note_サムネ_200128

一風変わったお土産を買いたいなら、ローカルスーパーがおすすめ【沖縄編】

みなさん、旅行に行って何をお土産に買っていこうか、頭を悩ませたことはありませんか?

定番のお土産を買うのももちろんいいですが、たまには定番のものではなくて「何これ!?」と驚かれるようなものや、心の底から喜んでもらえるようなお土産を、大切な人にプレゼントしたいですよね。

お土産の中で一番購入する頻度が高いものは「食べ物」なのですが、一風変わったお土産を買いたいなら、断然ローカルスーパーをおすすめします!きっと、お土産選びがもっともっと楽しくなるはず。


なぜローカルスーパーがおすすめなのか?

理由は4つあります。

① 現地での暮らしを感じられる
② 地元の方が買う商品が置いてある = 美味しい!
③ お土産屋さんで買うよりも安く購入できる場合がある
④ 奇跡的な出会いに胸が踊る

① 現地での暮らしを感じられる

札幌が地元のわたしにとっては、スーパーに北海道産の旬のものが並ぶことは珍しくないですが、札幌以外の方にとっては「札幌黄って何?」「野菜が新鮮で安い!」などなど、地元との違いに驚かれるはず。

その土地に根ざしたローカルスーパーでは、地元産の食材を取り扱っていることが多く、地域ならではの食文化をスーパーを通じて知ることができます。見たことのない野菜や魚、肉など、新しい発見がいっぱいです。

② 地元の方が買う商品が置いてある = 美味しい!

スーパーは日常的に使うからこそ、地元の方がよく購入するものが置いてあります。なので、味見ができなくても、美味しいものに出会える確率がとっても高いんです。

たま〜に好みの違いで「うーん、これはあんまり...」という食べ物に出会うこともありますが、慣れてくるとほとんどは原材料を見て、味を想像することで回避することができます。

③ お土産屋さんで買うよりも安く購入できる場合がある

お土産屋さんをいくつか回りましたが、やっぱりスーパーで見た値段が最安値だったことが多かったです。

スーパーで購入したお菓子やお茶などは個包装のものを購入して、バラしてラッピング袋に「お菓子とお茶のセット」などにしてお渡しすることがあります。リーズナブルだといくつかセットにしてお渡しすることもできてオススメですよ〜!

④ 奇跡的な出会いに胸が踊る

これはローカルスーパーならではなのではないでしょうか。絶対にお土産屋さんに置いていないようなもの。空港には絶対にないようなもの。そんなものに出会えた時の嬉しさったらもう!

目立つ場所には新商品や地域外のものが並んでいることが多く、棚にはたくさんの商品が並んでいる中、地元にしかないものは、ひっそりと影を潜めていることが多いのです。

そんな棚の中でローカル感極まりない商品を見つけた時の嬉しさといったら。「このスーパーに来てよかった!」と運命的なものを感じてしまいます。

個人的にオススメなのは「保存食コーナー」です。賞味期限が長いものは地元の知恵が詰まっているものが多く、缶詰、瓶もの、保存できるパックに入っているものなど、目を凝らしていると「おっ、これは見たことがないな...!」というものに出会い、スーパーで一人スキップをしたくなるくらい胸が踊ることがあります。


お土産を選ぶときに大切にしていること

 自分が「食べたい!」と思うものを買う。

食べ物を選ぶ時は、これだけ!です。お土産屋さんに行くと、現地の人はきっと日常的に食べていないであろう、10個入りで500円くらいのお饅頭や、地名が印刷されたクッキーなどが並んでいます。

そのお饅頭やクッキーが本当に本当においしくて、いろんな人に食べてほしい!オススメしたい!というものであればいいと思うのですが、わたしの場合「自分がお金を出してでも食べたいか、使いたいか」と考えてから、お土産を選ぶようにしています。

なので、お土産として買ったけれど、本当は自分で食べたい!というものしか手元にはありません(笑)

いくつかジャンルを決めておく。

わたしの場合「お菓子」「紅茶」「お茶」「お酒」「料理」が好きなので、基本的にローカルならではのお菓子、紅茶、お茶、お酒、お酒に合うおつまみ、料理に使う調味料...となってきます。

