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1:ペーパーマリオRPG初プレイ日記_ステージ1

やり始めの経緯は↑からオナシャス。
では早速やっていきましょうかね。

一応いっておきますけど、当たり前のようにネタバレとかはしていきますからそこはよろしくお願いします。


○プロローグ

昔々、なんやら恐ろしい事が起きて島の文明が滅びました。そしてそこに再び築き上げられた街が舞台です、と。
いいですね、この昔の事がキーワードになるからヨロシクね!っていう導入。背景がわかりやすくてベネ(良し)。

そんでピーチ姫が訪れたこの街、ゴロツキタウン。
いや、その、「かわった ふんいきの街ね…」では済まないやろ。落書き、どくろ、ゴミの散乱、窓ガラスの破損なども去ることながら、やっぱり特筆すべきはど真ん中に設置されてる処刑台でしょ。こんなモンをロープそのまんまにモニュメントとして飾ってるとかワンピースのローグタウンも真っ青ですよ。下に染み込んでいるように見える液体は何も考えないほうがいいのかなー!?

うーん。キノコ王国には処刑の文化がないから、これが何を意味するかピーチ姫が分からないって説を説いてもよろしいでしょうか。ピーチさん、ちょい天然すぎますわね。


そして、うわー!怪しいー!
コイツ絶対黒幕の何かでしょ!!週刊ストーリーランドの「謎の老婆」よりも怪しいにおいがプンプンするぜーーーッ!!
と、とりあえずピーチ姫がここで宝の地図を手に入れて物語が始まっていくわけなんですね。了承いたしました。


○ピーチ姫の手紙

こんにちは マリオ
わたしは いま キノコ王国を
めぐる旅に 出ています

全然関係ないけど、ピーチ姫のサインかわいいね。ハートマークつけてる♡

その旅の とちゅうで なんと!
ふしぎな 宝の地図を 手に入れました
ゴロツキタウンという街で
物売りの おばあさんから
もらった箱に 入っていたのです

ふふっ、はしゃいでますなぁ。

だから マリオにも 宝さがしを
手伝ってもらいたいのです
いいわよね?

い、いいわよね!!??

ゴロツキタウンの港で まってます
(ぜったい きてくださいね)
ピーチより

ぜったい きてくださいね!!!???


…脅迫文書?

一国の姫君が送るような文面じゃない。サインにハートマークこさえればいいってもんじゃないゾ。
けど、逆に捉えるならマリオにはそれくらい心を開いてる事になるし、それくらいマリオに全力で甘えてると捉えるならば可愛い…のか?

じゃけん、ヒステリックボム(FP:15)くらうまえにゴロツキタウン向かいましょうね〜

○クリスチーヌとの出会い

旅路でも船員さんに散々いわれるほど治安の悪い街、ゴロツキタウン。きっと船員さんもゲゲゲの謎の鬼太郎レベルに「引き返してください。警告はしましたよ。」って言ってそう。


途中なんやかんや100人くらいのマルマルメガネ団の集団に阻まれ治安の悪さをこれでもかと味わうものの、なんとか処刑台の前まで逃げ出してクリボーの女の子とよろしくしました。

これがパッケージに写ってた仲間キャラのクリスチーヌさんですか…。考古学専攻のJDポニテとは強めの癖を感じますねぇ!
しかも寸劇中、後ろに見える槍もった奴がグラサンヤクザに可愛がられるという治安カス度MAXな現場を目撃するも、このクリスチーヌさんたら「やんなっちゃう!」の一言で済ます豪胆さを持っているというね。ハハァン、こりゃ色んな国で既に修羅場をくぐったタイプだな?危ない橋も渡るタイプの考古学者かな?

