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産まれた星が違うから

激動の1週間が終わった。
親戚に沢山会って何と言うか自分の血のルーツに沢山触れた。なるほど、どうりでこんな人間が存在するわけだ。見たい世界があったし見せたい世界があったし、望む世界を見る為にしばらくまだ強くあらねばならないのだ。
大尊師であるMotoo Fujiwaraは自身の視力の悪さに対して、見え過ぎない方が良いという旨の発言をしています。
の癖に見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだのだ。
見なくていいものも知らなくていい事もあるのは23歳も大台に乗って(?)大いに理解している。
けれどそれは多分、見て欲しくない側、知って欲しくない側がこじ付けた言い訳でしかなくて、そんな物があるなんて本当は私は知りたくなかった。
ツイッターとかこのブログとかでも繰り返し言っておりますが、愛し愛され、憎み憎まれ、日々茨の道を自ら率先して進んでいる為、毎年毎年冬場になると情緒や環境が壊れてゆく節がある。
勿論他者のせいばかりではなくて、自分の手でまるでちゃぶ台をひっくり返すようにクラッシュするパターンや、大事に大事にしていたお守りが実は感知式爆弾だったなんてパターンもあるからもうこちらとしては防ぎようがないのだ。
誰かが好きな人も、誰かを好きな人も、私だって好きになりたかったけど、なれなかった。
もっと若い時(今も若いけど)は本当にこういう自分を受け入れられずに人を憎んでばかりいたと思う。
最近知ったのですが、自分と違う星の元に産まれた昔の好きな人とお付き合いをしている時、自分の星の色に染めようとし過ぎてしまったが為に、彼が同じ星の人たちと飲んでる際「お前いつか刺されるぞ」とからかわれていたそうです。よくわかってんな!だがしかしどちらかと言うとそう言って話のネタにしているお前らの事を当時私は刺したかったよ。今思えば確実に癌は彼だった。
今振り返ってみても彼と同じ星に産まれた人たちは私にとって宇宙人だったし、そんな人を一生懸命追いかけようとしていた私も立派な大メンヘラ宇宙人だったと思う。
そう思うと、うる星やつらのラムちゃんは本当に立派だ。

知らない、という事はとても悲しい事だと思う。理解が出来ない事と、知らずにいる事はイコールじゃないと思う。
あんなに嫌いだった子も、もしかしたら、ちょっと不器用だけど15人の兄弟の1番上の子供として弟妹の世話をしながら薪を担ぎ勉強をし家事をする健気で家族思いな良い子だったのかもしれない。知っていたら脳みそ空っぽクソアマどアホなんて思わずに済んだかもしれない。
出来れば明るい未来だけを信じて思い込んで生きていたい。
こういう星の元に産まれてしまったのだから。