エムエム (MM)

旅行業界と半導体業界にいました。 得意ジャンル:旅行業に関すること、ニュース翻訳  ちょっと人より詳しいジャンル:ファウンドリー Noteでは旅と半導体ファウンドリ、テクノロジーに関わる人々の記事を書いてます。

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【台湾Airbnb滞在】新北/三重のAirbnbに1週間泊まってみた。

2023年の8月4日から8月11日まで、台湾の新北市三重にあるAirbnbに泊まりました。三重区は台北市から、淡水河を隔てたところにある市です。 台北市内へのアクセスはどうか。 現在は台北市の家賃が高騰していますので、新北市・三重は通勤圏です。 台北都市交通システム(MRT)三重や菜寮などの駅が利用できますが、299番や652番のバスに乗れば、次に台北駅(新光三越)の前に停車します。そこから、台北市内のMRTで移動するというのも、おすすめです。 Airbnbは貴陽街と

    • TSMC狂想曲:地元住民に工場設立を拒否された理由とは

      ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場が2024年末から量産を開始するという。あと一年足らずだ。当初、日本より早く稼働予定だった、アメリカのアリゾナ工場では、技術者の不足に見舞われたが、それでも2025年からの出荷が見込まれている。そして欧州でも、欧州の車載関連企業や助成金によって、ドレスデン(独)での製造工場の建設が決まっている。 コロナ以降、半導体サプライチェーンが注目を浴びた。各国政府は自国の半導体の産業振興を推し進めている。その熱心な誘致の対象

      • 予約の取れない台積創新館に行ってみた

        2023年8月、台湾新竹の台積創新館に行ってみました。2ヶ月前から予約が埋まるガイドツアーは、クオリティも高く、珍しい展示品などもあり、80分間の滞在時間では足りないくらいでした。 訪問のきっかけ 2ヶ月前から予約が埋まってしまうというくらい人気があるということを聞いていて、台湾に滞在中に予約できたらぜひ行ってみようと思っていました。海外から訪問した同社の社員・元社員も「興味深かった」と話していたそうです。 間違えて、旧新竹の駅に宿をとってしまったので、朝9時からのガイ

        • 【台湾東部】羅東夜市でいつもと違う夜食を食べてみた

          8月13日 台湾東部の街、宜蘭縣の羅東夜市にやってきました。個人的に独特だなと感じた二つを紹介します。 臭みがかけ合わさると臭くない<當歸羊肉湯>一つは當歸羊肉湯。「當歸」というのは中国の薬の意味で、羊の肉の漢方スープといったところでしょうか。羊肉は独特の臭みがあるので、苦手な人もいると思いますが、付け合わせの小白菜が臭みを打ち消してくれます。スープを一口飲むと何だか体がポカポカして、健康になるような気さえします。椀の中には柔らかい羊肉がたっぷり。スープの羊肉は、ちょっと辛

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        • 台湾の半導体は今どうなっている
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        • 氷河期世代の旅行記事
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          ラピダスよ、夢を語れ─2ナノ量産は遠くとも、未来に力を与える

          ファウンドリ・ラピダスの発表 ラピダスは今年3月1日、北海道千歳市に工場建設を進めることを発表した。 同社は昨年11月の設立に際し、2027年に2ナノのロジック量産開始を目指すことを発表している。 この発表当時、多くの専門家やエンジニアたちから疑問の声があがったことは記憶に新しい。 かつて国会で「日本の半導体崩壊の歴史」について講演した元半導体技術者の湯之上隆は、「誰がラピタスに半導体を生産委託するのか」「国産のファウンドリよりもインテルに来てもらう方が現実的だ」などと痛

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          TSMC創業者が警告する、半導体サプライチェーンの危機とアメリカの戦略〜中国の脅威と世界的な競争激化の中、台湾のTSMCが果たす役割とは? (再掲)

          2023年3月16日、台北で行われた天下雑誌主催の講演会で、「The Chip War」の著者ChrisMiller氏とTSMC創業者のモリス・チャン氏による対談が行われた。 次期台湾総裁候補者の一人、民進党の賴清德氏やTSMCの現CEO C C.Wei氏も会場に足を運ぶ。たった一冊のアメリカの研究書物がここまで注目されるその理由は何だろうか。 そこには今後の半導体業界の情勢を占うヒントが盛り込まれている。 アメリカとその他の国の半導体サプライチェーンが二極化する可能性

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          いま40代のわたしが20代のときに出会ったもの (2)

          台湾に来て3ヶ月がたった。最初の1クール(学期)を終えたところで、初級を終えたぞ、と安堵した私は、次の段階に進もうとしていた。ところが、学校から指定された教科書はまたもや初級レベル。他のクラスメートはすべて次のテキストに進んでいるのに。 原因は発音の悪さだ。練習はしてたが、なぜか口の動きが、どうしても中途半端でもぐもぐとした音を発しているようだ。そもそも中国語の発音というのは、声調と呼ばれるものがあり、音の高低によって言葉の意味に明確な違いがある。息の有無(有氣,無氣)によ

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          東京人が体感した、TOKYOは魅力いっぱいだった

          さあ日本橋、いこう 東京に住んでいるからこそ、美味しい和食が食べられる朝食ビュッフェを楽しむことができる。 ある日曜日、いつもとは違う時間に起きて、日本橋駅に朝8時半に降り立った。 ここから神田駅方面に向かって歩いて行くと、洗練されたおしゃれな建物が立ち並ぶ、マンダリンホテルや台湾の誠品書店などを通り過ぎる。そして、三井ガーデンホテルプレミア日本橋に到着し、このホテルの9階の和食レストランで朝食ビュッフェを食べることにした。 ホテルの入り口に入ると、ふわっと木のアロマの

