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幸せに働く。その定義とは
慶応大学の前野先生の調査によると、幸せの因子は4つあるそうです。
①やってみよう因子
②何とかなる因子
③ありのまま因子
④ありがとう因子
働く環境を想定すると、①②③は個人主義的な因子、④は集団主義的な因子となります。
個人としての自己実現、楽観的に物事を考えること、自分らしさを大切にすることは幸せだと感じることにつながるんですね。そして、他者とのつながりで感謝されたり、感謝したりすることでも幸せだと感じるということですね。
さらに、組織として実現したいことや、大切にしていることを確認し、周囲との関係が活発になり、やってみようと思える環境になれば、メンバーそれぞれが幸せだと感じやすいということではないでしょうか。
そして、どの因子も、給与の高さやポジションの高さ、家や財産があるなどではない、という点も印象的です。
実際に若い方からは、働く上で大切にしていることとして「健康であること」「自分の時間があること」などをよく聞きます。
周囲の方が大切にしているもの、幸せだと感じることを聞いてみるのもいいですね。当然ながら、人によって多様で、その理由を知ることで他者理解も深まります。そのような話ができる場をつくることも、大切ですね。
ワークショップやキャリア相談の中でもよくお聞きします。
参考図書:「幸せな職場の経営学」前野隆司 著