【台湾東部】羅東夜市でいつもと違う夜食を食べてみた
8月13日 台湾東部の街、宜蘭縣の羅東夜市にやってきました。個人的に独特だなと感じた二つを紹介します。
臭みがかけ合わさると臭くない<當歸羊肉湯>
一つは當歸羊肉湯。「當歸」というのは中国の薬の意味で、羊の肉の漢方スープといったところでしょうか。羊肉は独特の臭みがあるので、苦手な人もいると思いますが、付け合わせの小白菜が臭みを打ち消してくれます。スープを一口飲むと何だか体がポカポカして、健康になるような気さえします。椀の中には柔らかい羊肉がたっぷり。スープの羊肉は、ちょっと辛味のあるソースにつけて、しゃぶしゃぶ感覚で食べることも可能です。味変もできるのが楽しい。
主食には、羊肉の麵,飯などがメニューにありますが、ここのメインには臭豆腐がオススメです。臭豆腐はカラッとよく揚がっていてサクサクします。白菜の漬物とのつけ合わせて、「日本の厚揚げと大根おろし」と同じような感覚で食べられます。
この組み合わせなら、独特の臭味が苦手な人でも試せるかも。
こしのある「つけタピオカ」?! <包心粉圓>
もう一店ちょっと珍しい豆花店がありました。魏姐包心粉圓という店です。
店名の「包心」はタピオカの中に、紅豆(心)🫘が包んである(包)もの。だから一般のタピオカよりやや大きめのサイズ。
そして独特なのは、冷たい豆花とあったかいタピオカが別々の皿で出てくる点です。(つけ麺みたい)
なぜ分けて提供されるかというと、温かいタピオカが、冷たいアイスや豆花と一緒になった瞬間に、QQ感が増すというわけです。QQ感好きにはたまらない食し方かもしれません。個人的には、台南で食べる普通の豆花が好きですが、いつもと変わったものが食べたいというビジターにおすすめしたいです。
温泉に泊まって、夜市を巡るのはコスパいいかも
羅東は礁溪温泉からも近いので、温泉に泊まって、夜市まで足を伸ばしてみるのもいいと思います。
週末に車で台北から宜蘭に行く場には、高速渋滞に十分注意を払う必要があります。渋滞を避けるには、電車かバスが良いです。もし一般車で行く場合には、早朝の出発などを検討します。(帰りも同様で、15時以降、高速を使うには、乗車が三人以上必須の時間帯があったりしますので、計画的に)
いつも屋台で見かけるメニューに、色んな創意工夫が見られて、好奇心が掻き立てられます。
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