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時間の感覚は変化のバロメーター

「時間が早く感じるのは刺激の量が少ないから。刺激や変化の多い充実した日々が送れていると時間を長く感じる。」

子供の頃は1日が長かったけど、大人になると1日があっという間。
そんな話を聞いたことがあるし、自分の体感としても、そういう風に感じています。一方で、大人になってからも「今週は1週間が長いな...」と感じる時もあるので、これって何なんだろう?と思っていました。

定期的にコーチングをお願いしているコーチのお誘いで、3ヶ月で自己変革を目指そう!というワークショップに参加させていただいているのですが、その中で意図せず答えを見つけることができました。

そのワークショップでは、定期的に各人の進捗を確認するピットインというオンラインミーティングがあるのですが、参加者の方々が3ヶ月の活動報告をしている時に「3ヶ月長かったですが、いろいろやれて充実した時間でした!」とコメントされているのに、コーチがこんな風にフィードバックしてくれました。

そうそう、充実してると時間って長く感じるんですよ。
これは「充実時程錯覚」というもので、刺激が多いほど時間は長く感じる。だから、それだけ濃密で素敵な時間だったってことだと思います。

充実時程錯覚?
調べてみると、心理学で研究されている「刺激の量が時間感覚に影響する」という理論でした。

子供の頃は初めての体験が多い、つまり刺激が多いので時間を長く感じる。一方で、大人は過去に経験したことが多かったり、毎日のルーティンになっていることが多かったりするので、時間を短く感じるということでした。

なるほど...
確かに、新しいことが目白押しの日とか、出張でいつもと違う場所で働く日って、いつもより時間が長く感じている気がします。「今週はあっという間だった」って感じる時は、変化が少ないということなのかもしれません。

まさに、時間の感覚は充実度や変化のバロメーター。
あまり時間の感覚に意識を向けたことは無かったのですが、自分がしっかり刺激を受け、変化のある日々を送れているのかを確かめるためにも、明日から目を向けてみようと思う今日この頃です。

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