西田の論壇:「録音からテキスト起こし」「ケバ取りが楽なテキスト起こし」を考える
知財、IT産業、ネット、放送にまつわる問題や社会現象を分析、考察していきます。
音声認識での「文字書き起こし」は、ライターの働き方を劇的に変えつつある。まだ完璧には程遠いが、それでも、原稿を書くための準備の時間や、チェックをするための時間を大幅に短くしてくれる。
というわけで、筆者(西田)はもうずいぶん前から「音声認識」にこだわり、テストを繰り返してきた。本メルマガ読者のみなさんなら「またその話?」と思われるくらいかもしれない。
そんな現状に、昨年末大きな波がやってきた。
日本語での書き起こし機能を備えた「Pixel 6」の登場だ。簡単で精度も高く、同業者も含め、多くの人が使うようになってきた。
ただ、Pixel 6でもう決まりか、というとそうでもない。
制約もあるし、苦手な部分もあるからだ。
ここから先は
3,359字
/
6画像
この記事のみ
¥
100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?