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3:ペーパーマリオRPG初プレイ日記_ステージ2

↑前回はこちら。


○ゴンババ討伐、次の冒険へ

ゴンババを倒した後も、ノコタロウはマリオと一緒に旅を続けることに。「父さんみたいな強い男になる」という意思を持ち旅に出る決意を固める気弱な少年、良き。熱いパトスを感じるね。おじさん、ノコタロウみたいな子は本当に応援したくなる。

ゴンババ討伐前に何かを拗らせてコウラスケートで特攻してきたノコリンも、(恐らく様々な葛藤の末に)ノコタロウの旅路を応援してくれました。これ、親父さんもいる手前もしかしたら取り繕っている可能性があるかもと邪推するワイはダメなやつですか?

おじさん、真面目な子が拗らせる心情に深堀をしたくなるダメな性癖があるんだ…へへへ…。


この後はどうするのか?というと、クリスチーヌいわく1000年のトビラの前に行けばおkということみたい。

なるほど、ステージスタート⇒次の街へ⇒ボス討伐⇒ピーチパート⇒クッパパート⇒ゴロツキタウンに戻る…を繰り返す感じの進行になるイメージですかね?


戻る途中で何やら着信音的な音楽が…バイブで震えてるってことは今回のマリオは携帯でも持ってるんですかね?

ここの着信音が「スーパーマリオワールド」のオープニングBGMで、しかも背景とマッチしてしまってるもんだからノスタルジックな感情がボワァっと出てきてしまいましたよ。なんというファンサ…。


そしてピーチさんから来たメールを確認していますけど、あれ、これって、もしかして…

ネタが細かーい…こういうのホント卑怯…なんというファンサ…。こういう折り畳みスマホ発売して欲しい。


○ふしぎの森へ

2つめのスターストーンの場所をクリスチーヌの先生に教えてもらい、道中でプニ族のプニオに出会いながら「ふしぎの森」へ到着。


まず到着してビックリしたのが「戦闘BGM」が変わったこと。
ステージごとにもしかしてBGMが変わるの?そりゃすげぇや手が込んでるわって思ってたんですけど、チラッとX(旧:Twitter)でペーパーマリオRPGリメイクの感想が流れてきたときにはGC版プレイ済みの人も同じ感想を喋ってたんですよね。

一瞬「え?」って思ったんだけど、よく辿ってみるとリメイク前は戦闘BGMが均一で、このリメイクで戦闘BGMが追加されたということらしい。

いや、すげぇな、それ。
リメイクでそこまで大幅にBGMを追加するパターンって、あまり聞いたことない。そもそも、確かにずっと同じ戦闘BGMだと若干戦闘にもメリハリがなくなってしまうのがRPGの宿命みたいなところがあったから、この変更点はメチャクチャにデカい気がする。繰り返しプレイになるプレイヤーにも新しい刺激になるし。

難しいかもしれないけど、今後のRPGのニュースタンダードとして取り入れるべき要素じゃないかな、戦闘BGMの細かな変更って…。臨場感がぜんぜん変わってくるもんね。(採算が難しいのはともかくとして)


○ビビアン………。

ピーチパートで出てきたメーガs…魔女っぽい3人組がさっそく出てきました。おっ、こりゃ早速戦闘か?と思ってたんですけど……


………。


………………。


…………………………。


胸糞悪ッ………………。

この3人組の関係性を一発で説明する……見事な寸劇ですね……。ただ、マジョリンが自分の無能をビビアンに擦り付けて、さらに腹いせに意地悪をするという展開を見ているとよォ…


マジョリン、テメェのその鼻、へし折りたくなるんだが……ッッッ

もういいよ、ビビアン。今仲間になれ。
お姉さまがどう偉いとか…マリオがどうとか…ストーリーとか!そんなこと よく 知らねェけどな…………!!!こっちはパッケージとか見てお前さんが仲間になることなんてわかってるんだよ…!!そんな奴と一緒にいなくてもいいだろ………!?


○大樹へ⇒クラウダさんちへ

スーッ…ハァーッ…(木のポーズで深呼吸)

はいっ、ということで若干血圧が上がっちまいましたが無事にプニオくんのお住まいへ到着です。

しかし、厳戒態勢のためか大樹の入り口からはすぐに入れないため、森に住んでいるというむっちんプリンなセクシー・マダムのクラウダさんに力を借りなければならないとむっちんプリンなセクシー・マダム??????

