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【月記】3年7ヶ月目
永遠、に憧れている。
半年ほど前からずっと余生みたいな気持ちで暮らしていた。生活がしやすいかと心と身体に馴染んでいるかだけが重要で、家賃が高いとか安いとか食費とか光熱費とか貯蓄とか、どうでもよかった。どうせすぐ消えたいし、早く終わればいいと思っていたから、余生みたいに暮らしていた。現実味も永続性も永続する気もない自由だった。
新しい自分の家は私の生活のためだけにすべてのものが存在していて、ほんの少しでも気に障るものは何一つ置いていなくて、高価でハイテクな家電によって洗濯も掃除もほとんど負担のない生活ができている。お金の話はほんとうに嫌いだけど自分が苦手なことをお金で解決するのは好きだった。感情が介在しないから煩わしくない、誰かに助けられるとかより恩とかなにも感じなくていいから気楽。家族の過保護から大金使ってやっと解放されたと思える、引越した日からそういう煩わしさが無くなった。ぜんぶ自分のおかげで今ここで暮らせている事実が一番自分を楽にしてくれている。
ただあまりにも気楽に暮らしていたら急激に不安になって唐突に4日間くらいずっとお酒を飲んで、というかほぼ飲み続けてしまいめちゃくちゃ体調崩して1週間人と話せなくなった、のはいろいろしんどかったなーーー!もうしない、ぜったい、もうしません。ほとんどの出来事もどの店で誰に会ったかすら何も覚えてないのに起きるたびにクレカの履歴だけが何件も通知画面に溜まっていてどんどん増えていて自分のくだらなさに絶望していた。酒癖だけが人生の欠点でその一点のみで十分自分のこと見限りたくなってしまうのでもうしないです。夏風邪はふつうにガチつらかった。
風邪をひいている間は誰にも会わなくて、ずっと一人でいたら、本来は生きるために命削らなくていいってことが急に(やっと)分かった気がした。思えば、ずっと、本当に幼いころからずっと、切羽詰まって追い込まれる生き方や暮らしばかりしていた。だからついに要らないものも要らない縁も全部自分の邪気ごと離れようと決めて、実際にそうしたら、いますごく楽というか安心できている気がする。なににも乱されない!という意思。
悪い縁を要らない縁だと思えたのはとっても良い転換点だったと思う。
7月は前半が相当最悪だったけど後半はとってもラブリーなことしか起きなかったから、相殺したら余裕で良い月だったといえる!
ぜんぶムリで今度こそ自分を見捨てたくてもう人生やめるかってなった日にやめるのやめたら好きな人ができて、最高に毎日たのしすぎるしこれを永遠にするための努力、ずっとしたいなって思える。永遠の永遠性は日々の努力による1日ずつの積み重ねのことだと思うから。
一人の生活はほんとうに一人きりだと空しく、というか自分が世界から消えたみたいに感じることがあるけれど、一人の生活のことを知ってくれるひとがいるだけで、24時間が輝く!初めて長生きしたいって思えたことがすごすぎて、ラブリーすぎて、すごいな本当に!なにしてても楽しい。私が私として生きてきて良かった。なんて、奇跡みたいなことを思っている。
おうちでまゆちゃんと七夕のごはんを食べながら世田谷区で「愛がなんだ」を観たのとか超楽しかったし、せっかく人生やめるのやめたしなと思って思い切ってrurumu:のお洋服を買ってみたのも最高だった。試着室でのドキドキも、おうちに帰ってハンガーにかけたときの全マッチ感も、最高に最高だった、心と身体に馴染むお洋服がだいすき。最上のご自愛だと思う。
飾っているだけではカルマが眠ってしまうので、かわいく生きるためにたくさん普段使いしようって思いました。はやくPINK HOUSEと一緒に合わせて着たいな~~!秋に!
7月もがんばりました!