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映画:「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
シビル・ウォー アメリカ最後の日 2024年
銃社会の現状、先の議事堂襲撃が起こったことを見ると、決して絵空事とは言えないアメリカの内戦。
アメリカの首都が陥落直前から始まる。反体制派が、世界最強最大のアメリカ国軍をどのように打ち負かしてきたのかというのは、詳しくは描かれない。その辺はあまり細かく考えない方が楽しめる。
主人公側はきれいな死に方するよなー、とか、ツッコミどころはありつつも、それを補う戦闘シーンやなんやらの描写がリアルで恐ろしかった。冒頭の人身爆弾テロの場面なんか思わず巻き戻ししてしまった。(”早回し鑑賞”に匹敵する映画を冒涜する見方?)
有名な赤いサングラスの兵士の場面よりも、民間人による民間人への暴力の場面が怖かった。タガが外れると隣人さへ信用できなくなるのだな。
新作より旧作・名作を見るほうが多いのでトレンドはいまいちわからないのだけど、とても”今風”だなと思った。なんというか金のかかったインディーズ映画というか。
ごく最近認知した「A24」という制作会社だそうで、このような作風なのかね。カットも憎たらしいほどお洒落ですね。