５：ペーパーマリオRPG初プレイ日記_ステージ３
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○次のステージへ
本編に戻ってまいりました。
101匹プニちゃんに見守られながら大樹を後にします。
お、これは先ほどのパートのピーチからのメールですか。卑しい私めに鰻丼のタレ以上の濃厚な餌を施してくれた姫様はどんなメールをマリオに送ったのでしょうか。
メール文面の最初の方は、いわゆる「心配かけてるだろうけど、こちらは大丈夫。こちらも探れるところは探るからまたメールしますね」という内容。
これは…
テックに対する信頼度があがったおかげで、「また何かあったときにメールを使わせてもらえるのでは」と思うようになったピーチの心境の変化というやつですね。さすが敵地でも無遠慮にシャワーを浴びるプリンセス、肝っ玉が半端じゃないです。
そして、追伸的な内容がこれですよ。
「I miss you」じゃないですか、これ。「I miss you」じゃないんですか、これは！！！！それも、ちょっと気心の知れた相手以上に使うニュアンス的なものを含ませたやつ！！！！！！！！
しかも、早くお城に戻りたいと第一声で言うわけでもなく「あなたと楽しい時間を過ごしたい」ってメールしてくるんですよ。こ、これは……あはぁっ……（脳が溶ける音）
ま、マリピー、尊いでしゅう……
あっ、あっ、でもこれ、テックは文面を送る際に見ているはずですよね、内容。あぁ、そんな、楽しいダンスを踊ったウッキウキなテックは、この文面を見て何を感じたんだ。いや、待てよ、もしかしたら「そこから先はあまり考えたくないから「楽しい」という感情を分析したがっていた」とかそういう深読みもできるのかこｒあはぁっ……（脳が腐る音）
○飛行船のチケットを巡るシノギ・アイ
だめだだめだ、早く冒険すすめましょ。
次はモンテオーネというヤクザから、次の街に向かうための飛行船チケットを手に入れろというお話に。
チケットを持つヤクザに会いに行くため、敵対するヤクザに上納金を支払って面会するための方法を教えてもらい、とあるお店で働いている猫耳テレサのネーちゃんに合言葉を話してアジトへ通してもらいます。この字面、果たして未プレイだった時のワイはマリオのゲームのシナリオ説明と分かるのだろうか。
それにしても猫耳テレサって…これもなんか…すごい癖だね、ホント…袖と蝶ネクタイだけ付いているのも…なんか、こう…すごい…
モンテオーネさんとご対面。
あ、このサングラス、最近話題になった魔界のパワー系B級上位妖怪と同じやつだ！！もしかしてプレ○アムバン○イで9,900円で買いました！？
「惚れてる女を助ける」という所に漢気を感じたモンテオーネさん、飛行船チケットはおつかいを達成したら渡すといってくれます。や、マリオ側は別に「さらわれた女性」ってニュアンスでしか喋っていないからモンテオーネさんが過大解釈して喋ってるだけだけど、マリオも否定はしないってことはもうそれでいっか！！やったぁ！！（？）
冗談はさておき、ファミリーのナンバー２であるピートンと娘のモニーが駆け落ちしたとのことで、それを見つけてこいとのお話でした。
港に行ったらすぐに居た。船で駆け落ちとかホンマにベタな展開だし、船が来る前に見つかってしまうとかいうのもホンマにベタな展開や。
見つかってしまい狼狽えるモニーを、ナンバー２であるピートンは流石の貫禄で諭します。…ん？ということは、駆け落ちしようと言ったのはモニーってことになりそうやな、これ。
お、お、なんか始まったぞ。
愛の逃避行を企画した（と思われる）モニーが、ここにきてヒヨってしまったような態度をとるピートンを責め立てる構図ですなこれは。め、メンドクサイ…。
まぁ、逃避行のために一緒に船を待っていたってくらいですから、そんなわけないやろの応戦にはなりますわな…。
いかにも盲目的なモニーに対し、身体の色通りにクールなピートンはひたすら諭しに掛かります。
あ～、こりゃダメそうやな。
吊り橋効果で高鳴る鼓動に理性や思考が追い付いていないやつですよこれ。まぁ、パワー系B級上位妖怪みたいな風貌の親父さんが即座に結婚を認めてくれるわけがないという話もあるでしょうし、任侠的な要素で考えるなら戻ってもケジメが待ってるだけと考えれば、もう逃げるしかないという選択肢もわからんでもないけど…。
このピートンの哀愁が涙を誘う。もうさ、マスター・ビーンのお店で一緒にウィスキーでも飲もうぜ…？
ちなみにモニーについてのクリスチーヌの評価がこちら。真っ直ぐな情熱を「見習おうかしら？」…………とは…………？？（深読みモード発動）
ま、こっちは飛行船チケット欲しいんだから当然モンテオーネさんには報告しますよね。
