表情を自分の管理下におく
「いつも嬉しそうだね。」
前に勤めていた会社で、
上司から頻繁に言われた言葉だ。
そんなにニヤけているのだろうか?
まわりから見て、
わたしはいつも " 嬉しそう " らしい。
世の中には起伏の激しい人がいるが、
わたしはその逆のタイプだとよくいわれる。
感情がないわけではないが、
あまり顔に出すことがない。
と、思われているらしい。
「感情ある?」
これは過去に同級生から言われた言葉だ。
そりゃあるよ、人間だもの。
その友人は、
ぷんぷんしたり、ギャーギャーしたり
毎日忙しいそうだ。
彼女にとって、わたしの感情がないように見えるのは自然なことかもしれない。
表情を自分の管理下におこう。
ある日、お世話になっている人が
表情がいかに重要かを教えてくれた。
それまでは、ただ単に " 嬉しそう " な自分にとどまっていたが、意図して状況に適した表情をすることは大事だなと思った。
笑顔だと印象がいいことは、
誰だって分かっている。
しかし、毎日ちゃんと意識して常に笑顔をつくっているか?と聞かれると、自信もってイエスと言える人は多くはないだろう。
誰にでもできるけど意外と誰もやっていないことを、ちゃんとやる。
それだけでも人生がよくなりそうだ。
表情を自分の管理下において、
笑顔のパワフルさを味方につけよう。
馬場香織(ばばかおり)