金曜日は日記を 20241026-1101
活動的なひきこもりの、1週間の日記です。
20241026(Sat)
すこし遠出して好きなスタバへ。最寄りのスタバはすぐに行ける生活圏内にあるものの、どうしても好きな店舗があって、休日たまに行くとかなり幸福度があがる。チェーン店ってどこでも同じメニューだから安心するけど、メニュー以外のところで違いを感じるとその店舗を好きになる。通いはじめた頃にぎこちなくてどこからどう見ても新人さんだった人が、最近は完全に慣れて後輩の指導なんかもしながらテキパキ働いていて時の流れを感じる。でもドリンクを提供してくれるときの、その場がぱっと華やぐ笑顔は、はじめのころから変わっていなくていつも安心する。お店って人が作ってるんだなあ。
20241027(Sun)
映画『正欲』を観た。原作を読み終えたときも思ったけれど、内容に関しての感想を語ることができない。語るのがこわい。この感想を語ろうとしないなんて、わたしはなんてちっぽけなんだろう。
20241028(Mon)
すべてが終わって日付が変わる頃、最近なぜだか息が上がっている。今日はとくに詰め込みすぎていた。お昼の休憩としてnoteを書くことでリラックス(デトックス的な)していたはずなのに、今日はなんだか現実から逃げるような気持ちでnoteを開いて書いていた。こんなのよくないよくない! 在宅ワークをしていると、ずっと家にいるのにずっと休まっていないような気持ちになってしまう。余裕を持たないと人は息絶える。切り替えていこう!
20241029(Tue)
家から一歩も出なかったにも関わらず、左腕のGooglefitは歩数1万歩をカウントしていた。広い家じゃないのになんだかんだ動き回り、身振り手振りが激しめのリモート会議をし、映画を観ながら歩き、踊りながら夕食を作ったからだろう。なんて活動的なひきこもり。
20241030(Wed)
水曜ドラマの『全領域異常解決室』がおもしろい。ぞわっとおっかないのにおもしろい。怪奇現象とか超常現象とか全然くわしくなくて得意な分野じゃないものの、ドラマ内で広瀬アリスさんが分からない側として存在し、分からないわたしをリードしてくれるのでありがたい。その都度、藤原竜也さん演じる主人公が、立ち止まって分かるように説明してくれるので、超常現象新規のわたしも置いていかれなくてありがたい。叫ばないタイプの役の藤原竜也さんがなんだか新鮮で、いまさら魅力を感じはじめている。
20241031(Thu)
最近やってきたちいさな仲間についてnoteを書いた。はげしく依存をしてしまっていて、完全にふたつでひとつになっている。自分がこんなにもメンヘラとしてのポテンシャルが高かったことにおどろいている。気持ちが持って行かれすぎないようにnoteに書くのは避けようと思っていたものの、書くことですこし客観的にこの狂った気持ちを眺めることができた。イカれた内容+お部屋内の写真など、とても公開垂れ流しにはできないので有料設定とさせていただいております。すいません。この日記もだけど、自分だけの日記帳だとまったく書けない、続けられないのに、どうしてかnoteの投稿画面を開くとするする言葉があふれてくる。自分のこじらせた気持ちを吐き出せて、本当にすっきりする。これがnoteセラピーなのだ。
20241101(Fri)
雨が降っていて、じんわり頭と体がだるいので、早朝からガリレオシリーズを観た。今日は2022年の映画『沈黙のパレード』を鑑賞。複雑に絡み合う事件ってわけではないのに、すっきり解決することはなくて歯がゆい物語だった。複雑に絡み合うのは人間の情とか愛とか保身とか、解決できないどうにもならない悲しさだった。『沈黙のパレード』というタイトルが鑑賞後には悲しい響き方をする。ガリレオシリーズは昔から好きで、湯川先生が天才的なひらめきの動きで数式を書くシーンを観るとスカッとする。だから低気圧の日にぴったりだと思って観たけれど、映画版って、とくに『沈黙のパレード』って、こんなに重く苦しかったんだ……てか湯川先生、あのひらめきのシーンをしなくなっているのね。時の流れを感じます……