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感情と体験が伝えられない。SEOライターの弊害かも

「体験や感情はいらないので、記事には入れないでください」
駆け出しライターの頃、クライアントから言われたフィードバックです。当時の私は、事実をただ書くライティングをやったことがありませんでした。

クライアントからしたら、個人を出してくるめんどくさいライターだったと思います。SEO記事を5年やって、Instagramやnoteで「個」を出す発信をしていくと、必要な技術が全く違うことに気づいたのです。

まだまだ成長の道途中ですが、たまには私の苦手をさらけ出していきます。

「感情を入れるな」の教えから抜け出せない

「ここはメディアです。ブログではないので、個人の経験や感情は不要です。リサーチした事実だけを書いてください」

ライター初期に言われたフィードバックです。当時の私は、感情や体験で書くブログ代行をしていたので、衝撃でした。特に恋愛メディアだと、気を付けていても、自分の感情が入ってしまいました。

「何度言っても直らないので、今月で契約解除でおねがいします」
悔しかった。調べたことだけを書くのがこんなに難しいなんて。そこから5年。ライターとしてある程度、信頼されるようになってきたころ、Instagramにフィールドをうつしました。

そこは、事実だけではなく「発信者の個性」が必要な場所。淡々とした文章しか書けない私の投稿は、だれにも読まれませんでした。一度封印した感情を出すのは、本当に難しい……試行錯誤の始まりです。

感情を伝える大切さを学ぶ

「私も○○なことありました」
心と体は繋がっています。というテーマでInstagram発信をしていた時、ふと自分の経験を入れてみました。4か月で100人程度だったフォロワーが、1か月で3000人になったのです。

「共感ってすごい。経験や感情を伝えるのってすごいんだ」
Instagram広告の数字をまとめながら、思わず声が出ていました。

やってるつもりができないもどかしさ

「なんで読まれないの?」

私の文章に感情が戻ってきた。そう思えたのは一瞬だけでした。Instagramアカウントの「キャラ」なら感情を入れれます。しかし、noteや講座の課題になると、筆が止まってしまうのです。

そう、noteや課題のkindleは「キャラがいない完全なる私個人」だからです。1度封印した感情や体験はなかなか戻らない。まさに「壁」なのだなぁ……と、今まさにもがいている最中です。

成長は少しづつでいい。焦らないことが大切

「なんで伸びないの? 私にはやっぱり無理なのかのかな」
凹む回数がゼロなわけがありません。自分なりにやってるつもりなのに、結果がついてこない。何で? なんで? ってずっと自問自答しています。

やりたい、できない、しんどい、葛藤ばかりです。でも、今年の初詣に引いたおみくじに「焦るな」と書いてありました。背中をドンって押された気がして、地道にやっていく決意ができたのです。

同じように書いていても、30スキを突破してくれるnoteもあります。できないことばかり見ていても自分がつぶれてしまいます。だから、できていることを見て、毎日少しでも自分をほめてあげたい。

講座のみんなや、先生はすごく褒めてくれます。この「褒めてくれる場所」があるっていう事実が私を鼓舞してくれるのです。

さいごに

どんな文章を書くのかで、必要なスキルは変わります。私にしか書けない文章を書くって? と考えたのがきっかけです。SEOが悪いっていうわけではないですよ! 事実をしっかり伝えるメディアは必要です。

ただ、そこからの方向転換が割と大変なんだなっていう気づきでした。両立できるようにスキルを高めていきたいです。感情と体験を自由に使えるようになったら、レベルが上がる気がしています。

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