で、結局ピーチさんいねぇじゃん!どうせ誰か(それこそあの老婆とかに)連れ去られたんだろ!?って展開になり、なんやかんやクリスチーヌが仲間になってくれました。仲間になったというより「あたしと一緒に来なさいよ」だからクリスチーヌがマリオを誘ったという展開ですかね。ホンマに豪胆な女やな…癖が強いねぇ…。

しかしこのクリスチーヌ嬢、ただただ気が強いというだけではない。

物語上で必要となるスターストーンと1000年のトビラの話を大学の先生に聞きに行った時のワンシーン。すっごい芯が通ってる。ゴロツキタウンの住人たちに辛辣な意見を見せる一面もあるし、なんやメチャクチャ真面目な子なんだなと思わせてくれる。

かと思えば、敵クリボーの一味に「可愛い姉ちゃん」呼ばわりされたときはこんな事いうし。自分が可愛いと自覚している系女子かッ!なんかもう色んな角度からツヨツヨだなこの子ッ!

そして、クリスチーヌさんはマリオRPGのマロよろしく、敵の分析ができる「ものしり」という能力持ちだという。もうこの時点で絶対外せない系の仲間じゃんか!じゃあ、さっそくチャラ男系クリボーたちに対して「ものしり」を使ってみましょうかね。


まず本の著者が酷いな。
そして同族の情報だからなのか、流石のクリスチーヌも本の内容にツッコミをいれる…のに、他に特徴がないからやっぱり雑魚って君も辛辣だなぁ!?

あぁ、分かった。もうこのゲーム面白いわ。決定。
メタなネタもガンガンぶっこみつつ、登場人物達の言動が(いい意味で)マリオしてない。一人目の仲間のクリスチーヌも、敵の分析のたびに自我を出してくるのメチャクチャ面白い。バトルのアクションもスーパーマリオRPGみたいに色々あるし。

これ、間違いなくワイの大好きなタイプのゲームじゃんか…本当に当時プレイしなかったのが悔やまれる…。


そして最初のボスのゲッソー戦。えっ、そこですかクリスチーヌさん!?芯の強い豪胆で辛辣な考古学系ポニテJDがヌルヌル系苦手とか製作者ァ!!癖盛りすぎだろ!!まだ開始して1時間ちょいだぞ!?

なんでヌルヌル系が苦手になったんだ教えてくれクリスチーヌ!!今すぐキミに「ものしり」を使ってアクロバットしたい!!!ワイも観客も喜ぶぞ!!(?)

あぁ、分かった。もうこのゲーム殿堂入りだわ。決定。

○ドラドラ平原⇒ハナハナ村へ

気を取り直してストーリーを進めます。平原を抜けて、スターストーンをレッツ探すのよ!


で、副題の「マリオとお城とドラゴンと」という名に相応しく、アタイがボスやでと言わんばかりに上空に出てきて、そのまま城に飛んでいくでっかいドラゴン。
えっ、次のボス、あのドラゴンなの?マリオシリーズっぽくないような割とガチデザインなドラゴンだったけど?ゲッソーからずいぶんランク上げてくるじゃんか…。

でも、なんか最近の「なろう系」みたいなストーリー展開で面白いな。最初の大ボスがいきなりとんでもない奴なのに普通にやっつけて「えっ、なんか僕やっちゃいました?」的な空気になるやつかな。(多分違う)

さて、ついた村で早速情報収集や!っていうかハナハナ村、普通の穏やかな村だ!よかった、斬首台とか置いてない!!
もしかしたら全部の街の治安が悪くて、何かしらの処罰系モニュメントがあるかもって内心ドキドキしてたんだよ!

とりあえずドラゴンの名前がゴンババという事がわかり、村にも被害が出てるっちゅー事で討伐対象が決まりました。さっそく一狩り行こうぜ!


…っという前に、この大切な情報を教えてくれたノコノコはどんなキャラなんでしょう。そう、ここでまたもやクリスチーヌさんの出番です。

クリスチーヌさん、村人一人ひとりのデータも教えてくれるという、びっクリな「ものしり」能力をお持ちとの事なんですよ。いや、なんで初めて立ち寄った村の個人情報知ってんの???割とマジでびっクリだよ???
もしこれが、例の辛口コメント著者による本に書いてある情報なのだとしたら、たぶんアカシックレコードか未来日記を覗くことできる能力者っすね、その著者は…。

気を取り直して……教えて、クリスチーヌ!!

