MNP⋈

ほぼドール者。ドールの住んでる世界のストーリー。他長文ネタはこっちで。

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マガジン

  • インターミッション(仮置き場)

    ※いくつかの指摘により暫定的置き場になります。設定資料とかはいずれまとめる予定です。

  • 小説「ヒトノカタチ」

    これは「ヒト」と「ヒトノカタチ」をした物との日常のストーリー…… 地球に似た惑星上で、あえて20~21世紀の文化を再現して生活している世界の中で、そんな世界を支えているアンドロイド(+人類外生物も)をめぐるストーリー。 ドールをキャラクターにしてキャラたちが住んでいる世界を描いています。不定期連載 キャラ紹介→https://note.com/mnp_x7/m/m1c42b5fb8e71

  • 「ヒトノカタチ」キャラ紹介

    キャラ紹介の記事のまとめです。

最近の記事

インターミッション(23)

インターミッション(23) *ドロイドとのお泊り事情 ドロイドと一緒に旅行に行く場合、普通に連れとして行く場合もあるが人数が多い場合ドロイドを臨時に宿泊施設で働かせる場合もある。こうすることで割引や特典があったりするなどそれなりにメリットがある。宿泊施設側にも働き手の確保などメリットも多い。どこまでやらせるかは宿泊施設側の裁量になる。 *ここまで書いて 今回はなんだかんだ盛り込んでいたら怒涛の17000文字程度!と1話としては今までで最大の分量になりました。ここまでくると

    • 「ヒトノカタチ」STORY-23(4/4):サマーバケーション、4日目

      3日目:https://note.com/mnp_x7/n/n3eed315c4b85 旅行最終日、全員がお世話になった民宿の女将さんに挨拶する 「ありがとうございました~」 「こちらこそ。また来てくださいね」 そして全員がマイクロバスに乗り込み、駐車場を出ていく。 「ありがとうございました~」 女将さんが手を振る様子が見えなくなるまで見ている。 「さて、長いようで短かった今回の締めはどこなんだい?」 「うちがプロデュースした観光会館に行くわよ」 レイアと百合子が話してると

      • 「ヒトノカタチ」STORY-23(3/4):サマーバケーション、3日目

        2日目:https://note.com/mnp_x7/n/ne3ec60d8e29f 「今回はみんな揃ったわね、ではいただきます」 「いただきます〜」 全員が朝食を食べ進める 「今日はみんなで水族館、夜は花火大会だな」 「ええ、チケット取れて良かったです」 レイアと百合子が食事しながら会話している。 「ところでさ、今日1日パートナーをスワップしてみない?」 「それって?」 「お互いパートナーを入れ替えてみるのよ。今日1日私が正さんと一緒になるから、レイアさんはキリト君と一

        • 「ヒトノカタチ」STORY-23(2/4):サマーバケーション、2日目

          1日目:https://note.com/mnp_x7/n/n21059d174b91 「おはようございます」 女子がそれぞれに挨拶をすると朝食会場に集まっていく。 「お兄ちゃんたちは?」 「男子は朝早く出かけたわよ。今日の夕食を釣りに行くって」 「えー、ちょっと楽しみー」 百合子とアルルが話ししてる 「ねえねえ、今日はみんなでビーチで遊ぶんでしょう?」 「そうだな、海なんて久しぶりだから楽しみだな。ところで真夜中に厨房で何かやってたみたいだけど、今日のおやつかい?」 「う

        インターミッション(23)

        • 「ヒトノカタチ」STORY-23(4/4):サマーバケーション、4日目

        • 「ヒトノカタチ」STORY-23(3/4):サマーバケーション、3日目

        • 「ヒトノカタチ」STORY-23(2/4):サマーバケーション、2日目

        マガジン

        • インターミッション(仮置き場)
          27本
        • 小説「ヒトノカタチ」
          31本
        • 「ヒトノカタチ」キャラ紹介
          3本