プニオくんのこの外見からむっちんプリンなセクシー・マダムという単語が出てきて思わず笑っちまったわい。伊達にCERO-Bしてないな、このゲーム。声に出して唱えたい単語、むっちんプリンなセクシー・マダム。

失礼、取り乱しました。ペーパーマリオRPG、取り乱したくなる場面があまりにも多すぎる。


(右側のコイン7が味わい深い一シーン)

プニオ君の案内の元、むっちんプリンなセクシー・マダムの御家に到着しましたが、当の本人であるむっちんプリンなセクシー・マダムはネックレスがないと人前に出れないとの事。

あぁ…ってことはあの3人組のところに行くってことか…なァんか気が進まないなぁ…。


○ビビアン………?

ほらな………。

なんかそんなオチが見えてたんだよ…マジョリンほんまオマエ……。

似顔絵をみたことによって、この3人組もとうとうマリオが敵であるという事に気づくだろうから、こりゃいよいよ戦闘待ったなしってところですね。


そうそう、クリスチーヌの言う通りそろそろこの3人組もなんかユニット名とかないのかっていうのは私も気になっていたところでした。だって名前分からんもんだからついついメーgゲフンゲフン別の名前を言いそうになるんだもの。


「カゲ三姉妹」。なるほどそのまんまやな。覚えました。


すると即座にツッコミをいれ、「カゲ三人組」と訂正するマジョリン。…え?そこでなんで訂正とか入るの?マリオとクリスチーヌの表情にワイの心がシンクロしてしまいます。


え?え?え????????????????

三姉妹ではなく、三人組……。
ココロの中では、妹……。




「カゲ三人組」。覚えました。シナプスに焼き付けるように。


そういうことね!!理解しました!!チラッとX(旧:Twitter)で「ビビアンの表現が…」とかいう感想が流れてきたのをみて「あぁ、なんか昨今の情勢で変えざるを得なかった表現とかの話かな……?」というのをなんとなくは見ていましたけど、そうか、これの事ね!!調整後でこれなの!!??

逆にGC版だとどんな表現だったんだ…全クリしたら後で調べてみよう…。


ということで戦闘に入ります。ビビアンは心情的に倒したくないなぁ…マジョリンはFF10のオーバーキル相当にはダメージを叩き込んでやりたいけど。


当然、「ものしり」は使いますよね。ビビアンさんのステータスは…


う~ん…
それにしても なかなか かわいいコね…
ひょっとしたら あたしよりも
かわいいかも…
…て
やだっ…
あたしったら ヤキモチ
やいているのかしら



(全宇宙の意思より天啓を得た顔)

ペーパーマリオRPG、神ゲーです。

自分がかわいいと自覚しているクリスチーヌさんをもってしても、自分よりかわいいかもとビビアンを見てしまっているこの場面。しかも、ビビアンに対してヤキモチを焼いていると。素晴らしい。それでいて、自身のこの心情に対して、何で自分がヤキモチを焼いているんだと自分に対して困惑している様子が伺えるわけですよ。なぜその困惑が生まれるのか?いいでしょう、まずはそこを紐解いていきたいところです。まずはビビアンという明らかに敵に対して芽生えてはいけない感情だからですよね。敵なのに何でそんなにかわいいんだよオマエ、みたいな。しかもここまでに至る寸劇で姉から執拗に虐められていて、若干なりとも可哀そうな子であると感情移入をしているところもあると思うんですよ。それでいて、クリスチーヌって賢いところがあるから、直接言及はしてないけど恐らく今のやり取りをみてビビアンが♂であるということにもちゃんと気づいているはず。でも、♀の自分よりも可愛い男の娘って…そんな…みたいな、若干自信を失くしてしまっているという側面もあるのでしょう。しかし、そこまでだったら恐らくヤキモチには至らないはずなんですよ。ヤキモチとは、言い換えれば嫉妬なわけです。そう、嫉妬。恐らくこれは「マリオは自分よりもビビアンのほうが可愛いと感じるだろうな」とか「こんな保護欲を掻き立てる子だったらマリオも助けようとするのかな」という憶測をしていて、それに対して嫌な感情を持ってしまっているわけです。そして、そんな自分の気持ちに自分であまりしっかりとは気づいていないということをここでは示唆している。本当に素晴らしい。まだ自覚がない恋心をこの時点で持ってしまっていて、可愛い相手を見て初めてそんな感情にうっすらと気づいてしまうというこの描写を、なぜ戦闘の、しかも「ものしり」というコマンド内で詰め込んでしまうのか。天才か。開発陣に天才がいるに違いない。


