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西田の論壇:新著「生成AIの革新」はどのように生まれたのか

知財、IT産業、ネット、放送にまつわる問題や社会現象を分析、考察します。


9月11日に新著を発売する。

タイトルなどの情報は以下の通りだ。

タイトル:生成AIの革新 「新しい知」といかに向き合うか

出版元:NHK出版

形態:新書(電子書籍あり、紙版と同価格で同日に各種電子書籍ストアより発売

https://www.amazon.co.jp/dp/414088705

価格:本体930円+税(税込1023円)

発売日:9月11日(発売日数日前の週末より順次書店に搬入開始)

・新著の見本刷。このような帯付きで書店では売られることになる。

タイトルでお分かりのように生成AIに関する本だ。書店には同じようなタイトルの本がたくさんあり、「どう違うのか」知りたい人もいるだろう。

正直なところ、類書はごく一部を除き読んでない。他の本に影響されたくないからだ。だから「どう違うのか」を私からコメントすることはできない。

しかし、自分がどんなことを考えながら書いたのかは説明できる。

そこで今回は、どんな経緯でこの本が生まれることになり、なにを考えながら、どんな狙いで書いたのかを解説したい。これをお読みになった上で、できれば購入をご検討いただきたいが、仮にそうでなかったとしても、「今の生成AIにまつわる課題や考え方」は見えてくるのではないかと思っている。

■自分らしく「取材して書いた本」を目指して

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