余裕がない時ほど文章を書きたくなる
「今、余裕がない。」
振り返れば、いつもそんなことを言って生きてきた。だから「余裕ができたらやりたい」なんて思っていることは、これまでやれたことがない。
今も、絶賛余裕がない状態。私が余裕がないというのは、仕事が溜まっていたり、家事が溜まっていたり、誰かの連絡を止めていたり、そういう後ろめたさがある時だ。他に時間を使わなければならないことがたくさんあることは、自分でもよく自覚している。それでも、こうして文章を書きたくなるのはとても不思議だ。
一つには、現実逃避なのかもしれないし、今の自分の現状を把握したい、確認した上で落ち着いて、物事に取り組みたいということなのだろうか。自分でも、この現象は本当によくわからないけれど、似たような経験を中学生・高校生の頃から繰り返している。試験の前に文章を書き始めたり、部屋の掃除を始めてしまったりする。似たような人はいるのだろうか?
今回、noteを書き始めたのは、「文章をかく」ことによって、自分自身の「状況把握」「言語化」「表現」を豊かに、そしてスムーズにしたいと思ったからだ。私は、どちらかというと考えてから行動するというより、考えながら行動するタイプで、言葉よりも先にイメージや、行動が先行する。「どうしてあんなことしたの?」と聞かれて、答えながら少しずつ言葉にして、最後に自分でも「ああ、だからあんなことしたんだ」って理解するタイプ。これはこれで、即効性があっていい時もあるのだが、最近、言語化能力が乏しいことで悔しい思いをしたことがいくつかあった。そして今、やっと、伝えたいことや、創り出したい出したいものがいくつかはっきりしてきた。
だからこそ、今、書き始めた。(書き始めてしまった)
出来るだけ、続けたい。少量ずつでもいいから。PCでも、スマホでも。
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