ある夏の日、お守りが消えた

お守りは役目を果たすとなくなるって信じますか？

これは数ヶ月前の話です。
鳥取県にある白兎神社に行った際に買ったお守り、見た目がかわいかったこともあり結構気に入ってました。

「お守りは役目を果たすと壊れる」とは知っていました。
しかし、こつぜんと姿を消したのは、あの夏の日だけです。いつものように仕事から帰ってきて、娘に「早く手洗ってー」と声をかけ、私は冷蔵庫に食材を片付けていました。

そして、鞄の中から水筒を出そうとした瞬間「お守り……ない！」と初めて気づいたのです。今までお守りがちぎれることはあっても、紐ごと消えたの初めてでした。

「まぁそんなこともあるよね」って思える訳もなく、「お守りが姿を消すのって何か意味がありますか？」シンクの中に水筒を放置したまま、チャットを打ち込んでいました。

「お守りがなくなるときは、お守りに頼らなくてもやっていけますよ。というサインであることが多いです」
チャットの相手は、スピリチュアル案件でお世話になっているAさんです。
（ほぉ……なるほど。）私は別に占いを信じる方でもないですし、スピリチュアル命！　というわけでもありません。ただ、お守りがなくなったり、心がモヤッとすることがあれば、仕事に活かせるかも？　とAさんに質問をしています。

今回のお守りは、仕事運や縁結びに関するものでした。ということは「仕事の出会いはすでにあるよ」っていうことなのかな？　と思い（気づかせていただいてありがとうございます）と遠い白兎神社の神様にお礼を言いました。

その後、娘からも「ウサギさんのお守りなくなったー！」と泣きながら言われたので、我が家には今のところ縁結びのお守りは必要なかったのかも知れません。
ウサギの形をしたお守りは白兎神社でしか買えないし、見た目がかわいくて気に入っていたので残念です。しかしその後、仕事は順調そのもの。やはり「神様に頼らずやっていけ」というメッセージだったのかもしれません。

私はスピリチュアルライターなので、旅行に行く際には必ずご当地の神社を訪れることにしています。そして記念にお守りを買っているのですが、なくなったのは白兎神社で買ったウサギのお守りただ1つです。

来年の初詣は、去年と同じく強運のおみくじがある大鳥神社（大阪）にしようかなと思っています。お守りが壊れるとやはりびっくりするので、壊れなかった実績のあるところがいいです。