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. 聞き分けのいい恋を 放り投げて ひとりきり 泣いてみる 冷たい嘘と 優しいさよならを あなたに 大丈夫 傷ついてなんてない、から

. もう 後悔はしたくないから チクリとさす痛みも 誰かのためだけの笑顔も それでも、いい まだ風は冷たいけれど 震える指先で あなたに会いたい、と

今日は水曜日かぁ、とぼんやり今日を眺めている。明日は木曜日だなと思ったところで、明日これといって予定がある訳でもない。いつもと同じような一日をたぶん重ねていくだけ。可もなく不可もなく。だけど、たぶん、それでいいんだろう。天気予報を少し気にして、今日の一日に蓋をした。

. 悲しいかもしれない でも 悲しくないかもしれない 二人の始まりも終わりも 二人だけのもので いつか、また なんて 曖昧な約束だけれど それも 全部 全部 二人にしかわからないことで 二人だからわかることで

. 使い古された ラブ・ソングは もう くたびれていて 言えずに終わった恋が 後悔に変わっていく それでも 今日も今日が過ぎて 忘れてしまった泣き方を 思い出そうとしている 夜は深いまま、で

. どうした、なんて 聞かないでいて あなたの横顔に 見惚れていたなんて 言えはしないから だから そのまま 明日を見ていてよ

  • 詩集「声を聞かせて」

    145 本
  • 詩集/透明な手紙

    13 本
  • 散文、あるいは小説のような

    9 本
  • 写真詩集

    57 本
  • 本棚

    38 本
  • 宝物のノート。

    10 本