新米プロダクトデザイナーが覚えた単語 9選
はじめまして!Sansanのプロダクトデザイナー3ヶ月目の山本です。
以前はSansanのブランディングに関わるデザイン業務をしており、プロダクトについては全くの素人として配属されました。
わからないことだらけで刺激的な毎日を過ごしています。
さて、プロダクトに携わるようになり、耳慣れない単語を見聞きすることが増えました。
調べもせずに意味を勘違いしたままでいると後々気まずい思いをすることになりますので、自戒の意を込めて今回ご紹介します。
ちなみに私は前職でWEBデザイナーをしていた頃、Gitの’sudo'を理解しておらず、エンジニアに「須藤さんって誰ですか?」と聞いた思い出があります。
今回’sudo'については解説しませんが、「新米プロダクトデザイナーが覚えた単語 9選」ということで、お付き合いください!
1. ペイン
右ペイン、左ペインと言われて、私の頭の中ではブルーハーツの「TO MUCH PAIN」が流れていました。
しかし私の目の前にあるペインはpainではありません。paneだそうです。
ウインドウ内の分割された領域のことですよ。
2. デグレ
デクレッシェンド(音楽でいう”だんだん弱く”)ではありません。
デグレード(degrade)。また、その名詞系のデグレーション(degradation)の省略形ですね。
品質劣化するという意味で使われます。
3. コンポーネント
初対面の印象は「フランス料理みたいな名前」でした。
しかし、コンポーネント(component)はフランス語ではありません。英語です。
部品、成分という意味を持っているようです。
私のいる環境では、デザインツールであるFigmaを使う場面で頻出する単語で、Figmaの中では「デザイン全体で再利用可能なUIパーツ」のことを指します。
4. インスタンス
なんか、サクサクしてますよね。語感が。
そろそろお気づきの方も多いと思いますが、筆者は英語レベルが極端に低く苦労しています。
インスタンス(instance)は英語で実例という意味を持っているようです。
この言葉もFigmaを使う場面で出会ったのですが、Figmaの中では「マスターコンポーネントからコピーしたもの」をインスタンスと呼んでいます。
5. イシュー
まず頭に浮かんだのは、中野の駅前で売られているビッグイシュー(路上販売の雑誌)。
この連想はもちろん違うんですが、英語としては同じイシューを指しているようです。
イシュー(issue)とは英語で課題、問題などを意味するもので、ビジネスシーンでよく使われる言葉ですね。
6. アライン
プロダクトの話に限らず、こちらもビジネスシーンでよく聞く言葉です。
とはいえ私の理解は「CSSのプロパティにtext-alignってあるなあ」という程度。
アライン(align)は整列させるという意味の英単語で、ビジネスでは合意形成させることを表します。
ニュアンスとしてはアグリー(agree)よりもアラインの方が熱量の高い合意のように思っています。目線が揃っているということかもしれません。
7. フライアウト
知ってる横文字がくっついていても全く理解できないことってあるんですよね。
フライアウト(flyout)は一時的に表示されるポップアップのUIを指します。
Windows10でデスクトップ画面の日時をクリックすると画面右にカレンダーが表示されますが、あの形をフライアウトと呼びます。
8. コーチマーク
余談ですが、先日COACHでかわいいバッグを見つけてしまい、予想外の出費に見舞われました・・・
そのコーチとは無関係なのがこのコーチマーク。
コーチ(Coach)の指導するという意味通り、実際のUI上で使い方を示す場合に用いられます。
アプリのチュートリアルなどでよく目にするあれですね。
9. トースト
トーストにパンを焼いたもの以外の意味があるんですか?ありました。
UIにおけるトースト(Toast)はトーストポップアップとも呼ばれる、通知用の小さなメッセージのことを指します。
ぴょこっと現れて数秒後に消えるあれですね。
以上、「新米プロダクトデザイナーが覚えた単語 9選」でした!
これを読む皆さんは「知ってる知ってる」という単語ばかりだったかもしれませんね。
9つだけ紹介しましたが、未だに知らない単語に出くわすシーンは多く、自分は何も知らないなと思わされます。
また、社外の方と交流すると、Sansanのプロダクトデザイナーチームに対して「完成されたチーム」という印象を抱いていると聞くことがあります。
実際チームに入ってみて感じるのは、「こんな未経験者でも挑戦の場を与えてくれる」「まだまだ成長させられる(貢献できる)プロダクトを作っている」ということです。
今回、私の周りで飛び交っている言葉を想像して、少しでも私たちチームを身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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