GITADORAのオールスターGIGを効率よく進めるために Pt.2
いよいよ、公式よりシリーズ大詰めの雰囲気を引っ提げた「†LAST GIG†」の開催が告知されました。公式でダガーを使うとは攻めてるなぁ
前に2023年8月9日時点の効率的な進め方をまとめてみましたが、あれからずいぶんと色々なキャラが追加されて環境がガラリと変化しております。
ここで改めて今一度、オールスターGIGの立ち回りや効率的な進め方について確認していきたいと思います。
※…こちらは2024年1月21日現在のデータとなります。
○リーダー候補
これについては前回から変わらず、他のバンドメンバーを倍率補正して強化してくれるキャラをバンドマスター(リーダー)として選択すればほぼ間違いありません。1.5倍のリーダー補正を全体に振り分けるために、これは必須と言えるでしょう。
ということで、現在の倍率キャラは以下の通りとなります。
これらを引き当て、リーダーにするのが最初の目標となるでしょう。
しかし、前回に比べてずいぶん増えましたね…。
ここで、いくつかキャラによっての注意点を確認していきましょう。
・ニャミ、ミミ、山形まり花
これらは特定フォルダ内にある曲を選曲しなければチャームが発動しないキャラとなっています。発動すれば1.6倍と、無条件キャラに比べて若干の倍率アップになります。
しかし、逆に言えば選曲をミスすれば発動しないという諸刃の剣となっていますので、フォルダ内の曲達を腰を据えて譜面埋め、フルコン・エクセ埋めという目標をもってやらないと苦痛に感じる人も出てくると思われます。自由度が欲しい方はシャッフルを検討してください。
・ちなつ、ベビーボーン
相手キャラはランダムで1名のみですが、倍率はほかのキャラに比べてかなり優遇されています。ほかに編成されたキャラが1名のみで、かつ高水準のスピリッツが獲得できるようであれば最高の組み合わせとなりますが、フルメンバーがそろっている場合は恩恵が薄くなるのがネックといえます。
ただ、倍率的にはどちらかといえば当たり枠なので、一度引いたら少数精鋭になるようにガチャを粘るのも有効な手段です。
・熱血チアガール
倍率系キャラで唯一の成績が反映されるタイプのキャラとなっています。
私が検証を進めた限りでは、コンボ率の目安として
・最高倍率の1.8倍は89%以上で確定
・通常倍率目安の1.5倍は55%以上で確定
となっていました。
真ん中にコンボブレイクが存在するような曲は避ける必要がでてくるため、高難易度を避けてゆったりプレイする方にはおススメです。
・にゃぐわ
今回の更新で追加されたキャラとなり、ギター・ベース・ドラムすべてのパートで出てくる可能性があります。ただ、0.8倍という所に目がいってしまい、なんとなくギャンブルキャラと捉えてしまいがちですが
・全体に倍率をかけられる
・振れ幅を考えればプラス倍率のほうが確率が高い
・リーダーに選定すれば1.5倍率が適用され、最低でも1.2倍にはなる
ということを踏まえると間違いなく当たりキャラといえます。
このあたりの特徴を押さえておけば、誰をターゲットにすればいいかはおのずと見えてくるのかな、と感じます。もちろん粘っても引けるかどうかは運しだいなので、場合によっては妥協も必要です。
筆者のおススメキャラ?
そんなの別にいいでしょ、さ、次いきますよ次。
○ポイントゲッター候補
次に重要なのが、倍率キャラのお供となるポイントゲッターです。
前回のまとめでも記載した通り、これについては「獲得量」を重視するか、または「確実性」を重視するかによっておススメキャラは大きく変わります。完全に独断と偏見にはなりますが、"コンボゲーが苦手な"筆者の基準によるおススメキャラを下記にて紹介します。
・太陽(Drums)
「獲得量」「確実性」ともに相変わらず最強クラスです。ちなみに筆者自身は1回しか遭遇できていません。
まず、基準となる数字はパーフェクト率となっており、80%以上と若干基準は辛いですがコンボ率やミス数などを気にする必要がないだけでも十分にストレスフリーなのが魅力です。
そして、1クレジット数内で5曲目に差し掛かった時に最大値が5000になるバグのような性能となっており、太陽を引いたら黙って1クレ内で5曲必ずやるべきと手放しでおススメできる能力となっています。
・桃色凛呼(Bass)、幸男(Guitar)
こちらはどちらもスコア依存のキャラとなっており、どちらも高水準のスピリッツが手に入るのが魅力です。
特にギターの場合は、ワイリングの多い曲を選曲してそこそこにコンボを繋げるだけでもかなりスコアは稼げます。
逆にドラムは、ある程度フルコンが前提になってしまう部分があるためそこは一長一短です。
ちなみに同様の能力を持っている「ナカジ」については、70万点を超えなければいけないという時点でかなりピーキーよりなキャラとなっています。もちろん、しっかりとスコアを稼げればもらえるスピリッツは上記2名よりも期待できる数値となるため、効率を求める方にはアリです。
ギターでは、下記スコアを目指せば最大値が稼げますので参考にしてください。
・幸男:1584000
・桃色凛呼:1670000
・ナカジ:2000000
また、下記曲はギターでBASIC譜面でも高水準のスコアが期待できる曲となっています。難易度を上げればノーツ数が増えるため、さらに期待値が上がります。こちらも参考にしてください。
(210万点以上を狙える曲だけに絞っています。パート間違いに注意!)