すると、なんとモニーとピートンが港からこちらに戻ってきました。さっきの茶番はなんだったのか、モニーは心変わりしてピートンの説得に応じた形となっているようでした。
あの哀愁という文字を形にしたようなピートンがどうやって恋愛暴走機関車と成り果てそうになっていたモニーを説得したのかすっごく気になるんですけど。さすがマフィアナンバー２のピートン、組織を動かす漢は見えないところで粋な仕事をしているんですね（たぶん）。
モンテオーネさん、戻ってきた二人にブチ切れ
…って感じの流れじゃないな…これ…？もしかして「もう勝手にしろ！！」っていって暗に関係を認める流れの前振りでは…
やっぱり。
ここのマリオの顔、「言った！！」みたいな顔しているのが好きです。そして言葉の意味をちゃんと具体的にして言い直すモンテオーネさん、推せる。
ピートンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
パパ呼びがうつったり語尾に♡がついてみたり、冷静沈着な理性系ナンバー２キャラの殻を自らぶっ壊すんじゃないよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ワイ、こういうネタがツボっちゃうんだよなぁ。
ま、まぁ、結婚認めてもらったお義父さんだし、パパ呼ばわりもあながち間違いではないタイミングなんでしょうけど。舞い上がっちゃうくらい認めてくれたのが嬉しかったんでしょうかね。お幸せに！！！！
そして舎弟のこのメタ発言よ。やっぱり制作側もベッタベタなネタだとわかってて作ってるの、もはや一周回ってステキです。
というかペーパーマリオRPG、なんかここまでのイベントのほとんどに「LOVE」の要素が絡んでいるような気がするのは気のせいですか…？もしかしてワイが勝手に過剰反応しすぎてる……？？
なんだかんだありましたが、無事に飛行船チケットはゲット。モンテオーネさん、ホント典型的な「根は優しいカシラ」って感じで憎めなさがすごい。憎まれ口を叩きながら最後に「ありがとよ」って言うの、いい味が染みてます。
えっ、でも別名が「死神モンテオーネ」…？
こんなにお約束の展開かますような、娘に甘々なおっちゃんが、実は戦うとメチャクチャ強いとか、抗争では人が変わるとか、そういうやつなの？もしかして『S&W M29』とか『ベレッタM76』の二丁拳銃で戦ったりします？
それ見たい！！小生、身内に甘々なヤクザがかっちょいいガンアクションするやつ大好き！！
なんかここまでのイベントがものすごく特濃だったような気がするけど、ようやく飛行船に乗って次の街へ。
ここでステージタイトルかい！！前振りが長いよ！！！！
○もえよ！チャンピオン！
ようやっとこさウーロン街へ到着。タイトルが燃えよドラゴンのもじりから来てるっぽいし、全体的にどことなくアジアンエスニックな雰囲気となるステージになるのかしら。
顔ハメパネルで観光満喫してるマリオとクリスチーヌが可愛らしい。デートっぽくてすこ。
ウーロン街で一番ホットな娯楽はといえば、闘技場とのこと。入ってみるとさっそくタイトルマッチ的なものをやっていて熱狂の渦が巻き起こっている感じ。
そして、チャンピオンベルトにはなんとスターストーンが！！うん、知ってた。なんとなくそういう流れになるんじゃないかなって入った瞬間に思っちゃったよね。なんならチャンピオンベルトのスターストーンが偽物であるという可能性にも花京院の魂をかけていい。
でも、こういうベタな展開自体は全然大好きです。目的があって武術大会に出るみたいなの、ゼノギアスでいえばアヴェの大武会みたいな感じがあって大好物なんよね。
あー、だから副題が「もえよ！チャンピオン！」なのか？絶対これ、燃えよドラゴンをオマージュした感じの、闘技場の真っ黒な裏のストーリーとか出るやつじゃないかなぁ。いいよいいよ、そういうのも大好き。
プロモーター（興行主）のガンスに、さっそくファイターにしてほしいと懇願しに行きます。意外とすぐにOKがでるんやな。
ファイターはいいぞ、夢を叶えられるんだぞとルー大柴じみた口調で熱く語るガンス。胡散臭い。
チャンピオンルームを見せて、「チャンピオンはいいぞ」とさらに囃し立てるガンス。んん、胡散臭い。
そして、一般ファイターの控室も案内し、ファイターたちにも気を使っているんだと話すガンス。んんんん、胡散臭い。
そして、契約書にサインをする。
ゴメン、もうこの時点で胡散臭さが半端じゃないんだけど。ドリアンなみに胡散臭いよ。そこらじゅうに26種類の揮発成分と8種類の硫黄化合物の香りが漂っているよ。
夢を語り、一等賞の景色を見せ、扱いの良さをアピールするというこの一連の動作、めちゃくちゃ宗教勧誘的なもんや詐欺関係の手口で見たことあるんですけど。そして契約書にサインときてるあたり、様式美すぎて惚れ惚れする。
