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臨月の貴方を前にひとりごつ

早いもので自分の子供も1歳8ヶ月となりました。あっという間。本当にあっという間。
2歳…子育て歴も2年目が近づこうとも、毎日が新しいことばかりで、小さい「慣れ」はあってもまだまだわからないことだらけ。初めての子はきっと永遠に新しいことばかりでわからないことばかりだろうな。
そろそろセカンドも欲しいなとは思う。そしたら要領は一度やってるからわかるだろうけど
別の人間だし、姉がいる子として育てるんならきっとまたわからないのだろう。
といってもまだセカンドが来る気配はなし。まあ、気長にやっていこう。

わたしの大学時代のゼミの先輩が臨月の妊婦さんで、お子さんの誕生を目前としている。なんだかこちらもソワソワしてしまって。
自分が少し先に子を産んだのもあって「つわりはこうでした!」「これからこれこれこうです!」とか経験談を話したかったり共有したい気持ちがあるけど、求められていないアドバイスじみた経験談を勝手に喋り出すのはよろしくないと思って。(何度かやってしまったこともあり反省してます…)
でも、新生児との暮らしでこうしておけば、ああしておけば、と少しの後悔が多少なりともあるため、Noteにてひとりごつとして書き留めようと思います。
新生児との暮らしを目前にした先輩へ、妊婦さんへ、
そしてセカンドが来た場合の未来の自分へ向けて

病院にて

わたしは予定日を1週間過ぎても生まれる予兆すらなかったため、指定された日に入院。
そこから何やかんやあり帝王切開してどうにか産みました。
詳しくはこちら備忘録

自然分娩にしろ帝王切開にしろ、無事に産まれたらおめでとう!
5日か7日か産院にて入院(病院によってスケジュールはだいぶ異なると思う)
授乳やおむつ替えや沐浴や、気分は泊まりがけのスクール。
やることはやって、あとはもう食べて寝るのに集中すべきです。寝て、寝て、寝て。
何を思ったか自分は寝るべき時間にYoutubeでニーアレプリカントの実況動画完走してました。馬鹿!昼寝とかしてないと夜に死んだ目で授乳室に足を運ぶハメになる。

産院によっては、授乳こそ至高!ミルクは最終手段です(邪道 みたいなニュアンス)とか
赤ちゃんの目をしっかり見てお乳をあげましょう など方針があったりする院があるみたいだけど、気にしないでいいです。(気にし過ぎて病んだ知人がいます)
要は生かせばいいのだし…(自分は入院中ほとんど乳が出ず、3ヶ月ほどミルクと混合だったけどある日いきなり乳がスムーズに出るようになった。)それに交通事故レベルの体のダメージがあるのにいきなり正常に子育てに移行できるのは難しすぎる。
赤ちゃんの目を見るのも肩が凝るし赤ちゃんも視力ほぼ無いし。気持ちが向いていればOK

入院中にやっておくべきことは
泣き声を録音しておくこと!!!
産まれていきなり世話しろと言われて大混乱で、泣き始めたら「泣き止んでー!」とあやしてみるけど、今思えばその時の声を、その時にしか聞こえない新生児特有の泣き声をもっと録音しておけば良かったと後悔してる。
産院にいる時の声と、退院してからの泣き声は結構違ったりするので。
それから退院しても、泣いてる声を長いことRECして欲しい。
その時は何も思わなくても…育てば育つほど、その音は宝物になります。


退院して

退院してすべきことも、引き続き眠る!これに限る。
1ヶ月は家事もほっぽり出して体力の回復に努め、同居する人に丸投げしていいでしょう!
そして乳以外は母以外でもできることだと、生後すぐからおむつ替え(おむつチェンジ=オムチェン)沐浴をパートナーと一緒にやると後々楽だと思う。
母も父も初心者だけど一緒に育児を始めたら、負担がうまいこと分担できる。
当時新型コロナの影響で県またぎが御法度だった中の里帰り出産だったため夫の育児参画が遅れてしまった。
「わたしがやったほうが早い」とオムチェンなどを率先してやり続けると
「お母さんがやったほうが何かといい」と父親モードになれず、後々軋轢を生みます。
乳以外は父でもできるを合言葉に、育児スタートの足並み揃えましょ!
里帰りやなんらかの理由で父親の育児参加が遅れたら、オムチェンや沐浴をなるべく互いに同回数やるよう努める、とか。

服!服!服!
新生児〜乳児期の服はひたすら可愛いのが多いけど、すぐに着れなくなる。本当にすぐにデカくなる!可愛くてちいちゃい着せ替えを堪能できるのは本当にこの時期しかない。
案外メルカリとかに小さくなってすぐに売りに出される、そんなに着てない可愛い服がゴロゴロしてるから買うべし!買うべし!着せるべし!
余裕があったらバースフォトや訪問カメラマンさんに依頼して撮ってもらうもベネ
カメラをやる人なら、指とか爪とかのパーツ撮りのためにマクロレンズを調達しておくも良し
わたしはセカンドが来たらマクロレンズを買います…

面倒ごとは後回しにするか、パートナーに依頼するべし。
主に内祝い。日本ならではの慣習だけど正直不要だと思うのは私だけでしょうか…
もらった人と金額をメモして、進物 ギフトショップに相談して丸投げしてチャチャっとすませるのが一番手っ取り早い。
自分は当初たまひよ内祝いのカタログから一つ一つ返していたけど、別件で内祝いするとき
地元のギフトショップ(贈り物の大進)で一括してやってもらってめちゃ楽だったので

ノイズキャンセルイヤホンのすすめ
新生児は泣き止むことはほぼない。起きる=泣くなので。
あやして泣き止んでもすぐに泣く。あやす、泣く、の無限ループで心身にかなりダメージを食らって鬱になりかけたり。
もう「泣く生き物」だと割り切ってそばにいるだけでも十分。
赤ちゃんの泣き声は本能に響くため、完全に安全な状態で泣いている間はノイズキャンセルイヤホンで少しだけでも自衛するのも手だったかなと。今思えば。
それは自分を守るためであり、育児放棄ではない(泣く赤ちゃんのそばにはいてほしい)
産後1ヶ月はとても辛く、その理由は寝不足と止まない泣き声だったので
それさえどうにかできればきっと、辛い新生児期もきっと乗り越えられるはず



書いてみました。どうでしょう。
新生児を腕に抱いて、死んだ目をして徹夜した当時のわたしに言いたいことは
「寝ろ!」「泣き声を録音しろ!」「イヤホンして寝ろ!」「周りに任せろ!」
今思い返せば大変だった〜、でも可愛かったな〜でも
激戦の最中はわからないもの。
でも、それでも、新生児は本当に可愛くて美しくてとんでもなく小さくて大きな存在を
堪能して欲しいわけです。柔らかさを、匂いを、声を
そのためになるべくグッドなコンディションを作って、頑張ってほしいです。

どうか無事に健康に、うまれますように!
先輩、臨月の皆様、健闘を祈ります!

余談
トップの写真は入院する前に岡山城そばの川を流れてた桃ボート

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