3〜5ジャンルのお土産を買っておくと、例えば「この人は料理が好きだからこれにしよう」「この人はお酒が苦手だから、お茶がいいかな」と、買う時に迷ったり、考えるということもなくなります。

「この人にはこれを」と決めてから購入できるのが一番効率が良い気もするのですが、頭の中でTO DO化してしまい選ぶことが楽しめなくなってしまうので、この方法にしてからはお土産選びがずっとずっと楽しくなりました。

お渡しする方が何人か居て、お店で選んでいる最中「これはこの人で、これはこの人で...」と考えることが疲れてしまう方にはオススメの方法です。


今回は、沖縄旅行に行った際に、実際に購入したものをご紹介したいと思います!

わたしが行ったのは「サンエー」「リウボウ」「かねひで」というスーパー。どうやら沖縄には5つのローカルスーパーがあるそう。

沖縄のローカルスーパーについては、おきなわUマグネットというWEBマガジンのユウノスケさんの記事がすごくわかりやすかったのでぜひ。


■ ちんすこう

画像1

まずは沖縄の代表的お土産といえばこれ!な「ちんすこう」。実はこちら、お土産屋さんにも同じものが売っていますが、やはりスーパーの方がお安かったです。4つの味のちんすこうが3つずつ入っているので、お渡しする時は4つの味を1セットにしています。


■ オキハムの「鶏汁」&「山羊汁」

画像2

お土産屋さんではなかなか見かけなかったオキハムの「鶏汁(とりじる)」と「山羊汁」。調べてみると、オキハムとは沖縄ハム総合食品株式会社

オキハムは、独自の食文化を守る沖縄の中で、昭和57年、初めて琉球料理をレトルトパックにして販売し、沖縄の人々を驚かせました。

沖縄のローカルフードをレトルトパックに!目の付け所が素晴らしいし、やっぱり滞在中食べたくても食べられなかった地元ならではのお料理もあったので、帰った後に楽しめるレトルトが売っているのは嬉しいですね。今回の沖縄旅行では山羊料理を食べなかったので「山羊汁」が特に楽しみで仕方ありません...!


■ オキハムの「やわらかてびち」

画像3

こちらも同じくオキハムのもの。あたたかい豚足って実は北海道ではなかなか食べる文化がなくて、焼肉屋さんで豚足を頼んでも冷たいものが出てきます。

*ちなみに、札幌で食べてみたい!という方は、前に餃子が美味しい「キリン」さんであたたかい豚足が出てきてとても美味しかったのでおすすめですよ〜。

コザのおでん屋さんでいただいたてびちのおでんが美味しすぎたので購入しました。豚足好きな父にプレゼントしたいと思います。


■ オキハムの「軟骨そーき(柔らかスペアリブ)」

画像4

同じくオキハムのもの。見るからに美味しそうでさっそく昨晩、日本酒のお供にいただいてしまったんですが、とーっても美味しかったです...!ご飯にもお酒にも合う!お蕎麦に乗せて沖縄そばのようにもできるし最高ですね。もっとたくさん買っておけばよかった...!


■ みそのこ食品の「みそのこ」

画像5

原材料を見て「絶対おいしいやつだー!」と思い購入した「みそのこ食品」さんの「みそのこ」。調べてみると「沖縄県推奨優良県産品認定商品」。

沖縄では古くから伝わる「あぶらみそ」「あんだんすー」(どちらも同じ)を厳選した『白味噌』をベースに、沖縄県産豚の上質な背脂(あんだかしー)をふんだんに使用し、どこか昔懐かしい味に仕上げました。

こちらも昨晩から使っているのですが、間違いない!おいしい!早速つくってみておいしかった「みそのこ」オリジナルレシピを2つ紹介。すごく簡単なので買った際はぜひ試してみてください〜!

