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西田の論壇:自腹で買った「Galaxy Z Fold 3 5G」で色々考えた

知財、IT産業、ネット、放送にまつわる問題や社会現象を分析、考察していきます。


サムスンの二つ折りスマートフォン「Galaxy Z Fold 3 5G」(以下Fold 3)を購入して1ヶ月が経過した。特別な形をしているスマホだけに、使い方や価値について、日常的に色々と思うことはある。

・Galaxy Z Fold 3 5G。買ったのはドコモ版だ。

今回は、「大きな画面の二つ折りスマホの価値」を、あらためてじっくりと考察してみたい。

■重いが「ちょっとその辺に」持ち出せる快適さ


Fold 3を語る上で重要な点は2つ。防水の二つ折りであること、そして、実用的なペンが使えることだ。

二つ折りである、ということは、大きな画面をより小さく持ち歩けるという意味を持っている。「Galaxy Z Flip 3」や「Motorola Razr 5G」のような製品は、縦に長いスマホをコンパクトにするためのデザインである。一方で、Fold 3のようなデザインは、タブレットに近いサイズを持ち歩くためのもの、といっていいだろう。

あらためて思ったが、両者は似て非なるものだ。

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