明大戦!
第2週は明大戦。
開幕週慶大戦、
東大の先発は1回戦平田、2回戦渡辺。
3年生渡辺はリーグ戦初先発。
今春のリーグ戦には1試合も出場しなかった酒井選手が
1番中堅で復帰。
2番左翼中山、3番は三塁内田が勝ち獲り、
4番右翼大原、5番二塁山口真、6番捕手杉浦、
7番一塁藤田、8番投手平田、9番遊撃井之口
という布陣で挑む開幕戦。
平田は初回を無失点に抑え、
その裏先頭の酒井が初球を叩いて右前へ鋭いヒット。
復帰第1打席で昨春のスタメンデビューからの連続試合出塁を
23に伸ばした。
しかし後続が内野ゴロ3つで先制はならず、
2回表には早稲田石郷岡に先制適時打を許す。
それでも2回まで無四球だった平田、
3回表に2つの四球で溜めた走者を印出の2点適時二塁打で
還され、平田は3回3失点で第1打席に代打を出されて交代と
なった。
この後東大はまず長谷川、鈴木太の4年生2人を投入するが、
鈴木太が吉納に満塁弾を浴びるなど4回表に5失点。
2人で一死しか取れず、リーグ戦初登板の2年生江口直が4番手
で登板。江口直は自責点ゼロで切り抜けるが5回を終えて0-9に。
6回表には5番手の2年生、こちらもリーグ戦初登板の横山が
4個の押し出し四球を与えて4失点。6番手の佐伯は2回1/3を
無失点に抑えて踏みとどまるが、ベンチ入り投手を使い切る
ことになった7番手松本慎が大量7失点して開幕戦から20失点と
なった。20失点は令和に入って5度目。
打線は初回の酒井以降、3番内田、4番大原が1安打、
代打でリーグ戦初出場の竹山が初打席初安打を放ったが
単打のみの散発4安打に止まり零封負けを喫した。
2回戦、初回先頭の酒井が四球で出塁し、連続試合出塁を24
に伸ばす。
リーグ戦初先発渡辺は初回を無失点に抑えるが、
2回裏、先頭前田の右中間に飛んだ打球がゴロでフェンスまで
達して三塁打に。ここから吉納の2点本塁打含む打者一巡の
猛攻で一挙に7点。渡辺はこの回を投げ切ったが3回表の打席で
代打横井を送られ2回7失点(自責3)で交代。
3回裏には、ベンチ入り投手のうち4人が入れ替わったことで
2回戦からベンチ入りした2年生前田が登板。
しかしこの回も2イニング連続の打者一巡となり5失点。
0-12と序盤に2ケタ失点となりこの試合も大差をつけられる。
しかし前田が4、5回を無失点。3番手、リーグ戦初登板の
4年生森岡も2イニングを無失点、前日のリベンジを果たしたい
鈴木太も1イニングを無失点と4回以降は3投手がゼロに抑えた。
打線は6回まで宮城投手にノーヒットに抑え込まれたが、
7回に酒井、中山が連続安打、内田も四球で無死満塁。
しかし大原と途中出場の2年生門田が倒れて無得点。
8回に杉浦の今季初ヒットから代打の切り札府川の今季チーム
初長打となる適時二塁打で開幕17イニング目で今季初得点。
しかし得点はこの1点のみで1-12で試合終了。
10年秋を最後に勝ち星のない早大戦は2試合連続の2ケタ失点、
得点1、失点32という圧倒的な差で連敗となった。
暑さとの戦いもあったこの2試合、大量失点した東大投手陣の
最大の問題点は2試合で25個の与四死球。
守備時間が長くなり、攻撃のリズムも悪くなる悪循環が
この2試合を試合してしまった感がある。
明大戦では攻めの投球を見せたい。
守備からリズムを作って攻撃の圧力を高めていきたい。
第1週で達成された主な記録
横井:リーグ戦初出場、初打席
江口直:リーグ戦初登板
横山:リーグ戦初登板
竹山:リーグ戦初出場、初打席、初安打
森岡:リーグ戦初登板
対する明大は
春は強行出場したものの戦線離脱を余儀なくされた
宗山主将が復帰。
プロ野球志望届は未提出もドラフト1位は揺るがない
いわゆる10年に1人の男と最後の勝負となる。
大学代表でも活躍した小島捕手を始め、
野手には飯森、直井、木本ら、層の厚い選手が揃う。
強敵であることは間違いないが、四死球と長打を
如何に防ぐか、塁に出しても還さない、少ない球数で
打たせて取る、テンポのよい投球を見せられるかが
カギとなるだろう。
打撃は春の2回戦でも8得点を挙げている。
開幕週から一転、投打の噛み合った好ゲームを展開できる
可能性が大いにある。
そのためにも先発投手が序盤をしっかり固めたい。
2試合で既に10人の投手がマウンドに上がった多様性を
武器にして戦いたい。
明大スポーツ
東大戦事前インタビュー① 渡辺向輝投手、酒井捷外野手
https://meisupo.net/special/31742/
東大戦事前インタビュー② 藤田峻也主将、大原海輝外野手
https://meisupo.net/special/31748/
一昨年の明大戦
春1回戦:1-12 敗・井澤 3安打(二塁打2)
春2回戦:1-16 敗・小髙峯 4安打(二塁打1)
秋1回戦: 3-3 3安打(二塁打2)
秋2回戦: 7-11 敗・松岡由 7安打(本塁打2、二塁打2)
秋3回戦: 6-13 敗・井澤 13安打(二塁打2)
昨年の明大戦
春1回戦:2-3x 敗・平田 4安打(二塁打1)
春2回戦:3-6 敗・鈴木太 7安打
秋1回戦:0-3 敗・松岡 6安打
秋2回戦:1-3 敗・平田 8安打(二塁打1)
今春の明大戦
春1回戦:2-21 敗・平田 4安打
春2回戦:8-13 敗・鈴木太 12安打(本塁打1、二塁打2)
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