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【セルフケア】Awarefyで、心をととのえる。
こんにちは。mmです。
あっという間に2023年がスタートしました。時が経つのは早い・・・
今回は、去年の秋からお世話になっている、
Awarefyというアプリについて紹介します。
Awarefyとは
Awarefyは、日々起こる出来事と、それに伴う感情を記録することで、
自分の考えを振り返って分析することができる、セルフケアアプリです。
現在マインドフルネスをはじめ、メンタルに関するトレーニング方法は
数多くありますが、このアプリは「認知行動療法」をベースに設計されています。この療法は、セルフケアはもちろん、こころの風邪の治療法としても使用されています。
認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
これまで私は、主に日記に書き出すことで、心の整理をしていました。
しかし、手書きで都度の粒度で書くため煩雑になり、なんとなく書きっぱなしで終わることが多かったです。
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Awarefyには、
・物事や感情をシンプルに捉え、記入・編集しやすい。
・出来事によって想起された感情を数値化して、それぞれ記録。
・3つの質問で、内容をシンプルに記録。
・スマホでいつでも記入。後から変更可能。
・見直しがしやすい
・それぞれの記録にタグが付けられ、振り返りに使える。
・起こった感情と、それに対する対処法をまとめておける。
・全体で捉えやすい
・週次のレポートを自動作成。自分の感情の波がわかる。
このような利点があり、心の整理の場として使用しています。
また、2022年のGoogle Play ベスト オブ 2022 「隠れた名作部門」にて、
大賞を受賞されたそうです。おめでとうございます!
機能性はもちろんのこと、感情という複雑な内容を分解して記入でき、
振り返りもしやすいUIデザインが、とても勉強になります。
私が主にしていること
ここからは、私の活用法について紹介していきます。
自分の感情を分解して、掘り下げてみる。
私が使っている機能は、「コラム(感情メモ)」。
特に怒り、悲しみなどは、不安や嫌悪など複数の要素が合体したものです。
言語化できないような内容に、少しずつ名前と数値をつけて分解してみると、以下のようなことがわかりました。
・もやっとしたとき、そこにはいくつかの不安要素があって、それは自分の邪推も含んでいた。
・嫌悪する内容は、自分の価値観を見直すきっかけになる。
・嬉しいなと思う時、楽しい!よりも、穏やかとかホッとする という気持ちが強い。
・このことについて、前記録した気がする(パターンが見える)
記録を続けているうち、パターンや傾向が見えてきて、今は「あ、あのパターン来たかもしれない」「これはいつもやる私の考えパターンかもしれない」と、少しずつ予測と準備ができるようになりました。今は出来事を記録するよりも、捉え直しやパターンの内容を中心にメモしています。
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ざっくり記録&細かい調整がしやすいUIが勉強になります。
ストレス緩和・解消レシピを増やす
ストレス解消の方法はさまざまなものがありますが、毎回1つの方法を使っていると、時に効果を発揮しなくなります。Awarefyではケースごとに実施したストレス解消方法と効き目を「セルフケア・レパートリー」として記録しておくことができます。
※この考えを「コーピング」と呼ぶそうです。
ちなみに私のレシピにはこんなものがあります。
・アプリに感情を書き出し、整理する。
・近所のスーパーに、お菓子を買いに出発!
・ALFEE Kitchenを見る。
・深呼吸する。
・好きな音楽を爆音で流す。
1つの方法が効かないなら、別の方法を試そう!と気が変わるので、
楽になっています。ALFEE KITCHENはオアシスです。
マインドフルネスや快眠方法と合わせて使う。
他にも、マインドフルネス用の音楽や、心に対するコラム、睡眠リズムの記録など、必要なものがまとまっています。複数のアプリを並行しなくて済むので、とても助かっています。
まとめ
・困ったときはあの方法がある。それがダメならこの方法だってある。と実感できた時が、とても嬉しかったです。
・人と何か話すとき、相手の気持ちを自分がどう捉え、処理しているのかも見直していきたいと思います。
ぜひ皆さんも、使ってみてくださいね。
参考書籍
・心の容量が増える「メンタルの取扱説明書」
(エマ・ヘップバーン著 木村千里訳)
・「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション
(マーシャル・B・ローゼンバーグ (著), 今井麻希子 (翻訳), 鈴木重子 (翻訳), 安納献 (翻訳))