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          奮い立つ台湾の至宝、モリス・チャン氏

          台湾台北市にある、国立故宮博物館でいちばん人気のある『翠玉白菜』には、込められたメッセージがある。白菜は、中国語で“baicai”と発音し、多くの財を表す「百財」と同じ発音であることから財運を上げる意味だという。翠玉は翡翠のことで「忍耐、調和、飛躍」を表す。 半導体大手製造業TSMC創業者のモリス・チャン氏はアジアの大企業創業者というだけではなく、アメリカからの圧力、中国の脅威のなかで必死に台湾を守ろうとする、『翠玉白菜』のような存在だ。そしてわたしたちはいま、モリス氏が活

          奮い立つ台湾の至宝、モリス・チャン氏

          熊本はあらたな米どころ?元半導体メーカー社員が考える、JASM

          「産業のコメ」という呼称がある。幅広い産業の中で、中核の役割を担(にな)い、なくてはならないもののことをさす。日本の高度経済成長を支えた鉄鋼がそれに当たる。そして現代の「産業のコメ」は、半導体だ。しかし2022年の現在、半導体はまだ日本の産業のコメに値する存在だろうか。 このコメの産地はアメリカ、台湾、中国、韓国、欧州など世界各地におよぶ。日本も70年代から80年代には、DRAM(ディーラムと読む。パソコンなどに使われるメモリーの呼称)などの技術開発が進んだ世界トップの産地

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          ”食べる、休む、ゆるむ”のアーユルヴェーダコロナ治療体験@スリランカ

          アーユルヴェーダにとってアーマ(毒素)を排出するというのは大事なプロセスだ。私にとってのアーマはコロナウイルス。後遺症が残って咳が止まらない。喉のところに「何かがいる」という感覚が回復後もずっと続いていた。これをなんとかやっつけなくては、と固く決心した。 ◇◇◇ スリランカ南西海岸の町、ベルワラにあるアーユルヴェーダ専門ホテルに2週間滞在した時のお話。 1日目ドクターの問診を受けてから施術がはじまる。 朝8時から針治療、10時15分からトリートメントという具合に、一人ひ

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          『ザ・クラウン』で描かれたエリザベス女王を思ふ

          犬好きの人には共通の性格があるという。例えば、犬は愛情表現がわかりやすいため、飼い主も同様に感情表現が豊かになるとか、日常的な世話が必要になるので、飼い主は世話好き、とかである。 先日(2022年9月8日)イギリスのエリザベス2世が亡くなったという。その性格について考えてみる。 ◆◆◆ エリザベス女王といえば今年6月に即位70周年のプラチナ・ジュビリーが催され、その功績が讃えられたばかりである。Netflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』では女王の半生や、イギリス王室の人間

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          あこがれのホテルは近くにある。ハワイを超える体験、ハレクラニ沖縄

          旅行好きの友人は、ハワイにまだ行ったことがありません。「いつかは」と思っていたらコロナ禍で海外旅行がお流れになってしまったそう。そんな彼女におすすめしたのが、ハレクラニ沖縄です。 もてなしが良く、気分がアガるホテル ハレクラニといえば、ハワイワイキキビーチ前の名門ホテル。そのハレクラニが3年前に沖縄の恩納村にホテルをオープンしました。 ハレクラニ沖縄には2棟の建物があります。ビーチフロントウィングとサンセットウィングです。ロビーやバーなどは、サンセットウィングの方が静か

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          いま40代のわたしが20代のときに出会ったもの (1)

          人生ではたとえ間違った決断をしても、その後の頑張りで「良かったこと」にしてしまうことができる、と知ったのは30代に入ってからだ。万事塞翁が馬とでもいおうか。でもいちばんいいのは、最初から最後まで「あの決断は自分にとって本当に良かった」と思えることだ。不遇といわれる氷河期世代であったとしても、人生でキラリと輝ける出来事が、20代にひとつ、ふたつくらいあってもいい。わたしにとってのキラリは20代半ばに異国で過ごした一年半だ。 ◇◇◇ 2000年3月の連休に母とふたりで台湾に行

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          6年の歳月を経てスリランカにアユールヴェーダの旅 バーヴェリン・アユールヴェーダリゾート

          ずっと行きたかったスリランカ。この夏には海外渡航できるだろう、と数ヶ月前からベルワラのホテルを予約をしていた。6月に入ると首都近郊のコロンボでデモの映像がニュースで流れる。コロナの影響や治安の悪化を踏まえて、行くべきか、それともやめるべきか。できるだけの情報を集め、8月のスリランカ訪問を実行することにする。 なぜバーヴェリン・アユールヴェーダ・ベルワラを選んだのか。 さかのぼること6年前、はじめてスリランカへアユールヴェーダを受けに行った。スリランカは思いのほか遠く、必要

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          【3500字】島耕作のアジア立志伝』で語られなかった台湾半導体の父、張忠謀(モリス・チャン)

          2013年〜15年に放映された『島耕作のアジア立志伝』シリーズは、漫画「島耕作」シリーズとNHKがコラボした人気番組。アジアで成功したカリスマ経営者の秘密を明らかにするという内容だ。国内外で大きな反響を呼んだといわれている。番組では台湾のTSMC創業者(当時は元会長)モリス・チャンを取り上げたが、本稿では別の角度から彼の内面を掘り下げていきたい。

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