…とか考えているうちに無事ネックレスを回収しました。


○クラウダさんとのご対面

GetBackers-奪還屋-よろしく、無事に依頼主のクラウダに大切なものを返してあげることができました。いよいよむっちんプリンなセクシー・マダムとのご対面です。


うわ~、単なる登場シーンなのにすっごいムーディー!!ところでミラーボールってガチな値段のやつだと20万くらいするらしいよ!(唐突なトリビア)


そしてクラウダさん、ご登壇!むっちんプリンなセクシー・マダムって本当にマジだな!!(ここでルドウィッグのかーちゃんかなと思ってしまったのはワイだけでいいです)


ここの花の解像度、めちゃくちゃ高くて笑った。いい香りがしそう。


クラウダさん、早速仲間になるところでマリオに抱きついたり濃厚な接吻を施したりとやりたい放題でございます。クリスチーヌとは別ベクトルで豪放というか、マツ○DX感やIKK○感が凄いやつやな。

マリオは確かにおヒゲがチャーミングっていうところもあるでしょうし、クラウダさん的にも超ストライクゾーンってやつだったのかもしれんですね。

(クリスチーヌはどんな気持ちになってたんやろなぁ)


ところで、プニオって何歳の設定すか?
「マダムキラー」っていう単語をその愛らしい風貌で話すんじゃない。

大樹に戻り、秘密の入口をクラウダさんの風の力で開くことに成功した後、クラウダさんが自身のことを説明してくれました。

「マリオちゃんは ごぞんじかしらン?
 じつは アタクシ ちょっと前まで
 ぶたいの 大じょゆうだったのよン
 マダム・クラウダといったら
 その世界では しらない人は
 いないくらい ゆうめいだったのよン
 でもねン きらびやかな世界のウラは
 じつは とっても ドロドロしているのン
 まぁ オトナの世界って ヤツよねン…
 アタクシは その世界に つかれちゃって
 それで この森へ きたってわけなのン
 だけど ときどき あそびにくる
 プニちゃんたちの ピュアな 心に
 せっしているうちに…
 アタクシもね…
 じょゆうを めざしていたころの
 ピュアな 心が よみがえってきたのよン
 それで アタクシ 気づいたのよン…
 やっぱり ステージが 大スキなんだって…
 もういちど あのステージに 上がって
 まぶしい スポットライトを
 あびてみようって おもったのよン
 そのことに 気づかせてくれた
 プニちゃんたちには
 とっても かんしゃしてるのよン」

なるほど…これがただネックレスを返してあげただけで冒険に加担してくれた理由ってやつですか。プニオくんがいる前では「シゲキがほしい」みたいな理由を話していたのに、マリオの前ではちゃんと理由を説明してくれるところに、マダムの誠実な性根が垣間見えます。

プニオくんはクラウダさんのことむっちんプリンなセクシー・マダムって喋ってましたけど、多分これくらいの表現じゃピュアで優しくてかわいいって思う位のドロドロさの中にいたってことですかね。大体は、まぁ、金と性と権力の話なんだろうけど…。

一回そういう業界のドロドロにやられた人って、よっぽどの事がないとカムバックできないと思うんですよね。それほどまでにプニ族という存在は癒しだったし、女優という在り方は自身にとって譲れないものなのだと振り返られるほどには心の余裕を持つことができるようになったんですねぇ。

何回も聞くけどこれマリオのゲームで合ってる??


○大樹の中へ

メガバッテンに占拠されていた大樹内でプニ族のオババを助け出し、地下にスターストーンがあると知らされ、


途中でクリスチーヌの苦手なものをまた一つ知り、


マリオにキスしてきた女ネズミの怪盗?にブチ切れちらかすクリスチーヌを見るなどして、もしかしてこのゲームはクリスチーヌが主人公なのでは?と若干感覚がバグりはじめ、


途中の101匹プニちゃんを引き連れてのダンジョン大爆走やトゲ族との仁義なき抗争を見て「ピュアとは…」と思いつつも、無事ステージ2のボスのバッテンダーロボを討伐。


スターストーンも二つ目をゲット。今回はここまで!
思った以上にステージひとつひとつの容量がでかいな、このゲーム!


↓次はコチラ。


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