スwwwポーwwwクスwwwマンwwwwww(意味:政府・団体などの意見、所信などの公表を担当する人。 また、代弁者)

野wwww心wwww家wwwwwwww

なるほど、旅人に情報を与えるという業務に進んで付くことで、村内の自身のポイントを稼いでいたわけですか。顔も売れるし…堅実で地道な活動ですね…選挙頑張ってください…。

ほんと面白ぇわ、このゲーム。


○ノコタロウとノコリン

RPGのお決まりともいえる村長からの重要な情報収集というイベントを乗り越え、次へ進んでいきます。(この辺りからだんだんクリスチーヌの辛辣さに慣れてくる)

次のエリアへ向かおうとすると、「ノコタロウ」という絆創膏がチャームポイントの男の子がでてきました。彼もパッケージに書いてあったから仲間になるんでしょうけど、この時点ではまだ仲間にならず。

クリスチーヌによると「ウジウジしているが、ゴンババを気にしている」のだそう。まだ直接ゴンババに挑みに行ける状態じゃないから、もう少ししたら仲間になるのかしらね。

そして、このノコタロウに関係するキャラでメチャクチャ気になったのは「ノコリン」でした。

なんと、あのウジウジしているノコノコのガールフレンドだというではありませんか。

よ、よかった…リメイク後のプレイで…。多感な中学生時期にでもプレイしようものなら「ウジウジしているノコノコに負けている」とかいう訳の分からない敗北感で色々なものを拗らせるところだったかも知れなかった。


見た目も、なんというか普通に可愛いな…クリスチーヌも認める女子ステータスの高さ。でも、ノコタロウがあまりにもウジウジしてるもんだから弟のような感情も抱いているとフーーーーーーーーーーーーーーンそういうの大好きだよ僕ーーーーーーーーーーーーーーーーー。

こりゃまた随分と癖な拗らせ方をするじゃないですか任天堂さん。クリスチーヌも、なんとなくその関係性を見抜いて「ちょっと複雑な関係」って言っちゃうあたり本当に強いな。面白くなってきたからさっさとノコタロウ仲間にしよう。

シンノスケという春日部の風雲児みたいな名前の敵をPOWで倒しつつ、なんとか無事にここまで進めてきました。ラブコメ展開を期待してノコタロウを仲間にするという思考のワイは恋愛脳ってやつですかね?

なんでもノコタロウも、ゴンババを倒しにいった親父が帰ってこないという暗い過去があるよう。で、父のように強くなりたいという想いからマリオの仲間になってくれました。

………こういう話になるとノコタロウがウジっちゃうのも仕方ないよなぁ。

周りからの見えないプレッシャーとかがあったんやろ、オメーは父親の後を継いで戦いに行かないのか、とかさ。で、自分は親父の強さとかを知っている手前、そんな人が戻ってこなくなるような場所に自分が行っても無事なわけがないと理性では理解してるんでしょう。
…けど、何もしないということは親父という存在からも目を背けることに繋がる、という苦悩ですわな。それに、偉大な親にそぐわない自身のギャップというのは、なかなか埋めることは難しい。

だからこそ、マリオという転換点が彼を「漢」に変えたということですな。頑張れ、ノコタロウ。おじさん応援してるぞ。



なんとかしていると、どうやらそのマリオとのやり取りをノコリンは聞いていたよう。おっ、漢になったノコタロウを見送るイベント的なやつかな?


違った、呼び止める系のイベントか。それにしても愚図で鈍間な亀とは、いくらなんでも罵倒しすぎでは…?


