他タイプに擬態してみて得たもの
勝手に擬態することを選んで勝手にその結末に思い悩んでいるミナキの吐露です。
機能の切り替わり地点なのか、
最近は、FiとTiの「主張」に挟まれている。
どのマインドでいることがベストなのか迷いに迷って、どっちつかずな使い方をしているミナキの心中です。ご参考までに。笑
擬態してみて気づいたこと2つ。
1つめ
擬態しても本来の自分(INFP/HSP)を己から切り離すことは出来なかった。
擬態すれば上書き保存されるみたいに、己の中のINFPという存在を消せると思って奮闘してみたんだけど。
塗り替えることは出来なかった。
INFPの特徴に蓋をして抑制するだけで、感じるものも刺激も、いつも通りくらっていた。
INTPになれば、自分の調子を整える機能が劣等になるから、刺激や些細な変化に対して鈍感にはなるんだけど、意識下で認識出来なくなっただけで、現実は変わっていなかった。
抑制し続けて抑えきれなくなると、ちゃんと体調や心の不調という形になって顔を出してくる。
相も変わらず人より短いスパンで。
刺激に反応する敏感さは切っても切れないものなんだなと気づかされた。
2つめ
擬態することによって、
本来の自分vs擬態している自分
の主張試合が定期的に行われる。
ミナキで例えると、
INFPの主張:妄想、感情論
対
INTPの主張:現実を見据えた論理的思考
もっと具体的に記すと、
INFP側
現実で過ごすのつらい…!疲れた…!!
効率も指示も苦手過ぎる!どうしたらいいか分かんない!不適合やだ!
今すぐ公園でのんびりしたい!
INTP側
そんなこと言ったって仕方ないでしょ。
適性がないんだったら、どうにかするしかないんだよ。泣いてたってどうにもならないんだから静かにしてて。
この正反対の意見を、同じタイミングでミナキの心の中で言い合っていた。不思議な感覚だった。
どっちの主張もミナキにとっては正しいものだからこそ、どれをどう判断すればいいのか分からなくなった。
どっちでいるのが己にとって良いことなのか分からなくなって、この先どうなっていくんだろうという虚無空間に苛まれることになった。
INTPとINFP、どっちのミナキでいることにも素敵な要素がある。
INTPでいれば、意識下では些細なことが気にならなくなるから、敏感な時より余白がうまれて取り組めることが多くなるし、現実をみているからそれだけで少し適性ができて生きやすくなる。
だけど、己の心体の変化に鈍感になるからその分健康管理に疎くなる。
INFPなら、
INTPの健康管理に関するデメリットを避けることができる。
その代償が、社不という現実と不安や考えすぎるネガティブ思考によるメンタルの崩壊。
どっちにもメリットがありデメリットがある。
ミナキの中ではどっちのデメリットも受け入れ難いし、メリットはどっちも手にしたい、と思った。
だけど、なんとなく、本来の自分(INFP)でいるのがいいんじゃないかなと、結局はそう思う。
何者かになったって、デメリットや悩み事が付き物ならば、本来の姿の方が思い切り自分を堪能できるのではないか、とミナキは思い始めている。
せっかく生まれ持ったものを尊重して大切にして過ごす。
その人にしか触れられない世界
その人だから見ることが出来る景色
ってものをとことん謳歌したいという思いがミナキの根本にあるから。
おしまいに
いかにもINFPらしい思想をしているなあと、冷静に事の様子を観察しているINTPがミナキの中に存在しているのは確かだし、ある程度まで育て上げてしまったこのT機能は、おそらくこの先消すことはもう出来ないんじゃないかという気もしている。
まあ、消す必要もないんだけど。
必要な時に適した機能を使いこなせれば結局はモーマンタイなわけだから。
そうなる様に鍛えていけばいい。
だけど、やっぱりこうやってステキな理想を頭の中に繰り広げているのがミナキにとってはしあわせな時間だなあと感じる。
それに、
INFPって素敵なんだよ
いいところだっていっぱいあるんだよ
それを何者かに擬態して、消してしまうなんてもったいない、という思いが心の片隅半分くらいに存在している。
どうすればいいのか。
ミナキにとっての正解がでるのは当分先で、
そもそも正解がない事柄なのかもしれないけど。
シーソーでもするように、ギッタンバッタンしながら悩んでいこうと思う。
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