週間ポスト「悪い歯医者」にだまされない まとめ

「悪い歯医者」にだまされない 
まとめ

今年1月から6月に85件の歯科医院が倒産・休廃業した。例年の倍近いペース。
30年前、15歳から19歳で虫歯がある割合は、95%。現在は45%。
 歯科医院は経営が難しくなり、必要のない治療や手抜きが行われることも。

歯周病の基本検査
プロービング 
歯周ポケットの深さを細い針のようなもので測る
X線検査 
歯槽骨の状態を調べる
プラークコントロールレコード
プラークを赤い染め出し液で書くにする検査

軽度の歯周病なら3ヶ月程度の治療で効果が出る

歯ブラシ、デンタルフロス、ワンタフトブラシの正しい使い方をきちんと指導してくれる歯科医院がよい

虫歯の治療
銀歯やセミックは、歯を削る量がレジンの5倍
しっかりとした歯科医なら、奥歯や大きな虫歯もレンジで可能
レジンの治療は歯科医の技術力の差が出る
神経を抜く「抜髄」によって痛みは早く治まるが、歯の寿命は短くなりやすい
神経を残す治療は、手間がかかる割に診療報酬が少ない
抜歯を回避できる可能性がある根管治療は、難易度が高く、成功率は5割ほど
歯を残そうとしてくれる歯科医師は良心的


インプラントは1本60万円ほど。
「神経の損傷」「上顎洞内にインプラント体が迷入」するなどの後遺症の可能性がある
「抜歯してインプラントしかない」と急かすような歯科医には注意が必要
通常インプラントは、半年ほどかけて行う。「すぐに手術」は危険
「インプラント周囲炎」のリスクもある
インプラントにしてもその後のセルフケアがきちんとしていなければ、インプラント周囲炎のリスクも高まる


根拠のない治療でも、歯科医の裁量で行う自費診療の枠でやる限り、現行法では規制されない。根拠のない治療が横行している原因


歯を失った場合の選択肢の一つ、「ダイレクトブリッジ」という治療法は現在は自費診療だが、有効な場合もある


よい歯医者さんの見分け方
話をしっかり聞く
治療計画全体を示す
治療結果を、画像を見せながら説明する
セルフケアをしっかり教える
他院でのセカンドオピニオンに協力する



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