それに対しノコタロウ、『漢』を見せます。オイオイオイオイ微妙に死亡フラグが経ちそうなセリフだけどカッコイイじゃねぇかノコタロウ!君のために強い男になる、だぜ!?プロポーズみたいなもんじゃねぇか!!やるねぇ!!そうさ、一度走り出した男の勇気はそう簡単には止まr



つよくなんか ならなくても いいの!
ムリして キケンな ところに
行かなくったって…
よわむしでも なきむしでも
いじけむしでも いいじゃない
カメむしだって あたしは平気よ
とにかく ノコタロウは
ノコタロウで いてくれたらいいのよ
だから 行かないで…

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。(想像以上の被弾による悶絶)

さっきの悪態は完全に愛情の裏返しってやつでしたか。それも、なんかこう、共依存を伴う歪な愛情に近いなんかだ、これ。
イネーブリングっていうんですかねぇ、愚図で鈍間だから行かなくていいって言い聞かせて、自分がいなくちゃダメなんだからって関係性を継続したいみたいな感じを出しているように見える、この、なんだこれ。
もちろんゴンババを討伐しに行って命を落とされることの恐怖もあるんだろうけど。うわぁ、色々といじらしい。なんだこれ。なんだこれ!!!

「しっかりもの」な女の子をこういう風に扱うのかよ…ライトに表現しているけど、これ絵を変えればすぐにドロドロな雰囲気にできるやつだぞ。すっげぇ。マジで何、このゲーム???マリオのゲームで合ってる??????

でも、もう行くから、大丈夫だから、マリオさんもいるから、とノコタロウは彼女の涙を見てもなお決心を揺るがせない。

すると


まさかのコウラスケート特攻。

しかも往復。とばっちりを食らうマリオがなんというか可哀そうである。ここで「わかった…グスッ、ぜったい帰ってきてね…待ってるから…」って展開にならねーんかいッ!って突っ込んじゃいましたよね。

まぁ多分ノコリンは、マリオがいれば大丈夫とはどうしても信じられなくて、もうこれで確実にノコタロウを失ってしまうと妄信的になって感情が爆発したみたいなやつですよね。自暴自棄というか、DV的というか…これで村に戻ったノコリン、絶対自己嫌悪に陥ってるやつでしょ。僕は詳しいんだ。

こりゃーさっさとゴンババ倒してハッピーエンド迎えなきゃ、だね。

○ということで

ゴンババ、ブッ殺した!!(忍極的なノリで)

途中、今までのマリオシリーズ以上に意味を持ってしまってるカロンが出てきて若干ゾクゾクしたり、ゴンババが観客を喰って体力回復したりと「マジでこのゲーム…ッ」って悶えるような場面もありましたが、バトル自体はカエルの鳴き声パワーで弱体化させて割と楽勝に撃破できました。


そして親父さんがゴンババの腹の中から生還!いやー、ご都合主義かもしれんけど、「あのカロンが実は…」みたいな展開にならなくて本当に良かった。マリオはやっぱりこうでなくっちゃ。

でも10年間もゴンババの腹の中にいたって簡単にいうけど…いくらコウラに閉じこもって難を逃れていたって言っても普通なら消化されるし、それ以前に絶対人格崩壊しませんか?
さすがゴンババを討伐しようとするノコノコ戦士だけあって、豪放というか、豪傑というか…。それともノコノコ族はコウラを使ったコールドスリープが可能な種族なんだろうか…カメは万年っていうしな…。

しかもスターストーンをゴンババの腹の中から回収してくれているというファインプレイ。あれ、これもしかして親父さんいなかったらマリオたちがゴンババの腹をかっ裂くグロテスク展開もあり得たかもしれない…ってコト!?
その時に沢山のカロンや、さっき中途半端に消化された観客が腹から出てきたりとかするとCERO-Dも夢じゃねぇな。親父さんのおかげでペーパーマリオRPGはCERO-Bで済んだんだよ、きっと。


なにはともあれスターストーンは一つ目をゲット。今回はここまで!


↓次はコチラ。


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