横着🟰(手抜き)効率化のススメ 長過ぎた夏の余韻がようやく終わりを告げニットの季節到来、ということで今回は編み物のハナシ 毎月カルチャースクールで開講している 「素材を楽しむかぎ針編みの小物」 と、出張レッスン「能勢マユミのYARN TO GO」鳴門NOMAyadoレッスン「YARN AND SEA」では私がセレクトしたいろんな素材で季節に応じていろんなオリジナル小物を編んで頂いています。 春夏は綿、麻、シルク、和紙、プラスチックなどで編むサコッシュ、ポーチ、ボトルカバー
私はかなりの感動体質だが 義母の介護に追われていた2019年ころ どんなに美しく素晴らしいものに触れてもあまり心が動かなくなって 「これはやばい」と焦りながらもなんとか日常をこなしていた。 体力低下も半端なくて、腰痛や膝の脱臼癖は酷くなるし、2時間1コマのレッスンが終わるともうクタクタ。 寝ても疲れが取れず年々不安を感じていた。 二人の母を見送った後、まずは自分の心身の健康を取り戻そうと決め、水泳を始めることにした。 仕事の合間に短時間で効率よく全身運動ができるのと、徳島
認知症マフとは、手元に不安を感じる人が触れたり手を通したりして落ち着けるように、ボタンやリボンなどさまざまな飾りを付けた筒状のニット小物です。 手を入れるとふんわり温かく飾りを触って楽しんだりホッと落ち着くといいます。 イギリスなど海外の高齢者施設や病院でも使われており英語で「Twiddle Muff(トゥイドルマフ)」と呼ばれています 前回はこれまでのマフ普及活動のお話しでした。 ワークショップに参加されたボランティアのみなさんが編んだマフを見せて頂くと、使う方を想像し
認知症マフとは、手元に不安を感じる人が触れたり手を通したりして落ち着けるように、ボタンやリボンなどさまざまな飾りを付けた筒状のニット小物です。 手を入れるとふんわり温かく飾りを触って楽しんだりホッと落ち着くといいます。 イギリスなど海外の高齢者施設や病院でも使われており英語で「Twiddle Muff(トゥイドルマフ)」と呼ばれています。 前回の投稿では私がマフの普及活動のお手伝いに至るまでのお話しでした。 監修をするに当たり まずは元朝日新聞厚生文化事業団の 山本氏がイ
6/18(木)付け朝日新聞朝刊 関西版 #KANSAI ほんまもん 認知症マフ®︎の普及活動を取材してくださいました。 誌面より長文のデジタル版は有料記事なので会員の方以外は全文読んで頂けないのですが、写真はすべて見ることができます。 認知症マフとは、手元に不安を感じる人が触れたり手を通したりして落ち着けるように、ボタンやリボンなどさまざまな飾りを付けた筒状のニット小物です。 手を入れるとふんわり温かく飾りを触って楽しんだりホッと落ち着くといいます。 イギリスなど海外の
仕事柄、雑誌などメディアの取材を受ける機会は時々ありますが、 今月は私自身の歩みにスポットを当てて頂き、生い立ちから作家になった経緯、人生訓的めいたこと、編みものへの思いなどかなり深い内容のインタビューを受けました ひとつはテレビ番組です 夫と運営している鳴門の小さな宿 NOMAyadoでロケが行われました 4月に出た新刊の発売記念イベントの様子やYARN AND SEAレッスンを受けるため宿にお泊まり頂いたお客様が、編み物を楽しんで頂く様子も撮影してくださいました 長
今年から始めたnote ニット作家らしい投稿をしてこなかったので今回は初めて編み物の話をします 4月1日にエクスナレッジさんから 私の3冊目の著書 「好きな模様でかぎ針編み」が 出版されました 企画から制作まで3年以上の時間をかけ 発売まで伴走してくださった編集Kさんからはまずまず好評と伺って安堵しています タイトルからは模様編みの本のような印象を受けるかもしれませんが本当の意図はちょっと違います まえがきより 私は素材そのものに魅力を感じるテクスチャフェチです。 特
すっかり月いち連載の様相となったnote 今回はクリエイティブな仕事について初めて意識した時の話 私は子どもの頃文集などで出される 定番中の定番のお題 「将来の夢」を書くのが大嫌いでした。 イケてない小学生の私はその日その日をやり過ごすだけで精一杯。 特技なんてないし、やりたいこともわからない。 どんな大人になりたいのか 将来どんな職業につきたいのかなんて全く想像もできず 毎回適当な夢とその理由をひねり出し、なんとか行間を埋めていました。 男子はプロ野球選手やパイ
前回は長文過ぎて書き上げるのに エネルギーを使ってしまい、 続きを書くのが遅くなってしまいました。 書きたい事は山のようにあるので ニット作家に至るまでの エピソードは少しずつ紹介していきます。 のんびりとお付き合いください。 今日はものづくりの楽しさを初めて味わったときのおはなし。 前回で告白した通り だめだめコミュ障の私でしたが 小学校4年生の時、 初めて親友ができました 名前はゆみこちゃん。 彼女は転校生でした。 私と似た背格好でおとなしい性格、 人見知りでクラス
あけましておめでとうございます。 新年早々こんな話題でなんですが このnoteは私の還暦イヤーメモリーでもあるのでまずは昔ばなしを。 誰にでもコンプレックスはあるよね。 容姿、頭脳、運動神経… 私は小さい頃あらゆるコンプレックスのかたまりでした。 大工の父と編み物が得意な母、弟3人の6人家族で物心ついたときからトイレが外にある6畳4.5畳二間の連棟長屋住まい。なのになぜか6畳を占拠するほど大きなステレオがあったり、当時まだ珍しかったエレクトーンを習わせてくれたり、母がシー
はじめまして、能勢マユミと申します。 2024年の8月に60歳を迎えます。 ここまできたら、もう格好つけずに いろいろゆるくぶっちゃけてもいいかなーとはじめてみました。 初回ということで自己紹介がてら ざっくりと私の仕事を説明します。 肩書きは「ニット作家」 「ニット」は一般的に棒針編みを差すのでかぎ針編みの仕事しかしていない私は 正確には 「かぎ針編み作家」とか 「クロッシェ(crochet)作家」と名乗るべきなのでしょうがめんどくさいのでずっとニット作家でやってます。