        記事

          「ヒトノカタチ」STORY-23(1/4):サマーバケーション、1日目

          レイア一家と百合子一家が一緒にマイクロバスでミナミイズの海の方へ向かっている。 「まー、毎度のことだけどこれも腐れ縁だしな」 「まあ、いろいろと繋がりができてますからね」 景色を見ながらレイアと百合子が話をしている。 「今回、ドロイドを働かせる条件でピーク時に貸切で宿泊予約できたからな」 「そうですよね。まあ食事はうちのキリト君が腕振るってくれるから、心配ないわよ。本人はすごいやる気ですし」 「その点はうちからも正とアスナがいるから心配ないし、ミイもデザート作れるのを楽しみ

          「ヒトノカタチ」STORY-23(1/4):サマーバケーション、1日目

          「ヒトノカタチ」キャラ紹介3:警察署編(さくら、こさぎ)

          ・さくら/M3型アンドロイド/女性型 (DD真宮寺さくら) 警察業務に特化したアンドロイドでレイアとパートナーになる。各種データベースへのアクセスや捕物のための人間を超えた身体能力の他、センサーによる高い情報収集能力を誇る(髪の毛のリボンはセンサーユニットである) 元々は家事用途だったらしいが、戦争に動員されその際に偵察用途用に改修されたらしい、その後復員され警察署に配属されレイアとパートナーを組むことになった。(なお復員時に全リセされてるため過去の記憶はない) 性格は誰に

          「ヒトノカタチ」キャラ紹介3:警察署編(さくら、こさぎ)

          インターミッション(22)

          *人数のせめぎ合い 総人員(生物とドロイドの総数)が10名以下は5割ルール(総数のうちドロイドの割合は5割以内でないといけない)の対象外になるが、10名を超えると5割ルールだけでなく、ドロイド管理者を置かないといけない(当然生物でないといけない)ので、規模を大きくすると負担が増えるので小規模事業者の場合は規模を抑えて10名以内で経営する場合がほとんどである。 なお5割ルール適応の場合は、生物とドロイドの関係を明確にしないといけない。そのため大体は1対1のペアを組ませる場合がほ

          インターミッション(22)

          「ヒトノカタチ」STORY-22:それぞれの道

          ーーーある日曜日、レイア、ミイ、アスナ、マシュの乗った車がシンジュク方面へ向かっている 「まあ、今回はちょうどよかったところだな。みんなが古代ゲームフェアに行くからな」 「ええ、ルリさんから何か古代ゲーをモチーフにしたお菓子なにか作れない?って持ちかけられたんで、一応配信されているやつとかも手を付けてみたんですけどよりリアルに再現されたものも見てみたいなと思いまして」 レイア、マシュが話をしてるとミイも 「えー、ちょっと食べてみたいな〜」 マシュが声を掛ける 「やっぱり興味あ

          「ヒトノカタチ」STORY-22:それぞれの道

          インターミッション(EX2)

          今回の話は20話の後日談という形でつながっています。フレイアさんとの共演が実現したという形ですね。 今回、初めて生成AI(チャットGPT)による文章を取り入れました。朗読劇の部分は生成AIによるものを修正したものになります。いかがでしたでしょうか? いろいろ試してみましたが生成AIって楽しくて、奥深いものですね。今回はEXでの扱いになりましたが、いずれ本編でも使っていくかもしれません。

          インターミッション(EX2)

          「ヒトノカタチ」STORY-EX2:共演

          ※今回は第20話(https://note.com/mnp_x7/n/n2df7cf7e412c)の後日談になります。 ーーーフジヨシダ児童館、ミャムが集まっている子どもたちに向かって話をする 「はーい、それでは今日は特別ゲストをお呼びしてます」 そう言うと、2人が出てくる。 「フェリスさんとこの、フレイアさんです〜あとお友達のすずねちゃんです」 一斉に拍手が起こる。 「(うわー、動画とおんなじだ)」 「(動画よりも数倍キレイ……)」 子どもたちが固唾をのんで見ていると 「

          「ヒトノカタチ」STORY-EX2:共演

          インターミッション(21)

