「GO OUT (ゴーアウト) 飛び出す人だけが成功する時代」を読んだ
慣れた日常からとびだせ!ということが繰り返し書かれていました。
いったことのないところへ行き、やったことのない仕事をして、話したこともない人に会いに行く。
「できる、できないは関係ない。やりたいか、やりたいか、やりたくないかで考える」
ことが必要だということ。
失敗しそうだったり、普段しないことは、やりたくないと感じてしまうけど、そういう日常が、なんとなくつまらないなと感じていたら、多分、とびだしてみたほうが、人生が楽しくなるのでしょう。
とびだしたほうが、変化の激しいこれからの時代は生き残りやすくなる、ということも、たしかにそうかなとは思うけど、それよりも、とびだせない自分が、なんとなくつまらない。歳とってきて、このまま死ぬのかなとか考えたときに、ちょっとつまらない。自分のこれまでの人生が、すごく嫌、というわけでもなく、まあ悪くないかなとも思っているけど。もうちょっと面白くなってくれるといいかなとは思います。
で、突然変なことやりだしちゃうと、周りからは白い目で見られたり。それが怖くて、GO OUTできないのですけどね。
「(自分が会ってみたいと思う人に)会いに行くことを躊躇うのは、会話が続かない不安、相手にバカだと思われることに対する恐怖です」
それは確かにそうです。バカだと思われるのはまあ仕方ないですが、相手に迷惑だろうなと思ってしまうので。迷惑にならないくらいのこちらの準備、そういうのをしっかりやって、と、と思っていると、GO OUTするまでに、チャンスは過ぎ去ってしまいますね。
「自分の実力をそこまで冷徹に分析することなく、「いわれなき万能感」「ポジティブ幻想」を持っているはずの人類の原点に戻り、実力を顧みずに挑戦する」
人類の原点では、失敗したら死にましたけど、それでも挑戦する人がたくさんいて、いまは死ぬリスクはほとんどないですけど、恥をかくとか、迷惑をかけるとか、そういうリスクを大きく考えてしまいます。
GO OUTしたいけど、なかなかできない。背中を押してくれる本ではありますが、できそうなところから、ちょっとGO OUTしてみうようと思います。
最後に、著者は眼科の医師で、視力と太陽の光の関係について書かれているところも参考になりました。
「外に出てバイオレットライトを浴びれば、運動しているのと同じように目の血の巡りをよくしてくれます。」
最近、私の子供の視力が落ちていて、スマホの見過ぎかなと思っていたのですが、太陽の光を浴びていないほうが原因のようだなと思いました。