FT法大戦!
秋のリーグ戦はともに勝ち点4で勝率でも並んだ早大と明大の
優勝決定戦が行われた結果、早大が優勝を飾った。
優勝決定戦は10年秋に早大と慶大の間で行われて以来14年ぶり。
早稲田の優勝は2期連続48回目で優勝回数2位の法大に2差をつけた。
東大は17年秋に3勝(勝ち点1)を挙げて以来のシーズン複数勝利
となる2勝10敗でシーズンを終えた。7年ぶりの勝ち点獲得は
ならなかったが、2カード目以降はどのカードでも勝機があり、
来季こその期待が相当高まったシーズンとなった。
東大は中山選手が17年秋の楠田選手に並ぶ.341の高打率を
マークしてベストナインに選出された。
昨秋から酒井捷、大原、中山と外野手の同級生が3季連続で
ベストナインに選出される快挙となった。
3季連続別々の選手がベストナインに選ばれるのは東大史上初、
同級生3人のベストナインも東大史上初の記録となった。
この秋のフレッシュトーナメント(新人戦、FT)は
早慶戦翌日の11日から始まったが、12日に優勝決定戦が
挿し込まれたため、FTの2日目は13日のとなった。
Aブロックの東大は2日目の第1試合で法大と対戦する。
ブロック戦は3季続けて法大、慶大との組み合わせとなった。
Aブロックでは既に慶大と法大が対戦して慶大が勝利している
ために、東大は法大戦に勝利すればAブロック2位以上、
FT4位以上が確定する。
実際のベンチ入りメンバーは入れ替え可能だが、
初期登録メンバーは東大野球部公式のブログで紹介されている。
http://tokyo6s.com/blog/tokyo/2024/11/12/gogofresh/
投 手:11江口直、12山口周、13近藤、16前田、
23永島、27松本慎、28高橋、34垣田
捕 手:3松本康、8明石、22大山
内野手:2石川、5門田、6堀部、7小村、14横井、
29秋元、31樋口、33荒井、37本岡
外野手:1竹山、4大坂、20鈴木宥、26伊藤、37堀端
この秋のリーグ戦で初安打からサヨナラ打も放った門田選手が
新人戦主将。リーグ戦スタメン経験のある堀部、小村、竹山、
伊藤らに加え、明石、横井、秋元、樋口ら期待の選手が
ずらりと揃う。
明石捕手はリーグ戦で出場機会がなく、アピールチャンスに
飢えているはず。門田選手のような派手なアピールをまずは
このFTで。
この春のリーグ戦は打撃陣が2試合5安打無得点に終わったが、
この秋のメンバーのポテンシャルは高い。
22年秋のコールド勝ちのような爆発を期待したい。
投手起用は読めないが、リーグ戦メンバーだけでなく、
来春に向けて新戦力の台頭も楽しみである。
この秋のリーグ戦では初戦のアクシデントで躓いてしまった
松本慎投手もこのFTを来春に向けての組み立て直しのスタート
にしてほしい。
楽しみしかないメンバーが揃ってる!
一昨年春のフレッシュトーナメント
Bブロック第2試合慶大戦: 2-10 敗・平田 5安打(本塁打1)
Bブロック第3試合法大戦: 0-8 敗・中村 1安打
一昨年秋のフレッシュトーナメント
Bブロック第2試合慶大戦: 16-6 勝・平田 23安打(三塁打1、二塁打6)
Bブロック第3試合明大戦: 6-13 敗・鈴木太 7安打(本塁打1、二塁打2)
3-4位決定戦法大戦:1-7 敗:渡辺 6安打(二塁打1)
昨春のフレッシュトーナメント
Bブロック第2試合明大戦: 4-4 6安打(ニ塁打2)
Bブロック第3試合早大戦: 2-5 敗・佐伯 5安打(二塁打1)
昨秋のフレッシュトーナメント
Bブロック第2試合法大戦: 0-1 敗・江口直 2安打
Bブロック第3試合慶大戦: 0-3 敗・渡辺 3安打
5-6位決定戦法大戦:3-2 勝:渡辺 8安打
今春のフレッシュトーナメント
Bブロック第2試合法大戦: 2-4 敗・佐伯 3安打
Bブロック第3試合慶大戦: 0-11 敗・近藤 2安打