ペタグーグミにハマっています(近況)
ここのところ新しい知識や教養を体内に取り込む時間がないので、自己の出涸らしを絞りに絞ってようやく手のひらに溜まった、透明でぬるぬるした叡智っぽく見えるものをほっぺや二の腕に塗りたくりながら過ごしていた。少しくらい質の良くない成分だとしても知性の保湿は季節を問わずいつでも重要で、これを欠かすと肌は荒れ、指先はささくれ、自己肯定感という名の免疫システムに異常をきたして自分の内面を自分の思考が攻撃しだすので保湿はほんと大事。あと朝晩の洗顔と、できれば週一回のピーリングも。
やっとでかめの仕事が終わったので文字を書いている。仕事がでかすぎるせいで、24時間における自分の思考がほぼ全部そっちに吸い上げられてホンマ最悪の数ヶ月でしたわ。疲れて帰って眠ってはまた寝不足の朝、耳たぶからしたたる睡眠の残滓を拭いながら、通勤中になにわ男子を爆音で聴いて職場に向かう(長尾くんをちょっと推してますが、だいたいわたくしは自分で自分のことを「性格が悪い」と言ってしまうタイプの人間のことが気になってしまう。少なくとも自分自身について内省することができる人なんだ、と思って嬉しくなるので)。いかに丁寧語で相手を罵倒できるか取引先と比べあったり、上司にちくちく言葉を投げかけられたり、優しすぎる先輩がわたしの分まで作ってくれた書類の中に見つけた不備を言い出せず自分で全て直したり、手伝いをお願いしたら怖い後輩に金銭を要求されたり、非常に心穏やかで微笑ましい(皮肉です)日々をへとへとになりながら繰り返して、気づいたらもう9月も終わっていた。
…とか言ってるが、結局この会社に入ってこの仕事して生活費を稼ぐぞと決めたのは自分なので、いそがし~(汗)みたいなのやや寒いんだよなとは思う。別にその辺の道端で寝っ転がっていても命は続いて、細胞は分裂して、たっぷり眠れて、空調の効いたオフィスで毎日12時間前後過ごすよりも四季をあますことなく感じられますし。まあ、コスメデコルテのリポソーム使えなくなるの嫌だし朝晩の洗顔が公園の水飲み場になるのもあんまり気が進まなくて、つまりは自分のために頑張って仕事をしているので、少なくとも自分は自分のことねぎらってあげようね。
久しぶりに頭が痛くなるまで寝て起きたら、世界がなんか広くなっていた。それと同時に考えなくちゃいけないことが一気に押し寄せて、やらなくちゃいけないことを先延ばしにする理由が消えて、やりたいことがたくさん浮かんできて、あれわたしいままでどうやって生きてきてたっけ?とりあえず買ったまま積んである本読んで乳液作らないと。