トリンテリックスを始めた記録

こんにちは。
この記事に辿り着いたということはおそらくあなたもトリンテリックスに対する不安があるのでしょう…

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まず、大前提として症状の重さや
薬の効き目は違うということ

これはあくまで私自身の記録であり
必ず同じ結果になるとは考えられないこと

はありますが、それでも1つのデータとして
みたいと言う方だけお付き合い頂ければ幸いです。

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この薬は新薬だからか、あまり有益な情報はなく、あるのは「副作用弱いとか言われてるけど毎日吐いてる!」「1ヶ月経っても副作用がおさまらない!」「効いてない気がする」といったネガティブな情報ばかりだ。

私は過去にもSSRI系の薬を試しているが副作用辛過ぎて断念。しかも断薬までいくのも離脱症状は辛く、飲んでも飲まなくても「○してくれ…」という感情しかなかった。

トリンテリックスはそれらが全体的にマイルドに改良された新薬である。ジェネリックもないくらいの新人だ。

私はこの新薬に期待を込めてこの記録をはじめた。

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私のように鬱に悩み、パニック障害や広場恐怖症で外出もまともにできない人の希望だと思ってる。

なにも心配せず、ただ周りと同じように「楽しい!」だけを感じたい。

電車に乗るたび「体調悪くなったらどうしよう〜、次の駅まであと何分?!緊急停止とかして閉じ込められたらどうしよう〜、あぁ心なしか気持ち悪くなってきた…どうしよう!!」なんて思いたくないし、

せっかくお祭りや花見やイルミネーションを見に行っても頭の片隅にずっと「ああ、人が多い…こわい…体調悪くなって迷惑かけたくないなあ…あぁ心なしか気持ち悪くなってきた…どうしよう!!」なんて思いもしたくない。

こういう不安を抱えながら生きてる人はすごく多い。でも周りに迷惑かけたくなくて極限まで我慢をしたり隠してしまったり、自分を責めてしまう。これを見てる人にもそういう人がいるかもしれない。

そんな辛さから救ってくれる可能性を秘めたトリンテリックス、私はこの薬を忖度なくレビューしたい。誰かの治療の背中を押したい。

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まず、私のデータとしては
・ADHD
・気分変調症(と鬱を往来)
・冬季鬱
・パニック障害
・広場恐怖症
・パーソナリティ障害C群
・解離性同一性障害
が主な病状である。

数々の薬を飲み今現在はエチゾラム単体で自分を騙しながら、主治医の先生と夫の協力の元暴露療法をしている。

が、主治医の先生に「発作が出た時にしかエチゾラムは効かないので、薬を増やしたくないのはわかるけど予防薬も試してみませんか?」と提案され、その提案を飲んだ。

エチゾラムだけでは難しいというのは私も薄々理解していた。ただ、薬の副作用で仕事がままならなくなったり、奇行に走ったり、希死念慮が強まった経験が多過ぎて、沢山の薬を飲むのが怖かった。

でも、少しでも苦痛なく人間らしい暮らしをおくりたいという一心で新薬に挑んでみる。私だって外出を楽しみたい…

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ここからは服薬メモです。

【11月17日11時に5mgを服用】
ドンペリドンを飲みご飯を食べた後
トリンテリックスとモサプリドとエチゾラム
を服用

肝心の副作用はめちゃめちゃ眠いかも…
ちょっとふらつくなあ…というくらい
(追記:あと、頭が痛かった!)

ドンペリドンとモサプリドのおかげか
5mgスタートのおかげか
私は吐くほどの吐き気は全くなかった。

ちなみに私は吐くことに対する恐怖があり
もう23年吐いたことがない。
だからこそのドンペリドンとモサプリドである。

おそらく吐き気を感じる人は
適切な胃薬をだされてなかったり
トリンテリックスの10mgや20mg
スタートなんではなかろうか?

海外では5mgがあるのだが、日本にはまだない。
ただ、私は半錠スタートにしてもらってるので
実質5mgスタートだった。
これがすごくよかったのかもしれない。
ありがとう主治医の先生…

綺麗に割って包装してくれた
薬剤師さんにも感謝…

【11月18日2日目の服用】
この記事を書き終わった頃には
薬を飲んでいると思う。多分11時くらい。

この薬は効果時間がすごく長い。
数日かけて半減していく。
そして血中濃度が安定してきた時
初めて効力をみせるらしい。
それが大体2週間とされている。

私はこの血中濃度が安定するよう
なるべく毎日同じ時間に飲むことを心がける。

また1週間後あたりに
副作用や途中経過を書きたいと思う。

暴露療法についても少しずつ書いていきたい。

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このnoteが誰かの勇気になりますように。

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