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「4B三上」でいいアイデアをキャッチしよう

「4B三上」をGoogleで調べても出てきません。4B三上とは、アイデアをキャッチすることができる場所のことです。

スウェーデンのフレドリック・ヘレーンさんの著書『スウェーデン式アイデア・ブック』には、「創造性」を引き出すためのアイデアが30項目にまとめられています。その22番目に「創造性の4B 頭が冴える場所」があります。4つのBは、Bars(バー)、Bathrooms(バスルーム)、Buses(バス)、Beds(ベッド)です。バーでは、一人でリラックスしている雰囲気です。バスルームはお風呂です。こちらも一人でリラックスできる場所です。乗り物のバスは、周りに人はいますが、わりと一人で集中している状況があると思います。ベットは、寝るときです。いいアイデアは、4つのB、つまり一人でリラックスしているときにやって来るようです。

これは西洋のお話で、ならば東洋もと調べてみると、今から1000年前に良い考えの生まれやすい状況「三上」というフレーズがありました。三上とは、馬上、枕上、厠上。馬上は馬の上に乗っているときですから、今でしたら乗り物のバスに乗っているときと同じということにします。枕上は寝るところでベットです。厠上はトイレですが、西洋はトイレとお風呂が同じ部屋の中にありますから同じということにしましょう。なんと、いいアイデアがう浮かびやすい場所の西洋の「4B」と東洋の「三上」は同じです。いいアイデアが思いつく場所は人間誰しも、昔の人も今の人も同じではないでしょうか。

そこで言えることは、トイレに入ってまでスマホはやらない方がいいと思います。寝る前もスマホは触らない方がいいでしょう。移動中のバスや電車でスマホを見ているのはもったいないです。いつ、いいアイデアがやってくるのか分かりません。スマホでキャッチできるのは他人のことばかりです。スマホを使った状態では、いいアイデアをキャッチすることができません。いいアイデアが思いつくのは、一人でリラックスしているときだとわかっています。

アイデアがいつ来るかわからないので、メモ帳を持ち歩いている人も多いでしょう。寝ようとベットに入った瞬間にいいアイデアが思いついたことがある人は、メモ帳を枕元に置いているでしょう。それは、夢の中でもあるみたいです。他にも、人それぞれにいいアイデアが思い浮かぶ場所や状況があります。それに気づいている人は、いいアイデアをキャッチしたいときは、その状況に自分を置いています。

例えば、歩いているとき。音楽家の宇多田ヒカルさんは散歩が得意だと言っていました。宇多田さんにとっておそらく散歩は、あの素晴らしい音楽作りに必要なことではないかと想像します。AmazonのCEOのジェフ・ベゾス氏やマイクロソフトのビル・ゲイツ氏は皿洗いが好きという話を聞いたことがあります。こちらも一人で一つのことに集中できる状況です。

いいアイデアを思いつきたいとときに、スマホは役に立たないでしょう。スマホは他人のこと知るばかりで、いいアイデアは自分の中から出てくるものだからです。いいアイデアを思いつきたいならば、スマホを置いて、一人の時間を作ることです。それが4B三上です。※いいアイデアが思いついたら手帳(M9notes)に書くのがおすすめです(^^)

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