多分一生の居場所(24/8/21 wed.)
5.6年くらいずっと行きたいと思ってた念願の喫茶店を訪れた。
多分コロナ禍くらいの時期に発見して、その時から気になっていたけれど、感染症予防のために、一見さんお断りと書かれていたため行けなかった。コロナが収まり、行きたいな〜と思っていた頃、その店は閉まっていた。結構悲しかった。
それから3年くらい経ち、そんなことがあったのを忘れてたころ、学校帰りに近くの無印で買い物をしてたら、店内の張り紙に、その閉店したカフェの名前が書かれていた。そのカフェが無印にやって来るそうで、店の場所が書かれていた。”移転したんだ!!無印にくる日は行けないけど、今度店に行こう!!”と思った。
家に帰ってからマップ検索をすると、かなり入り組んだ路地裏にあることが分かった。でもこの道通ったことあるけど、その時お店なんてなかったしな、後日通ってみて見つけれたら入ろ〜、なんて軽い感じで探してみたりもしたが、見つかる気配が全くなかった。家から300mくらいの場所にあるのは確かだと思うのにな...。(前は150mくらいの位置にあった笑、近すぎる)
お父さんとお昼ごはんを食べる日があり、わたしはこの喫茶で食べたい!と店の名前を言った。以前父の働く店の隣に位置していたから、流石に父は行ったことがあったらしく、”あ!この店、こんなところに移転!”と言ってラクラク連れて行ってくれた。今でも信じられない、思いもよらない道を曲がり到着した。
到着して早々、父は店のオーナーと延々と話し始める。”えぇ、こんなに仲良いん、わたしがずっと行きたくて夢見てた喫茶のマスターと”
父が以前店のオーナーと仲良くしてたお陰で、わたしも話すことができた。明るくて面白くて、気さくな方だった。こんな路地裏の知る人ぞ知るオシャレな雰囲気醸し出す喫茶のオーナーと仲良くなれるなんて、まるで映画や小説みたいだ。”今度友だち連れてきてな!”なんて言われて本当に嬉しすぎる。友だち20人以上連れて行きたい。絶対にみんな気にいるに違いない。
まだ1度しか行ったことはないけれど、この場所はこの日から死ぬまでわたしの居場所になりそうな予感がする。
〔会計時の父の、新札でもいいですか?からの古いお札を出した時は、オーナーとわたしの総ツッコミが入った。本当になんなんだろう、わたしの父。〕