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【月記】11ヶ月目
どうにかなんとか少しでも、大事だと思う人たちの安心とか安全とか嬉しいとか肯定感とかとかに加担したい。
たくさん大事なみんなのことを考えたと思う。毎日幸せを祈って、好きなみんなの心に穏やかさを降ろすために私にできる何かがないか常に考えていました。
でもそのやり方を教えてくれるのも、過去にもらった優しさと言葉と行動で、つまり大事なみんなで、すごくありがたいなと思った、何度も。
優しくするやり方がいつだってわからないけど、私が誰かにしてもらったことを沢山沢山思い起こして手探りでなんとかなんとか、なんとか、ちょっとくらいはできたかな?
11月、かなーーーーりがんばりましたお仕事を!めちゃくちゃ頑張った!誰とも話したくないというか話せないどん底モードだった10月末、どん底モードの一因が仕事ならば仕事を終わらせれば一部は晴れるに決まっていて、仕事は普通に終わるもので、わかっていたからどん底気分でも毎日ギリ仕事をやって0まで戻すところから11月を始めたのがかなり前の事みたい。
慣れない事をたくさんやってみた。疲れたけど、ほんとにお疲れ様だけど、たのしかったな!ってシンプルな感想があってうれしい。
毎日を手作りできたという印象がしっかりある。慣れない事しかしなかったくらいの月だったけどだからこそ、いちいちどうするか何を選ぶかを考えて人と会ったり話したり話さなかったりした。生活全て。
本棚を拡張した。トイストーリーと連ドラを1本観た。休日は一人でいてなんにもしない時間と誰かとめちゃくちゃお酒飲んでお話しする時間が半分半分くらい、旧友の結婚式に振袖で出て、スピーチさせてもらった。どう見ても楽しそうな子が1人いるとみんなが楽しく過ごせるという魔法を目撃した、すごいこと。香水を買い直した、那覇空港で買ってお気に入りになったものをリピート。身の回りのモノに思い出を宿すとか記憶のトリガーにするとかが好きだから旅先などで楽しい気持ちの時によく自分にお土産を買います。ミルラトンカっていう響きも好き、ジョーマローンロンドンって意外に無くて閉店間際の新宿伊勢丹に駆け込みしたのも一人だったけど楽しかった。そのあと焼肉食べた!
せいこちゃんのライブに行った。毎日もうむりです今日が1番しんどいですと思いながら1日ずつ繋いだ1ヶ月のいちばん最後。赤のシートが扇形に並んでいる厳かなホールで、静かで綺麗で真っ暗闇で暖かい手作りの夜をみた。一人だから、一人でいる誰かを助けられるのかもしれないと思った。歌と踊りとピアノを観ながら思ったこと。3人が完全にひとりとひとりとひとりで、ひとりで成り立っているから3人が救い合っていて、孤独が完全に輝いていて、助けられるのは弱いからではなくて、ただ愛だと思った。
少しでも救いたいってそればっかり考えていたし、反対に救われることもたった1ヶ月のうちに数えられないくらいあって、一人でいることが苦しいとか救いたくてもやり方がわからないとかできないとか助けられてばかりでどうしようもないとかバランスもよくわからなくなっていたけど、せいこちゃんのステージを観て、一人であることはなにも寂しいことではなくて一人だから助けられることがあって、だから私は一人で大丈夫だと思えたし、一人であることが清くて綺麗なことだと思った。
でもこのことを話したら、私に、一人じゃないじゃんって言ってくれた人がいてこれもまた、うれしかったです。
一人では生きていけないけど一人だから生きていけるということ。
やっぱり考えるほど私は普通に普通のことで無理なことばっかりありすぎるし、普通とかのノリで生きていくのも一生向いてないしできないしできるようになりたくもないし、いつでもしにたい気持ちがあるし、そもそも毎日今日が人生の終わりで翌朝起きたらプラス1みたいな世界観で人生をやってるけど、でもだから、なんとか1日を繋ぐための努力はほんとに怠ったことないなと思う。ただ生きるための努力すごいしてる、こうやってあちこちに記録を残すこともそういうことで、自分で自分をなんとかするためのもはや技術みたいな領域の話し。とにかく考えているいつでも。なんとかなればいいやじゃなくって、なんとかしてるの。ただ普通に1日過ごすため、ただ普通に明日を迎えるために努力が必要とか普通界隈では文脈からもう意味わからないかもしれないけどそういうことなんだよね、だから毎日今日も頑張りました!って言えます。
今月も頑張りました!