          *この世界での性事情 劇中でも触れたが、元々開拓時代の人間が限られてる現状であまりむやみに交雑すると遺伝関係が乱れるので生殖に関しては厳しい統制があり、基本的に人工子宮によって人口や生殖がコントロールされていた。その間の性欲を埋めていたのがドロイドによる行為であった。開拓が終わり、生殖に関して自由化されても人工子宮によるコントロールは続き、あえて腹を痛めて産むようなことは珍しいことになっていて、ドロイドによる行為は一般的になっていった。(無論、そういう風潮に反発する人たちはい

          インターミッション(21)

          「ヒトノカタチ」STORY-21:ピンクライフ

          ---カイ店長とルークが車で現場に向かっている 「さて、いい機会だから今回はちょっと特殊な現場を見せてあげよう」 「特殊な現場……ですか」 「『第一秘宝館』っていうところを知ってるかい?」 「ああ、妹が時々1人で行ってるところですね」 「今回はそこからの依頼じゃ」 「そこって、大規模なドロイド風俗ですよね。それでよく行ってるっていう……」 「あんたは行ったことないのかい?」 「あまり興味はなくて……」 「でもドロイドたちとよくやってはいるんだろう?」 「ま、まあ……そうなんで

          「ヒトノカタチ」STORY-21:ピンクライフ

          インターミッション(20)

          *ドロイド同士のリンクについて ドロイド同士がお互いに接続し、連携するようなことは業務、家庭問わず普通に行われる。1体がマスターになって複数人を制御する場合や、お互いに連携し合う場合などその時々によって様々な連携の形がある。状況によってはドロイド自身には制御回路を持たず(もしくは無効化)外部システムによってコントロールするケースもある。どのような場合でもRSCによる行動監視は1体単位で個別に行われる。 *計画出産の個体の生活について 依頼にともなわない、数合わせのために個別に

          インターミッション(20)

          「ヒトノカタチ」STORY-20:ピクニック

          ---ある日、レイア一家と春香一家が公園に集まっている。 真、春香とレイアがお互いに顔合わせをして 「うちの春香がいつもお世話になっております。よろしくお願いします」 「こちらこそいつもお世話になってます。よろしく」 「ちょっと真ちゃん、年下だからって子供扱いしないでよ」 「まあまあ、お互いにお世話になってるからそこはね」 「そういえばレイアさん、真ちゃんの美容室のお得意様よね」 「ええ、いつも来ていただいてありがたいです」 「そうだな、この辺じゃ人間外の散髪ができるところ

          「ヒトノカタチ」STORY-20:ピクニック

          インターミッション(19)

          *福祉ドロイドについて 何かしらの理由で(主に未成年や、介護が必要な高齢者など)ドロイドが必要だが購入が難しい場合で必要と判断した場合は、行政が福祉ドロイドという形でドロイドを提供する場合がある。当然無償ではあるが提供できるモデルは制約がある。(基本大人型のみで愛玩要素の強いコドモロイドなどは対象外になる)基本的にはドロイドショップが持ち回りで要請に応じて提供する形になる。標準モデルぐらいしか提供できないのでショップにとってあまり旨味はない。 *アイドルドロイド(レプリカ)

          インターミッション(19)

          「ヒトノカタチ」STORY-19:転校生(後編)

          前編 ---当日、フジヨシダ市役所にて 「よろしくお願いします」 市役所の担当、麻衣が挨拶をする。 「おう麻衣ちゃん、毎度のことながら乗り気ではないが、今回もよろしくな」 カイ店長が挨拶もそこそこに話に入る。お互いに資料に目を通しながら話していく。 「とりあえず供給できそうなのはこの辺だな。VS社の標準モデルだが……」 「まあVS社でも標準モデルなら扱いやすいですし、それでいいんじゃないですかね」 「そうだな」 「では早速ですが面談に入ります」 そう言って麻衣が呼びに行く

          「ヒトノカタチ」STORY-19:転校生(後編)