・パーフェクト率重視キャラ
太陽の欄でも書いていますが、パフェ率重視はコンボブレイクを気にせずに狙える要素のためストレスフリーな解禁が期待できます。また、該当するキャラは多いため、ガチャ選定でも妥協点としやすいのもポイントとなるでしょう。
これに該当するのは以下のキャラたちです。傾向として、条件が低ければMAX値が低く、条件が辛くなればMAX値が高くなります。
(Guitar)
・春日咲子(30%以上:MAX1400)
(Bass)
・弦(20%以上:MAX1200)
・Q-BONE先生(80%以上:MAX2000)
・東雲夏陽(50%以上:MAX1500)
(Drums)
・毬宮紺々子(20%以上:MAX1200)
(Other)
・トルテ&パフェ(50%以上:MAX1500)
・寿々姫(60%以上:MAX1800)
・如雨露ひめ(40%以上:MAX1500)
・ゴッドベア(Guitar)
なんやコイツ…。
まさかのオトベアシリーズ大量追加の中に現れた、オトベア上位互換キャラです。クリアするだけで1200スピリッツが100%手に入るという、確実性という観点でいうならばぶっちぎりで一番のぶっ壊れキャラです。
「もう何も考えたくない…ただ好きな曲だけプレイしていたい…」という方は、こちらを引いたら逆にこいつをリーダーに据えて倍率キャラを引き当てるまで待つのもアリかもしれません。
○特殊なキャラを引いたら?
最近追加されたキャラの中には、なにやら難解な要素を持ったキャラも複数います。チャーム説明を見てもサッパリわからなかったりするので、ここで特殊枠のキャラをおさらいしておきましょう。
中には特殊な分だけMAX値が高いキャラもいます。要素を理解してうまく運用すれば効率を高めることができますので、そこはお好みで調整しましょう。
・マッハマン1号(Other)
どういうこっちゃって話ですよね。
実は本当に書いてある通りで、「FAST」判定でとった判定はたとえOKでもマイナスとならないのが特徴となります。
ちなみにPerfectの場合はSLOWでも問題はないため、エクセでもMAX2000ポイントが入りますし、たとえOK100%でもそれが全てFASTならMAX2000ポイントが入ります。
ちなみに、Perfect以外のSLOW判定かmissが発生してしまうと1ノーツごとに-10となります。実はそこまで減点もされないため、そもそものパフェ率に自信がある方ならピーキーながらも相当な当たりキャラとなります。でも一般人はIMI赤Gなんて絶対やるなよ?