①みそのこ豆腐
1. 豆腐1丁をラップをかけず2分くらいレンジでチン。
2. あたたまった豆腐にみそのこを好きなだけ乗せる。
3. 小口切りにした万能ネギを散らし、ごま油とお醤油をすこしたらす。
②みそのこチーズもち
1. お餅を耐熱皿に並べ、その上にみそのこを乗せ、その上にピザ用チーズをかける。
2. ラップをかけて2分くらいレンジでチン。
3. 海苔をかけて、めんつゆ、ごま油、お醤油を少したらす。


■ オキハムの「沖縄風ガパオライス」

画像6

......あの、えっと、「オキハム」の回し者ではありません。偶然手にとって美味しそう!と思って買った商品がオキハムさんのものばかりだっただけなんです...。

鶏肉とナンプラーが大好きなので購入してみました。沖縄県産の羽地鶏を使用しているところにこだわりを感じます。「3人前」というのが珍しくて面白かったです(よく見かけるのは、1人前、2人前、4人前などが多い気がして...!)。


■ いずみ食品の「ワタガラス」

画像7

「うわあ〜〜〜〜〜最高〜〜〜〜〜!!!!」と出会った瞬間思いました。溢れ出るローカル臭。たまらない...!!!WEBサイトで「いずみ食品」を調べても出てこない(おそらく自社WEBサイトがない)。そう、こういうものに出会えるのがローカルスーパーの醍醐味...!!!

かつおの腹腸を塩漬けにしたものとのことで、こちらも昨晩日本酒のおつまみにいただきましたが、クセがすごい...!!!どこかで食べた気がするのですがどこだっけな...。味は塩辛のような感じです。小皿に出したり、お豆腐に乗せて食べたい。


■ 丸昇物産の「いか墨」

画像8

魚売場にあるカゴの中に入っていて、思わず「なにこれ!?」と声が出ました。いか墨が小袋で売ってる...!!!札幌では出会ったことがなかったので驚きましたが、調べてみると「いか墨汁」という郷土料理が沖縄にはあるのですね。イカ墨のパスタが大好きなので買ってしまいました。楽しみです!


■ じーまーみ黒糖&焙煎ピーナッツ糖

画像9

あまり地元では見かけたことがないのですが、よく実家で父が作ってくれていて懐かしいな〜と思い購入(父は島根県出身)。他にもいくつか種類がありました!味はきっと想像通りだと思いますが、地元の方が食べていそうなお菓子に出会えるのもローカルスーパーのいいところ。


■ 西表糖業株式会社の「沖縄産黒糖」、宮古製糖株式会社多良間工場の「多良間島産黒糖」

画像10

画像11

こちらの2つは黒糖売り場でもっとも異彩を放っていた商品。他にもいくつか種類があったのですが、黒糖がぎっしり入っていて少し重さがあったので、泣く泣く2つに絞りました。パッケージがとっても可愛くておしゃれ!

購入した時はてっきり同じ会社がシリーズ違いで出しているのだと思っていました。なんと、つくっている会社が違う...!少し調べてみましたが、共通のパッケージの謎はわかりませんでした。どなたかご存知の方いらっしゃったらぜひ教えてください。


■【番外編】 磯じまんの「山海ぶし」

画像12

こちらは番外編というか裏技です。実は、沖縄のものではありません。じゃあなぜ買ったのかというと、ローカルスーパーには「近郊の良いもの」を取り入れて置いていあることがあります。

そのため、北海道のスーパーではなかなか出会えないようなものに出会える確率が高いのです!(例えば、高知の鰹節が置いてあったり)

もともと梅が好きなこともあって気になった「磯じまん」の「山海ぶし」。

昭和47年発売の磯じまんオリジナルの梅和え物です。原料の梅は和歌山県南部で採れた梅干を裏ごしした物を使用し、かつお削り節、紫蘇をブレンドしました。かくし味にりんごを使用し、マイルドに仕上げました。

こんな楽しみ方もできるので、ぜひスーパーに行った際は沖縄県のものだけではなく「地元ではなかなか見かけないな」という商品も手にとってみてください。新しい発見もあって楽しいですよ。


自分用に買ったものもたくさんあるので、旅行に行った後の食卓も一層楽しみです。それでは、よい旅&お土産ライフを〜!

いいなと思ったら応援しよう!

江川 南/RESUPPORT@フリーランスデザイナー
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 スキを押していただいたり、Twitterで感想をいただけると、とってもうれしいです。

この記事が参加している募集