![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74868436/rectangle_large_type_2_cf24d98e1d082851b86116315d4192ea.jpeg?width=1200)
停滞期の乗り越え方、ミドルシニアの場合
キャリアの停滞期を表す言葉に「キャリアプラトー」があります。プラトーとは高原という意味。山を登るようにこれまで経験を積んできたが、高原に出てみると、それ以上登りたい山もなくモチベーションが上がらないような状態です。
40代、50代の方の中には一度は経験されたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
書籍では、退職準備プログラムを実施する企業のほうが、ミドルシニアのキャリアプラトーを抑制するという調査が紹介されています。
参考:「人と組織と行動科学」伊藤洋駆 著
定年後の生活である未来に目を向けることで、逆算すると今、現実的に何をやるべきかと考えが深まり、具体的な行動が明確になるのではないでしょうか。言い換えると、今置かれた環境の中だけでキャリアを考えていると、“ここでは成長が見込めない”“ここではやるべきことがない”等と、行き詰ってしまうのかもしれません。
忙しい日々を送っていると、自分だけで視野を広げることは難しいものです。
意識的に、自分や社会と向き合う時間を取るとよいのかもしれません。
専門家として、企業内キャリアコンサルティングやセミナーにてお手伝いをしています。