・Anik(Guitar)
ナートゥをご存じそうなAnikさん。彼の説明はこんな感じです。
どういうこっちゃって話ですよね。
まずは下の写真をご覧ください。
0をカウントするゾーンは写真赤枠の通りで、難易度・達成率・スキルは対象外となります。
で、スピリッツの計算式は「0の数×160」となりますので、この写真の場合は0が9個で1440スピリッツとなります。
考え方として、PerfectとGreatを出しながらもなんとかフルコンを取れば、Good~Missの0で6個、Max Comboの0で2個確定します。そして、フレーズコンボ率の0でも2個確定するため、万が一メチャクチャ運が悪くてScoreや他の箇所に0がこなかったとしても1600スピリッツは確定します。
また、エクセなら100%確実にMAX2000が入ります。
ノーツ数やワイリングによるScore変動もあるため、計算して確実にMAXを狙うのは実はけっこう難しいです。しかし、Goodを出さずにフルコンを安定させることが出来るのなら、かなり高水準の稼ぎ頭になる事が期待できます。
・ECLATANT(Other)
FTの妖精さんです。彼女のチャーム説明も、
このように一見では全く要領を得ることができないのが特徴です。
確認したところ、彼女のチャームは以下のような処理を行っていました。
…イマイチイメージが難しいです。さきほどのAnikを例に出しましょう。
こんなイメージです。
ちなみに、説明文では「もらったチャームボーナス」となっていますが、選ばれた対象がスピリッツを獲得できていなかったとしても「もらった」とみなします。
そのため、たとえばサラリーマンが対象に選ばれると
という処理がされます。
これを良いと取るか悪いと取るかは、正直けっこう判断が難しいと思います。例えば、マッハマンやAnikのようなMAX2000以上のメンバーと手を組むと、なかなか優秀な「保険要因」としての立ち回りが期待できます。
注意するべきポイントは、彼女自身はMAX値を下回ることが多い役回りになるため、ECLATANTともう一名しかいない場合はリーダーはもう一名のほうを選択しましょう。
お供になるキャラ次第で活かしも殺しもする性能となるため、これはオールスターGIG内でもかなりの上級者キャラといえるでしょう。Other枠は倍率キャラを引く確率も高いポジションのため、あまり難しいことを考えたくない方はチェンジをおススメします。
※…倍率キャラのみがお供になった際の処理、○曲目によって獲得スピリッツが変動するキャラが相手の場合の処理、そしてこの後に説明となる冬宮凪沙が対象となった際の処理は未検証です。情報お待ちしています!!!
・冬宮凪沙(Guitar)
みんな大好き未練タラッタちゃん、なんと本名が公開されました。ってことはやっぱりときし子はときし子が本名でいいんだな?(全然関係ない話をし始める)
さて、こちらも説明文を確認しておきましょう。
こりゃまた「つまりどういうことだってばよ?」となる、イマイチイメージが難しい能力です。
まず、最大となるMAX1200はランクSSで獲得となります。
しかし、EXCでもSSと同じとみなされて1200となるため、例えば98~99.99%の達成率でも1.5倍にはなりません。
次に、ランクSを取った場合は900スピリッツの獲得となります。
で、次のランクまで2%の範囲には「93~94.99%」が該当するため、この枠内の達成率となった場合は900×1.5倍の1350スピリッツ獲得(理論値)となります。
つ、使いづらい…。
ちなみに…
ランクAは700スピリッツとなるため、「78~79.99%」で1050スピリッツ、ランクBは500スピリッツとなるため、「71~72.99%」で750スピリッツ、
ランクCは0スピリッツです。
グラフで見える化するとこんな感じです。
正直、うまく使う方法があまり浮かばないピーキーさとなっているため、未練タラッタが好きな人やワイみたいにメガネキャラが好きで好きでしょうがないような人以外はキャラ交換を考えた方がいいかもしれません。
・ステラ(Bass)
特殊枠の最後はステラを紹介します。
こちらは、「フレーズコンボ1回達成ごとに160スピリッツ、1曲最大10回まで」ということでMAX1600スピリッツとなります。数字としてはそれほど悪くない性能ですし、別段性能自体に難しい点はありません。
しかし、これは分かる人からすれば選曲の幅が非常に狭くなるイヤらしいチャーム能力です。いかんせん、そもそも10個以上のフレーズコンボの曲はちゃんと調べないと引き当てる事ができないですし、それを選曲したとしてほとんどがフルコンを前提としなければなりません。
しかし、ここで光明となるのが「Long曲」の存在です。Longは基本的に全曲10フレーズ以上は確定なので、フルコン前提として考えるなら全曲を対象にすることができます。
…などと簡単にしゃべってみましたが、そもそもLongは難易度を落としてもフルコン難易度自体が高いこともあり、下記の曲はLongの中でも若干フレーズが少なめなので注意が必要です。
CLASSIC PARTY triathlon:12フレーズ
Dreams in the night:11フレーズ
恋:12フレーズ
Jake in the Box:10フレーズ
MASCARADA:11フレーズ
CHIMERA:10フレーズ
She's the Bug:12フレーズ
有頂天ビバーチェ:12フレーズ
Dreams on the road:11フレーズ
永:12フレーズ
Longの場合は獲得スピリッツもちゃんと2曲分となるため、ステラはLongでこそ効力を発揮するキャラといえるでしょう。MAXを狙う際、Jake in the BoxとCHIMERAだけはフルコン前提になっちゃうので、そこは注意です。
○最後に
前回のまとめでも書きましたが、結局効率の良いキャラを引けるかどうかはガチャ運しだいです。自分が納得できるキャラを引き当てるまでは、むしろチャームに合わせて「遊ぶ」くらいの気軽さを持って取り組むのが、なによりもベストだと自分は思います。
皆さんもこのオールスターGIG、最後までガッツリやりこんでいきましょう。