ねぇマリオ、大丈夫？ちゃんとフォントが一回り小さくなっていそうな部分とかも目を通してサインしてる？（クリスチーヌの声で）
ゴンザレス…。
………。
………………。
確かにストロングなネームだね。
○戦え戦え戦え戦え戦え
秘書的なキノピオ、キノシコワさんに連れられて控室へ案内されます。
うっひょ～～～～～～！
到着時、ソファーベンチからスプリングが出ていたのを見て大きな声をだしました。
ちょっと、いくらなんでも本性出すの早すぎじゃないですこと？？？
どうすればそこまで変形するの？ってほどひしゃげたロッカー、暗い照明、剝がれ放題の壁紙、なんか汚いタイルのシミ、穴が開いてるソファーベンチ。一瞬にしてゴロツキタウンの懐かしい臭いが思い出される部屋じゃないですか。26種類の揮発成分と8種類の硫黄化合物の香り、ここからプンプンに漂ってるよ～～～～～～！
コラ～！
これでもかってほど薄汚い部屋とわかってて案内しており怒りのあまりガンスに殴り込みに行きたくなりました～！
もはやすがすがしいほどに確信犯じゃないですか。これ、２部リーグの待遇とか絶対契約書には書いてない内容でしょ。ガンスに土下座させてサブチャンネルで動画晒すまである。
なのに、このコンピューターにはちょっとだけ心がトゥンク…してしまった。ゲームボーイアドバンスじゃないですかぁ…起動音も完全にアレで笑ってしまった。相変わらず芸が細かいなぁ。
とにかくランキングマッチを勝ち抜けばいいみたいです。
ただ、ガンスから提示される条件をクリアしないとダメというところは注意しないとアカンのですな。了解しました。
てか、20位からのスタートっすか…。これ、流石に全部の順位の相手と戦ってるとすごい時間かかるステージになるし、どこかで○位～○位のやつがまとめて事件に巻き込まれて飛び級するイベントが発生すると読んだね。ほら、ゼノギアスのバトリングでも確かそういう事あったし。
まぁ、だからさ。
ちゃんと20戦＋αやるなんて本当にビックリしましたよ。（これでも一枚スクショ取り忘れてたっていうね）
骨太すぎるだろ！！妥協なくちゃんと１位ずつ上げていくスタイルのバトルをストーリーの中に盛り込むとかすごいな！！途中で入ってきたクッパ、何？？？？
もちろん、ちゃんと途中途中で闘技場のウラを暴いていくイベントも重ねていくから、連戦によるダルさは発生しないという塩梅のよさ。本当にゼノギアスのキスレブ（D区画）を思い出すような展開で大変面白かったです。
ストーリーの途中で、どうしても勝てない敵を倒せる特攻キャラのチビヨッシーくんが仲間になりました。
あとで調べてみたんですけど、孵化までにかかる時間によってヨッシーの色が変わるらしいっすね。パッケージのヨッシーは緑だったから「あれ！？赤！！？？」ってびっクリしました。
いやぁ、縁起のいい色じゃないですか、ヨッシーがレッドっていうのは。「レッドヨッシーエキス」のような無敵の名を冠するのにぴったりじゃないの。フフフ、おいわいキャノンやばくれつブキ023だってノーダメージで耐えれるような最強の肉体となるんだぞ、レッドヨッシー。
おう、表でろやコラ。
○闘技場の闇
案の定、チャンピオンベルトのスターストーンは偽物だったということで、本物探しが始まります。
部屋から謎の音がしたり、メール着信音にびっクリしたときのクリスチーヌ、すこ。どうやら幽霊関係も苦手なようですね。ストーリーが進むについれどんどん弱点がふえていくな、この子…。
そして、とうとう腹黒さを表にだしたガンス。闘技場で発生している謎の失踪事件や拉致監禁は、全部コイツのせいだったと明らかに。
私腹をこやすために選手を集め、必要がなければ消す。随分物騒なこといってますね、これ。これからも何回も聞くだろうけど本当にこれマリオのゲーム？
そんなこんなで、スターストーンの力を悪用したマシーンで巨大化したガンスを無事撃破。
………。
ここに到るまでの色々なストーリー、なんか一つの映画を見ているような気分になりましたねぇ…。張られた伏線が綺麗に回収されていく感じだとか、ガンスが何をたくらみ、何をするためにこの闘技場を設営していたのか、とか。
ここに到るまでの経緯の中で、犠牲となって命を落としたファイターも多いだろうなぁ。最後はすごく綺麗にまとめられた感じはするけど、「書かれていない背景ストーリーの闇」がこのステージ３はちょっと深すぎるなぁと思いました。真っ黒なストーリーを暴くの大好きとは言ったけどここまで黒くしろなんて誰も言ってないよ？？？
その辺まで全部取り上げるとあと8000文字は必要になるからここで強制終了にします！！ステージ３クリアっす！！今回もめちゃくちゃに濃かった！！