痔、力と技
昨年後半ぐらいから痔になりました
「カミソリでも通ってるの?」というぐらい便をするときに痛かったです
トイレットペーパーで拭くと「カミソリが通ってたの?」というぐらい血がついていました(拭いた後に確認する派)
お医者さんに行くのは小っ恥ずかしくて、市販の薬を塗ったり飲んだりして、それでも良くならなくて食生活や運動、そして排便時の動作を見直すようになって症状が軽くなった気がします
振り返ると以前はとにかく力が入っていたように思います
顔を真っ赤にしてふんばってふんばって、それでもダメならさらにふんばって
どうやら力みすぎるのは痔の原因になるようです
顔を真っ赤にしていたとき肛門はうっ血して真っ青になっていたんだと思うと、自分の肛門に頭を下げて謝りたくなります(体が柔らかければ面と向かって謝れるのに、と自分の柔軟性の悪さを悔いるばかりです)
最近の排便スタイルは力んで出ないとなると、左右交互に片尻をあげたりお尻から上半身を上に伸ばしたり体全体でぜん動運動をする感じです
「あぁ、こうやって人は熟練していくんだな」と片尻をあげながら納得しました
若い頃は力まかせに押せ押せでやってきましたが、それが通じなくなって技術を磨いていく、大人になったなと感動するとともに、これからは巧みな技術で肛門に優しい排便を心がけたい所存です〈了〉
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