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頭が良さそうに見える技術

「話していて頭が良さそうに見える人は、頭の回転が早いのではなく、知識や経験をすぐに引き出せるように頭の中をも整理している。」

僕はアドリブとか咄嗟の対応というのがあまり得意ではありません。
プレゼンで準備したことを話すのはOKなんですが、突然の質問に答えるとかだとアタフタしてしまうので、想定される質問を事前に準備したりします。
話すよりも書く方が楽。だって考えながら書き直したり、整理したりできるから。

その場でポンポンとリズムよく適切な内容のトークができる人に憧れがあるものの、そういうのって地頭がいい、東大に行くような人(僕の周りは東大卒が多い)だからできるんだよな...と思っていました。

経営者として「話す力」を鍛える必要があるので、どうしたものか…
そんな話を、定期的にコーチングをお願いしているコーチに相談すると、こんなことを言われました。

話していて頭が良さそうに見えるのは、頭の回転が早いのではないよ。
台本(知識や経験)をモジュール化してるだけ。

モジュール化?
インプットがあった時、それに対応する内容をすぐに取り出せるよう、思考の整理整頓をしていれば、誰にでもできるようになるとのこと。

コーチングの講師育成でも、まずは「コーチングとは?」のような問いに対して、台本を作るところからスタート。まずは、それをどんどんストックしていく。そして今度は、質問に対して適切な内容をストックの中から即座に取り出せるように、台本をモジュール化し、トレーニングをしていくそう。
型のようなもの、ビジネスでいうフレームワーク(3Cとか)といったイメージなんだと思います。

なるほど...技術ってことか。
今記事を書いているのは、モジュール化の元になる台本を作っていることになるので、モジュール化の第一歩は踏み出していると言っていただきました。

人生の中で、僕が1度も言われたことがない「頭がいい」という憧れの言葉。今年は、それを誰かに言ってもらえる予感が溢れて止まらない今日この頃です。

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