何かモノを買った経験がなく。自分で食材を買って料理したり、自分で自分好みの洋服を買って着たりという体験に一喜一憂していたのですが、そのうち「どうやら世間一般で売ってる洋服が私のサイズに合わないかもしれんぞ」ということに気がつきまして。

あとはまぁ、社会人になってストレスを溜めまくったとか、メンタルを病んで薬を飲み始めたら体重がドカンと増えたとか、引きこもってたら体力が坂を転げ落ちるように低下したとか、そんなカンジです。

で、コロナ禍以降は運動をする機会もなく、会社を辞めてフリーランスになった辺りからガチで危険なカンジにはなっておりました。
(もしかしたらその前からデブだった可能性は高いのですが、個人の感覚としては「生まれたときからデブだった」と思ってるので、一般的な常識は全く判りません。)

初手で割と躓いた話

流石に痩せないと生命的な意味でヤバイ・・・と思って色々動き始めた訳ですが、初手で割と大変な失敗をしました。
ホントに当時の自分が世間知らず過ぎて、恥ずかしく穴に入りたいくらいなのですが、テレビCMの見過ぎで「減量するなら美容クリニックに行けばいいだろう」と思っていたのです。

えぇ、美容クリニックは、元々痩せてる方が
「アタシ太っちゃってぇ〜、二の腕だけキュッとさせたいんですぅ〜」
とか
「胸はそのままでぇ、お腹だけ凹ませたいんですぅ〜」
とか、そういうことの為に行くところです(´・ω・`)

部分的にお肉を取ったり溶かしたりするので見た目不自然ですし、なんなら人体に悪い薬とかもバンバン使っています。
で、私もめっちゃ高いローンを組んでそんな美容クリニックに半年通ったのですが、脂肪溶解の薬を注射した途端物凄い勢いでアレルギーを起こしてしまい、結局ほとんど治療という治療をしないままローンだけが残りました。
(今でも月5万払ってます)

えぇ、今なら声を大にして言えます。
「身体全体を健康的に体重落としたい人は、マジで美容クリニックには行っちゃダメ!」

お勧めはできない減量方法

そうこうするうちに足腰膝にまで深刻な影響がではじめて、運動で減量とかいう訳にもいかなくなってきた頃、定期通院する病院もネズミ算式に増えてきていよいよ生命的な意味でヤベェよな・・・と思っていたところ、当時通っていた(今は転院してます)クリニックの非常勤の先生から

「こばやしさん、もし減量する気があったら、病的肥満専門の診療をしている総合病院に紹介状書けるけどどうする?」

と言われまして。
前述の美容クリニックのこともあったのでめちゃめちゃ悩んだのですが、半年くらい考えたうえで紹介状を書いて貰うことにしました。

※以下ホント、軽々しく人にお勧めはできない内容なので、具体的な情報は割とボカして書きます。本気で悩まれてて、本気で治療したいという方は、個別にご連絡戴ければご相談には乗れますが、私が紹介状を書ける訳ではないので、お役に立てるかは謎です。

という訳で現在私は、日本にはまだ数箇所しかない(と思う)病的肥満専門の診療科に通っています。
内科か外科かの二択でいうと、外科です。外科というとだいたいご想像がつくかとは思いますが、手術を伴います。ただ日本の臨床現場ではそう軽々しく手術ができないようになっているようで、ある程度の期間を外来で通わないと保険手術適用にはなりません。

あと外科だけではなくて、減量専門の心理カウンセリングだとか栄養指導だとか、そういった附帯診療も併せて受けることになります。
私の場合以前やらかした病歴と現在進行形の既往症があるので、内科系の診療科にも2箇所通ってます。それくらい大掛かりな治療になるので、マジで万人にお勧めはできません。

えぇ、あらかじめ言っときまずが、「減量の治療」ってのはマジでヤバイんです。そこまで至らないよう、あらかじめ健康に留意されることをマジでお勧めします・・・ホント・・・。

手術の目処がたったのと、その後の治療の話

で、そもそも保険適用上で決められている外来受診の期間をクリアしたのと、その間に栄養指導とカウンセリングの成果で10kgくらい減量することが出来たのもあって、一応来年早々に手術を受けられる目処が立ちました。

(久しぶりにお会いしたから「もこばさん、なんか痩せました?」って言われ、確かに数字上の体重は落ちたけど実感がないのにそれは嫌味だろうかとか思ってたところ、スマホが「2024年の思い出」とか称して1年分の写真フォルダの内容をまとめてくれた中に入ってた年始頃の自撮りがびっくりするくらいむくんでたので、やっぱ多少は痩せてるっぽいな・・・とようやく実感しました。)

手術の内容は、マネする方がいるとマジで怖いので具体的なことは伏せようと思います。ただ、お肉を取るとか脂肪を取るとかそういう美容的なところではなく、体内の消化器官の一部を切ります。
そうすることによって物理的に食事が入らなかったり栄養が吸収されなかったりするので、これまでの蓄積分から生活上必要なエネルギーを取っていくため体重が減る・・・という原理らしいです。
マジで人にお勧めはできません。

勿論ただ切るだけだとマジでメンタルが崩壊するので、その辺りの準備と対応も現在積んでいるところです。そして今後も定期的にカウンセリングを受ける予定なので、たぶん一生かけて取り組むことにはなると思います。

あと、この手術だけで体重がドカンと落ちる訳でもなく、ある程度のところまで落としたらあとは(足腰膝に負担がかかり過ぎて今はできない)運動を積極的にやっていくことで健康的に痩せていく・・・という、やっぱり王道な治療に進んでいくことになっています。
やっぱ「ラクして痩せる」などという方法はないのです(´・ω・`)

まぁ、そのくらい現状が「人としてヤバイ」状態である自覚はあるので、どうにかしようという意思は我ながら強いと思います。

そんな訳で、明らかに常識外れなデブになったお陰で普通はなかなかできない体験を得ることになったのですが、来年以降はホント一般人に戻りたいです。その為なら一生努力します。

それではまた明日〜。

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